中日の2人の主力選手が打ちまくっている。 前半戦終了時点で、セ・リーグの打撃部門2位は和田一浩、6位は森野将彦だ。森野31歳、和田38歳。齢を重ねるに従って打撃技術を向上させている秘密はどこにあるのか。
今になって中日は「もったいないことをした」と後悔しているのではないか。 金銭トレードとはいっても、実質的には「無償トレードに毛の生えたような金額」(球団関係者)だったという。それが今ではパ・リーグを代表するアベレージ・ヒッター、昨季は首位打者に輝いた。 登録名を本名の土屋鉄平から「鉄平」に変えたのは東北楽天に移籍してからだ。
千葉ロッテの勢いが止まらない。2年連続Bクラスに沈んでいたチームが夏場に入っても首位争いを演じている。 データをみれば、昨季からの違いは一目瞭然だ。チーム打率は2割5分6厘(リーグ最下位)から2割8分7厘(12球団トップ)へ、チーム防御率は4.23(リーグ5位)から3.85(同4位)へと改善されている。
小刻みに纏を上げ下げするような独特のフォームながら、バットコントロールの巧みさは折り紙つきだ。 ベンちゃんこと和田一浩(中日)が5番から4番に昇格して、約1カ月がたつ。 7月1日現在、打率3割4分7厘で阪神のマット・マートンに次いで2位。出塁率4割4分3厘はリーグトップだ。
セ・リーグにおいて広島の盗塁数38は巨人と並んでリーグトップながら順位は5位である。 パ・リーグに目を移すと盗塁数トップは福岡ソフトバンクの59で2位・西武を22も引き離しているが順位は3位である(いずれも数字は5月13日現在)。 こう見ていくと、盗塁は一般的に言われるほど勝利に貢献しないのではないかという疑念が頭をもげてくる。
米独立リーグ、アトランティック・リーグのランカスターでプレーしていた仁志敏久が右太もも痛悪化を理由に現役引退を決意した。
一流選手はデビュー戦に強い。今回はそのメカニズムについて分析してみたい。 エンゼルスの松井秀喜が赤いユニホームに身を包んだ初のゲームでタイムリーヒットとホームランを放った。
イチローがメジャーリーグに行った後、日本における“安打製造機”といえば、彼をおいて他にはいない。 東京ヤクルトの青木宣親である。セ・リーグ最多(当時)のシーズン202安打を記録し、大ブレイクした05年以降の打率と安打数は次のとおりだ。
真面目でなければ成功しない。しかし、真面目過ぎても成功しない。プロ野球は難しい世界である。
流すのではなく、反対方向にしっかりと打ちきる。これができれば本物である。 千葉ロッテの左打者・大松尚逸の今季の成長には目を見張るものがある。
昨年春、日本代表監督として国・地域別対抗戦WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で優勝、秋には巨人軍監督としてV3を達成した。それらが評価され、昨年12月にはIBAF(国際野球連盟)が制定する「世界最優秀監督」に選ばれた。 昨年の野球界は原辰徳に明け、原辰徳に暮れたといっても過言ではあるまい。
06年、3割1分2厘(6位)。07年、3割2分9厘(規定打席未満)。08年、3割2分1厘(3位)。 福岡ソフトバンクのムネリンこと川宗則が首位打者を獲るのは時間の問題だと思っていた。 しかし、昨季、まさかのスランプに陥る。2割5分9厘。いったい何があったのか。
「チームが勝つためならば自分の記録は途切れても構いません。勝つための手段として、僕は(スタメンから)はずれます」 4月18日の横浜との試合前、阪神の金本知憲は真弓明信監督に自らそう切り出した。決然とした口調だったという。 この日、阪神は8対4で勝利し、連敗を2で止めた。
「江夏の21球」については、作家の山際淳司さん(故人)をはじめ、いろいろな書き手があらゆる角度から検証を試みている。 1979年の日本シリーズ第7戦。9回裏、4対3と広島、1点リード。 しかし近鉄も反撃を開始し、無死満塁。広島にとっては絶体絶命の場面である。
昨季、62勝77敗5分と借金を15もつくって5位に終わった千葉ロッテが開幕ダッシュに成功した。 4月15日現在、15勝5敗1分。2位の埼玉西武に3ゲーム差をつけて首位を走っている。
「DHの選手がチーム最高の年俸を取っているのはおかしい。打って走って守ってこそ一人前の選手なんです」 かつて、こう語ったのは西武監督時代の広岡達朗だ。田淵幸一を指した言葉だった。
東北楽天の最大のウィークポイントはブルペンである。これまで、どれだけの勝ちゲームをフイにしたことか。
前インディアンスの大家友和に最近、会ったのは今年2月のことだ。自らが通う立命館大学びわこ・くさつキャンパス(滋賀県草津市)でウエイトトレーニングに励んでいた。
東京ヤクルトスワローズのサウスポー石川雅規が復活した原因はシュートをマスターしたことだった。
「栴檀は双葉より芳し」とは、このことだろう。あるところからイチロー(マリナーズ)が小学6年生の時に書いた作文を入手したので、いささか長くなるが、それを紹介しよう。
巨人にまたもや“育成の星”が誕生しようとしている。 今季、育成ドラフト1位で入団した星野真澄(BCリーグ・信濃)が宮崎キャンプで好評価を得た。
プロ野球選手として大成する条件は何か。 ピッチャーならボールが遅いよりは速い方がいいだろう。コントロールが悪いよりは良い方がいいだろう。
「球数制限のエース」 「岩隈の頭は何とかならんのか」 「投手陣に“岩隈病”が蔓延している」 これだけこき下ろされれば、言った側に悪意はなくても、言われた当人はグサッとくるものだ。
巨人、阪神などで活躍した小林繁氏が去る1月17日、心筋梗塞による心不全のため急死した。まだ57歳だった。
人気者だったボビー・バレンタインの後を継いだわけだから立場的には大変である。 昨秋、千葉ロッテの監督に就任した西村徳文は自他ともに認める「叩き上げの男」である。