ボクシングのWBA世界バンタム級タイトルマッチが19日、韓国の済州島で行われ、王者の亀田興毅(亀田)が挑戦者の同級14位・孫正五(韓国)に2−1の判定で辛勝し、8度目の防衛に成功した。自身初の海外での世界戦となった亀田は、地元の声援を受けて果敢に攻めてくる挑戦者に苦戦。10Rには左フックをもらってダウンを喫する。有効打で上回って、かろうじてポイントで勝ったものの、格下相手に王者の強さを示せなかった。
ボクシングのWBC世界バンタム級タイトルマッチが10日、東京・両国国技館で行われ、王者の山中慎介(帝拳)が挑戦者の同級8位アルベルト・ゲバラ(メキシコ)に9R25秒でKO勝利し、5度目の防衛に成功した。山中はこれで4戦連続のKO防衛。序盤は足を使ってきた挑戦者に苦労したものの、8Rに2度ダウンを奪ってダメージを与えると、9Rには得意の左ストレートで仕留めきった。
神の左、再び炸裂か――。 WBC世界バンタム級王者の山中慎介(帝拳)が11月10日に東京・両国国技館で5度目の防衛戦を迎える。相手は同級8位のアルベルト・ゲバラ(メキシコ)だ。前回の防衛戦でホセ・ニエベス(プエルトリコ)を1Rに左ストレート一撃でマットに沈めてから、わずか3カ月。今回は、サウスポー相手だった過去4度の防衛戦とは異なり、オーソドックススタイルのボクサーと拳を交える。心技体ともに充実したチャンピオンがどんなボクシングをみせてくれるのか。二宮清純が訊いた。
ボクシングのロンドン五輪ミドル級金メダリストで、OPBF東洋太平洋同級1位の村田諒太(三迫)のプロ2戦目が12月6日に東京・両国国技館で開催されることが決まり、15日に都内ホテルで発表会見が行われた。対戦相手はデイブ・ピーターソン(米国)で戦績は14戦13勝(8KO)1敗。会見で村田は「自分がボクシング界の主役であることをみせる」と力強く宣言した。同日はWBC世界フライ級タイトルマッチも実施され、王者の八重樫東(大橋)が、同級1位のエドガル・ソーサ(メキシコ)の挑戦を受ける。また史上最速タイとなるプロ4戦目で日本タイトル(ライトフライ級)を獲得した井上尚弥(大橋)がOPBF東洋太平洋のベルトをかけて、ライトフライ級2位のヘルソン・マンシオ(フィリピン)と激突する。
ボクシングのWBAダブル世界タイトルマッチが11日、大阪・ボディメーカーコロシアムで行われ、ライトフライ級は王者の井岡一翔(井岡)が、同級5位の挑戦者クワンタイ・シスモーゼン(タイ)を7R2分17秒KOで下し、2度目の防衛を果たした。井岡はプロ13連勝で、世界戦は3戦連続のKO勝ち。ミニマム級の王座統一戦では王者の宮崎亮(井岡)が暫定王者のヘスス・シルベストレ(メキシコ)を2−0の判定で下し、同じく2度目の防衛に成功した。
ボクシングのIBF世界スーパーフライ級王座決定戦が3日、サンメッセ香川(高松市)で行われ、同級3位の亀田大毅(亀田)が同級4位ロドリゴ・ゲレロ(メキシコ)を3−0の判定で下し、王座獲得に成功した。亀田はWBA世界フライ級に続く2階級制覇。これで兄の興毅(WBA世界バンタム級)、弟の和毅(WBO世界バンタム級)とともに3兄弟揃っての現役王者となった。また現役の日本人王者は10人と過去最多を更新した。
ボクシングのロンドン五輪男子ミドル級金メダリストの村田諒太(三迫)が25日、東京・有明コロシアムでプロデビュー戦に臨んだ。OPBF東洋太平洋ミドル級王者・柴田明雄(ワタナベ)との73キロ契約での6回戦は、村田が1Rに早々とダウンを奪って圧倒し、2R2分24秒TKO勝ちを収めた。また神奈川・スカイアリーナ座間で行われた日本ライトフライ級タイトルマッチでは、挑戦者の井上尚弥(大橋)が、王者の田口良一(ワタナベ)を3−0の判定で破り、国内最短タイとなるプロ4戦目でのベルト獲得に成功した。
ボクシングのWBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチが17日、メキシコのカンクンで行われ、王者の三浦隆司(帝拳)が挑戦者の同級1位セルヒオ・トンプソン(メキシコ)を3−0の判定で下し、4度目の防衛に成功した。日本人王者が海外で防衛に成功するのは西岡利晃(当時WBCスーパーバンタム級王者)以来。三浦は2R、6Rにダウンを奪い、試合を優位に進める。8Rにダウンを喫して反撃を許したものの、終盤の打ち合いを制した。
ボクシングのWBCダブルタイトルマッチが12日、東京・大田区総合体育館で行われ、バンタム級では王者の山中慎介(帝拳)が挑戦者の同級7位ホセ・ニエベス(プエルトリコ)に1R2分40秒でKO勝利し、4度目の防衛に成功した。山中はこれで3戦連続のKO防衛。フライ級では王者の八重樫東(大橋)が、挑戦者の同級11位オスカル・ブランケット(メキシコ)を3−0の判定で下し、初防衛を果たした。
国内最年長の現役ボクサーで47歳の西澤ヨシノリが5日、都内のヨネクラジムで会見を開き、現役引退を表明した。07年に日本ボクシングコミッション(JBC)から引退勧告を受けた西澤は、オーストラリアでライセンスを取得し、活動を続けてきた。11年にはいずれもJBC非公認の世界タイトルマッチ(UBC世界クルーザー級、WPBF同級、WBF英連邦同級王座決定戦)に勝利したものの、その一戦を最後に試合ができない状態になっていた。西澤は「ボクシングでやることはやりきった。後悔はない」とサッパリした表情で語った。8日に現在保持している3つのタイトルをすべて返上する。
ボクシングのWB0世界バンタム級タイトルマッチが1日、フィリピンのセブで行われ、挑戦者で同級5位の亀田和毅(亀田)は王者のパウルス・アンブンダ(ナミビア)に3−0の判定で勝ち、世界初挑戦での戴冠に成功した。WBOは1988年の設立以降、この4月まで日本ボクシングコミッション(JBC)が加盟しておらず、初の日本人王者となった。和毅の兄・興毅(WBA世界バンタム級王者)、大毅(元WBA世界フライ級王者)はいずれも世界のベルトを獲得しており、3兄弟が揃って世界チャンピオンとなるのは史上初めて。
ボクシングのWBA世界バンタム級タイトルマッチが23日、東京ビッグサイトで行われ、王者の亀田興毅(亀田)は挑戦者の同級3位ジョン・マーク・アポロナリオ(フィリピン)に3−0の判定で勝ち、7度目の防衛に成功した。亀田は序盤からボディを集めて相手を消耗させると、10R、12Rと2度のダウンを奪い、大差をつけた。
今年5月の引退興行で25年のプロレスラー生活にピリオドを打った小橋建太は若手時代、ジャイアント馬場の付き人を務めていた。アントニオ猪木とともに日本のプロレス界を支えた“巨人”から学んだことは、その後、小橋がリング人生を歩む上での指針になった。馬場が亡くなって今年で14年。闘いの舞台を降り、“第二の青春”へ走り始めた小橋に、師匠との思い出を二宮清純が訊いた。
ボクシングのWBO世界スーパーミドル級タイトルマッチが14日、ドイツのドレスデンで行われ、挑戦者で同級10位の清田祐三(フラッシュ赤羽)は王者のロバート・シュティークリッツ(ドイツ)に10R、負傷による判定により0−3で敗れ、王座獲得はならなかった。日本ボクシングコミッションが4月にIBFとWBOの両団体に加盟後、日本人がWBOでのタイトルマッチで戦うのは初だったが、戴冠は果たせなかった。
ボクシングのダブル世界タイトルマッチが8日、大阪・ボディメーカーコロシアムで行われ、WBA世界ライトフライ級は王者の井岡一翔(井岡)が、同級2位の挑戦者ウィサヌ・ゴーキャットジム(タイ)を9R2分51秒KOで下し、初防衛を果たした。井岡はプロで無傷の12連勝。世界戦ではミニマム級も含めて6試合中4度目のKO勝利となった。WBA世界ミニマム級では王者の宮崎亮(井岡)が同級7位の挑戦者カルロス・ベラルデ(メキシコ)を5R2分22秒TKOで破り、同じく初防衛に成功した。
