第387回 原辰徳の師匠

 昨年春、日本代表監督として国・地域別対抗戦WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で優勝、秋には巨人軍監督としてV3を達成した。それらが評価され、昨年12月にはIBAF(国際野球連盟)が制定する「世界最優秀監督」に選ばれた。  昨年の野球界は原辰徳に明け、原辰徳に暮れたといっても過言ではあるまい。

第386回 「失敗」を糧にしてただ今再び「進化」中 福岡ソフトバンク・川宗則選手

 06年、3割1分2厘(6位)。07年、3割2分9厘(規定打席未満)。08年、3割2分1厘(3位)。  福岡ソフトバンクのムネリンこと川宗則が首位打者を獲るのは時間の問題だと思っていた。  しかし、昨季、まさかのスランプに陥る。2割5分9厘。いったい何があったのか。

第385回 アニキ・金本の価値ある決断

「チームが勝つためならば自分の記録は途切れても構いません。勝つための手段として、僕は(スタメンから)はずれます」  4月18日の横浜との試合前、阪神の金本知憲は真弓明信監督に自らそう切り出した。決然とした口調だったという。  この日、阪神は8対4で勝利し、連敗を2で止めた。

第368回 投手としてのハンデを逆手に取った「遅球王」

 プロ野球のピッチャーにとってボールの遅さは致命的である。  たとえばルーキーがキャンプ地のブルペンに初めて入ったとしよう。両脇で150キロの剛速球をビュンビュン投げている先輩がいる。  翻って自分のストレートは130キロそこそこ。もうそれだけで「オレはこの世界では喰っていくのはムリ」と自信を喪失してしまう。

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