この1月、競技者表彰プレーヤー部門で野球殿堂入りを果たした古田敦也(元東京ヤクルト)は、球界の恩人として野村克也や若松勉とともに、現全日本野球協会副会長の鈴木義信の名前をあげた。
またしても掛け声倒れに終わるのか、それとも今度こそ成果をあげることができるのか。「3時間以内(9回)」を目標に掲げるNPBの熊崎勝彦コミッショナーが、キャンプ視察先の宮崎で試合時間短縮の必要性を熱弁した。 「6時に試合が始まり、9時くらいには終わって家に帰れるのが理想。野球は終盤の7、8、9回がおもしろい。それを見ずして(家路につく)ファンは気の毒。9時までに終われば地上波の放送枠にも収まる。(試合時間短縮を)私は本気で取り組む」
大横綱から「子供が見てもわかる相撲」とまで言われれば、勝負審判も声を上げないわけにはいかない。満座で恥をかかされたようなものだ。ビデオ室に詰めていた錣山親方は、こう反論した。「白鵬の右足甲がつくのが早かったが、稀勢の里も両足が浮いて死に体。何度もスローで確認した。取り直しが妥当」
「私の履歴書」といえば、日本経済新聞の名物連載である。元日からは王貞治・福岡ソフトバンク会長が登場している。 数多くのアンタッチャブル・レコードを保持している王だが、通算四球2390、通算故意四球(敬遠)427という記録は、この先、どれだけプロ野球が続いても、まず抜かれることはあるまい。ちなみに通算四球2位は落合博満の1475、敬遠2位は張本勲の228。王の足元にも及ばない。
6434人の死者を出した阪神・淡路大震災から20年の節目の今年、オリックスが勝負に出た。補強に総額約42億円もの大金を投じたのは、球団の優勝に懸ける意気込みの表れである。 埼玉西武の元主砲で米国で、昨季まで2年間プレーしていた中島裕之、2010年の打点王・小谷野栄一(前北海道日本ハム)を相次いで獲得し、新外国人もトニ・ブランコ(前横浜DeNA)、ブライアン・バリントン(前広島)と実績のあるところを揃えた。
〽虹の地平をあゆみ出て〜。札幌の街に足を踏み入れると、条件反射のようにトワ・エ・モアの「虹と雪のバラード」を口ずさんでしまうのは、もちろん1972年に開催されたアジア初の冬季五輪・札幌大会の影響によるものである。
サンフランシスコを本拠地としたフジアスレチックスは米国における日系人初の野球チームと言われている。このチームは強く、ゲームが終わりに近付くと、すぐ球場から逃げ出せるようにと用具類など荷物をまとめてベンチの隅に置くのを常とした。なぜなら、負けたチームが腹いせとばかりに襲いかかってくることがままあったらからである。日系人への偏見が、その背景にはあった。
放言癖で知られる麻生太郎財務大臣だが、これは珍しく正論である。「オリンピックの種目になるのに税金がかかるのはいかがか」。政府・与党内で検討していたゴルフ場利用税の廃止が、またもや見送られた。
10年も離れて暮らしていれば、空白の時間を埋めるのは容易ではない。元よりこの2人は、人生観も違えば、金銭感覚も異なるのだ。どうすれば元の鞘に収まるのか。 仲違いしたどこかの夫婦のことを言っているのではない。世間を騒がせているbjリーグとNBLのことだ。片や地域密着を理念とするプロリーグ。片や社威発揚、福利厚生を前提とする実業団が主流のリーグ。どこまで行っても水と油の関係だ。
10周年記念式典の席で、独立リーグの四国アイランドリーグplusが新構想を披露した。来年6月から7月にかけて、リーグ選抜チームを結成して北米をテリトリーとする独立リーグ「キャンナムリーグ」と、米国の「アトランティックリーグ」に参戦するというのだ。
転移性肝ガンによる肝不全のため、81歳で他界した俳優・菅原文太がパーソナリティーを務めるラジオ番組に呼ばれたのは4年前のことだ。恥ずかしいことに憧れの大スターを前に何を話したか、さっぱり覚えていない。
