「チームが勝つためならば自分の記録は途切れても構いません。勝つための手段として、僕は(スタメンから)はずれます」 4月18日の横浜との試合前、阪神の金本知憲は真弓明信監督に自らそう切り出した。決然とした口調だったという。 この日、阪神は8対4で勝利し、連敗を2で止めた。
「江夏の21球」については、作家の山際淳司さん(故人)をはじめ、いろいろな書き手があらゆる角度から検証を試みている。 1979年の日本シリーズ第7戦。9回裏、4対3と広島、1点リード。 しかし近鉄も反撃を開始し、無死満塁。広島にとっては絶体絶命の場面である。
昨季、62勝77敗5分と借金を15もつくって5位に終わった千葉ロッテが開幕ダッシュに成功した。 4月15日現在、15勝5敗1分。2位の埼玉西武に3ゲーム差をつけて首位を走っている。
「DHの選手がチーム最高の年俸を取っているのはおかしい。打って走って守ってこそ一人前の選手なんです」 かつて、こう語ったのは西武監督時代の広岡達朗だ。田淵幸一を指した言葉だった。
東北楽天の最大のウィークポイントはブルペンである。これまで、どれだけの勝ちゲームをフイにしたことか。
前インディアンスの大家友和に最近、会ったのは今年2月のことだ。自らが通う立命館大学びわこ・くさつキャンパス(滋賀県草津市)でウエイトトレーニングに励んでいた。
東京ヤクルトスワローズのサウスポー石川雅規が復活した原因はシュートをマスターしたことだった。
「栴檀は双葉より芳し」とは、このことだろう。あるところからイチロー(マリナーズ)が小学6年生の時に書いた作文を入手したので、いささか長くなるが、それを紹介しよう。
巨人にまたもや“育成の星”が誕生しようとしている。 今季、育成ドラフト1位で入団した星野真澄(BCリーグ・信濃)が宮崎キャンプで好評価を得た。
プロ野球選手として大成する条件は何か。 ピッチャーならボールが遅いよりは速い方がいいだろう。コントロールが悪いよりは良い方がいいだろう。
「球数制限のエース」 「岩隈の頭は何とかならんのか」 「投手陣に“岩隈病”が蔓延している」 これだけこき下ろされれば、言った側に悪意はなくても、言われた当人はグサッとくるものだ。
巨人、阪神などで活躍した小林繁氏が去る1月17日、心筋梗塞による心不全のため急死した。まだ57歳だった。
人気者だったボビー・バレンタインの後を継いだわけだから立場的には大変である。 昨秋、千葉ロッテの監督に就任した西村徳文は自他ともに認める「叩き上げの男」である。
プロ野球のカウントコールは今季からストライクよりもボールが先になる。 つまり「ワンストライクツーボール」は「ツーボールワンストライク」となる。
巨人、阪神でエースとして活躍した小林繁氏(北海道日本ハム1軍投手コーチ)が1月17日、心不全で急死した。57歳だった。小林氏といえば“江川事件”について触れないわけにはいかない。
2010年のプロ野球、最大の注目は埼玉西武に入団した球界最年長投手・工藤公康と超高校級左腕・菊池雄星の“競演”である。
地味だけど勝負強い男――。北海道日本ハムの内野手・小谷野栄一の第一印象を一言で言い表せば、こうなる。 敗れはしたものの、昨季の巨人との日本シリーズで小谷野は一躍、全国区となった。
プロ野球のピッチャーにとってボールの遅さは致命的である。 たとえばルーキーがキャンプ地のブルペンに初めて入ったとしよう。両脇で150キロの剛速球をビュンビュン投げている先輩がいる。 翻って自分のストレートは130キロそこそこ。もうそれだけで「オレはこの世界では喰っていくのはムリ」と自信を喪失してしまう。
2年連続最下位、しかも09年は勝率3割5分4厘と“底割れ”状態の横浜がオフは奮闘している。
投手コーチとして千葉ロッテ、ヤクルト、福岡ダイエー(現ソフトバンク)、巨人の4球団を渡り歩き、7度のリーグ優勝、4度の日本一に貢献したのだから「優勝請負人」といっても過言ではあるまい。
横浜から戦力外通告を受けた工藤公康の埼玉西武入りが決まった。16年ぶりの古巣復帰である。 46歳という年齢を考えれば、西武が最後の球団であることは間違いあるまい。
今秋のプロ野球ドラフト会議では83人の選手が指名を受けた。最後に名前を呼ばれたのが、ジャイアンツ育成5位の神田直輝である。 彼が異色なのは国立大学の教育学部出身というだけではない。準硬式の野球部員なのだ。
ピッチングコーチ出身でチームを日本一に導いた監督といえば1990年代以降では98年の横浜・権藤博監督と埼玉西武・渡辺久信監督の2人しかいない。 「野球は8割方、投手力で決まる」と言われながら、ピッチャー出身者が監督として成功した例は少ない。
レイズからパイレーツに移籍した岩村明憲の出身地は愛媛県宇和島市である。宇和島沖に藤原純友が根城にした日振島があり、海賊の島として知られている。岩村がパイレーツに入ったのも何かの縁か。
「20年にひとりの逸材」と言われる高校球界ナンバーワン左腕・菊池雄星(岩手。花巻東)の交渉権を獲得したのは埼玉西武だった。 それにしても西武はドラフトに強い。