第342回 WBCの呪いが解けるまで怪腕雌伏の時 レッドソックス・松坂大輔投手

 右肩の張りを理由に、さる6月21日、今季2度目の故障者リスト(DL)入りした。もう、かつての怪腕は戻ってこないのか。  レッドソックスの松坂大輔が肩の不調もあり、大不振にあえいでいる。7月3日現在、8試合に登板し1勝5敗で防御率8.23。

第340回 「病は気から」そして夢をかなえるのも心 ニューヨーク・メッツ 高橋建投手

 40歳のオールドルーキー高橋建(メッツ)が元気だ。6月15日現在、貴重なサウスポーの中継ぎとして14試合に登板している。  14日のヤンキース戦では0−14と大量リードされた7回1死満塁から登板し、松井秀喜から三振を奪った。

第339回 松坂大輔はエースか?

 野球は数字のスポーツだ。試合を観なくても、いくつかの数字を提示してもらえれば、その選手がどういうタイプか、おおよその見当はつく。  近年、米メジャーリーグにおいて「クオリティ・スタート」(QS)という野球用語が、先発投手の安定度をはかる数字として重要視されている。

第338回 足を生かして新しい「3番打者」像確立へ 広島東洋・赤松真人外野手

 2年前のオフ、FAで阪神に移籍した新井貴浩の人的補償として広島にやってきた時、まさか彼が3番を打つことになろうとは誰も予測しなかったに違いない。  5月24日の埼玉西武戦から、赤松真人が広島の3番に座っている。貧打の広島にとっては窮余の一策だ。  3番に座ってからの赤松の打撃成績は30打数9安打の3割、1本塁打、5打点(6月4日現在)。よくやっている方だ。

第336回 「監督の器」とは何かをその身で語る名将 ドジャース ジョー・トーリ監督

 メジャーリーグ、ナショナル・リーグ西地区で首位を快走するドジャースの指揮官、ジョー・トーリといえばメジャーリーグを代表する名将だ。  ヤンキース時代、4度の「世界一」と6度のリーグ制覇を成し遂げている。  1998年から00年にかけての3連覇は今も記憶に新しい。ポストシーズンゲームでは98年=11勝2敗、99年=11勝1敗、00年=11勝5敗と圧倒的な強さを誇った。

第331回 再生工場もお手上げ……が新天地で開花へ 東京ヤクルト・一場靖弘投手

 ノーコンと聞けば、真っ先に思い浮かぶのが一場靖弘だ。ストライクが入らない。四球で塁上を埋め、ストライクを取りにいったところを狙い打ちされる。4年間、その繰り返しだった。「再生工場」の異名をとる東北楽天・野村克也監督も、こと一場に関してはお手上げだった。

第329回 センバツで魅せた逸材が狙う「日本の星」 花巻東高校・菊池雄星投手

 ゆっくり投げているように見えるが、ボールはバッターの手元でビュッと伸びているようだ。好投手の証拠である。  初戦の鵡川(北海道)戦で152キロをマークした花巻東(岩手)の大型サウスポー菊池雄星の評価がうなぎ上りだ。故障でもしない限り、今秋のドラフトで1位指名を受けるのは、ほぼ間違いあるまい。

第321回 「社会人No.1」の一本足打法は通用するか 中日・野本圭外野手

 中日・落合博満監督は投手にしろ野手にしろ即戦力を好む。昨オフのドラフトでも社会人野球で活躍する野本圭(日本通運)を1位指名した。  落合がプロ入りしたのは26歳の時だ。社会人野球(東芝府中)時代は全日本の4番を打っていた。  レギュラーを掴んだのは3年目。打率3割2分6厘で自身初の首位打者を獲得した。ホームランは33本。打点90。三冠王に輝くのは、その翌年のことだ。

第320回 千葉ロッテ、東北楽天とシーズン前に方針を明確にした球団の“台所事情”

 千葉ロッテマリーンズの“顔”だったボビー・バレンタイン監督が今季限りでチームを去る。  先頃、千葉ロッテの瀬戸山隆三球団社長が明らかにしたもので2010年以降は契約を更新しないという。  ボビーは2005年にチームを31年ぶりの日本一に導き、ファン獲得にも貢献したと自負していただけに、この通告にはショックを受けた様子。

第319回 地味は滋味……殿堂入りの次にある夢再び 元ヤクルト監督・若松勉氏

「(監督として)日本一になった経験もあるし、人間的にも申し分ない」  巨人・原辰徳監督が第2回WBC日本代表監督に就任する前、王貞治コミッショナー特別顧問が代表監督に推薦していたのが、先頃、野球殿堂入りを果たした若松勉だった。若松はヤクルト監督時代の2001年、日本一を達成している。

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