広島カープを熱烈に応援する女性ファンを表す「カープ女子」が、その年、話題になった言葉に贈られる「ユーキャン新語・流行語大賞」年間トップ10に選ばれた。 授賞式の挨拶で広島県出身のモデル大井智保子は「カープは“たる募金”から生まれた市民球団。そんなファンの善意が実って選ばれた賞。ただの流行ではなく、これからも続いていく。来年は絶対に優勝したい」と語っていた。
来季から指揮を執る5人の新監督の中に、外野手出身者が2人いる。広島の緒方孝市と東京ヤクルトの真中満だ。4年目を迎える北海道日本ハムの栗山英樹を合わせると、外野手出身者は3人になる。
JBCが、それまで未公認だったWBO、IBFを承認し、加盟したのは昨年4月のことである。これにより、日本もWBA、WBCと合わせて“4団体時代”に突入した。既にIBFでは高山勝成、亀田大毅、WBOでは亀田和毅が世界王座に就いている。
社会人野球の二大タイトルは夏の都市対抗と、秋の日本選手権である。2005年創部のセガサミーは、これまで都市対抗に7回出場しているが、最高の成績は2回戦(08年、09年、12年)。初戦負けが4回もある。日本選手権は過去2回の出場で、いずれも初戦負け。今年の日本選手権も戦前の評価は高くなかった。
福岡ソフトバンクの3年ぶりの日本一で幕を閉じた日本シリーズ。チームに流れを引き寄せたのは2戦目に先発した武田翔太だった。放物線を描くように落ちるカーブを武器に6回2死までひとりの走者も許さなかった。 阪神打線は3戦目以降も武田のカーブの残像に悩まされる。5安打(3戦)、4安打(4戦)、5安打(5戦)。狂った歯車は最後まで戻らなかった。
一説によると人間の集中力は90分が限界らしい。4時間も待たされては、たまったものではない。 23日に行われたアジアパラ競技大会、車いすテニス男子シングルス決勝を制したのは世界ランキング1位の国枝慎吾だった。この優勝により国枝は2016年リオデジャネイロパラリンピックの出場権を獲得した。
長屋の前での父・一徹と息子・飛雄馬の熱のこもった“投球練習”は劇画『巨人の星』になくてはならないシーンである。1960年代から70年代にかけて、日本中のそこかしこでグラブの鳴る音が響き渡っていた。
昨年10月、老衰のため93歳で亡くなった川上哲治は14年間の監督生活で「2度ばかり辞めようと思ったことがある」と生前、語っていた。
スポーツマンシップに反すると言えば反するかもしれない。一方でプロなのだから、これくらいはありだろう、と思わないこともない。 試合前の西武球場に一瞬、緊張が走ったのは今から32年前、1982年10月9日のことだ。
横綱・白鵬が千代の富士と並ぶ歴代2位となる通算31回目の優勝を果たして幕を閉じた大相撲秋場所は、14回も「満員御礼」の垂れ幕が降りた。本場所で14回も満員御礼が出たのは17年ぶりのことだそうだ。
水難事故に遭う確率は水着の時よりも着衣の時のほうがはるかに高い。警察庁によると(平成25年調べ)事故発生状況は釣りや魚取りの最中が29・6%、通行中が13・9%、水泳中は10・1%だ。 ならば最初から着衣のまま泳ぎの練習をした方がいいのではないか。そのようにも思うが、体育の水泳の授業は原則として水着が基本である。
高齢化と人口減少は、この国が抱える最重要問題である。東京への一極集中が加速する中、とりわけ地方への影響は深刻だ。2040年には全国約1800市町村のうち、523の自治体で人口が1万人を割り、消滅の危機に見舞われるとの説もある。
誰が最初に口にしたのか定かではないが、テニスをして「ネットを挟んだボクシング」とは言い得て妙だ。サンプラスはライバルのアガシとの対戦について「ヘビー級のボクシングのようだ」と語ったことがある。
「あの夜の甲子園は星がよく見えました。お月様も出ていました。もう、あの場面は祈るしかないですからね。きっと女房が味方してくれたんでしょう」。昨日、胆管がんのため67歳で死去した愛媛・済美高監督の上甲正典が、やわらかな笑みを浮かべて語ったのは今から10年前のことだ。