ボクシングのダブル世界タイトルマッチが6日、東京・大田区総合体育館で行われ、WBA世界スーパーフェザー級では王者の内山高志(ワタナベ)は同級9位の挑戦者ハイデル・パーラ(ベネズエラ)に5R2分15秒KOで破り、7度目の防衛に成功した。これで内山は世界戦8試合中、7回目のKO勝利。“KOダイナマイト”の実力を改めて示した。一方、WBA世界スーパーフライ級王座統一戦は王者の河野公平(ワタナベ)が暫定王者のリボリオ・ソリス(ベネズエラ)に0−2の判定で敗れ、初防衛はならなかった。
ボクシングのWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチが3日、タイのシーサケットで行われ、王者の佐藤洋太(協栄)は同級8位の挑戦者シーサケット・ソールンビサイ(タイ)に8R1分23秒TKOで敗れ、防衛に失敗した。過去、日本人選手はタイで開催された世界戦は16敗1分と1度も勝ったことがなく、王者として防衛戦に臨んだファイティング原田、海老原博幸も敗れていた。佐藤は日本勢にとって鬼門と呼べる敵地で快挙を達成できず、約1年1カ月守った王座から陥落した。
プロ転向を表明したロンドン五輪男子ボクシングミドル級金メダリストの村田諒太(三迫)が16日、プロテストを受験し、8回戦以上で試合可能なA級ライセンスを取得した。本来、A級ライセンスを得るにはB級ライセンス(6回戦以上)の合格を経る必要があるが、今回は日本ボクシングコミッションが実績を評価し、A級での受験を特例で認めていた。
ボクシングのWBA世界フェザー級タイトルマッチが14日、インドネシア・ジャカルタで行われ、挑戦者で同級6位の細野悟(大橋)はスーパー王者のクリス・ジョン(インドネシア)と3R2分12秒負傷引き分けに終わり、王座獲得はならなかった。ジョンは同王座17度の防衛を誇る無敗の王者。細野は序盤から果敢に打ち合ったが、低い体勢で飛び込んだ際に頭がジョンの顔面に当たる。2R、3Rと続けざまに両瞼の上を負傷したジョンは流血がひどく、試合続行が不可能と判断された。細野は2010年、11年に続く3度目の世界挑戦も、“3度目の正直”はならなかった。
ロンドン五輪ボクシング男子ミドル級金メダリストの村田諒太が12日、都内で会見を開き、プロ転向を表明した。村田は2月にプロ転向の意思を明かし、職員として勤めていた母校の東洋大学を3月31日付で退職していた。今後は三迫ジムに所属し、16日にプロテストを受験する。デビュー戦の時期は未定で、階級はミドル級、もしくはその前後のウエイトになる見込みだ。
ボクシングのWBCトリプル世界タイトルマッチが8日、東京・両国国技館で行われ、バンタム級では王者の山中慎介(帝拳)が挑戦者の同級1位マルコム・ツニャカオ(フィリピン、真正)に12R1分57秒TKO勝ちを収め、3度目の防衛に成功した。日本人対決となったフライ級は挑戦者の八重樫東(大橋)が王者の五十嵐俊幸(帝拳)を3−0の判定で破り、ミニマム級に続き、飛び級での2階級制覇を達成した。スーパーフェザー級では挑戦者の同級10位・三浦隆司(帝拳)が9R1分21秒TKOで王者のガマリエル・ディアス(メキシコ)を下し、初の世界ベルト奪取に成功した。
ボクシングのWBA世界バンタム級タイトルマッチが7日、大阪BODYMAKERコロシアムで行われ、王者の亀田興毅(亀田)は挑戦者の同級8位パノムルンレック・カイヤンハーダオジム(タイ)に2−1の判定で勝ち、6度目の防衛に成功した。亀田は常に先手をとって攻めてくる挑戦者に苦戦。接近戦で応戦したものの、攻撃が単発で続かない。ジャッジが割れる中、有効打の数で辛くも勝利を収めた。
ボクシングのIBFミニマム級タイトルマッチが31日、メキシコのシナロア州グアサベで行われ、挑戦者の高山勝成が、王者のマリオ・ロドリゲス(メキシコ)を3−0の判定で破り、新チャンピオンとなった。日本人がIBFの世界タイトルを獲得したのは、1984年の新垣諭(バンタム級)以来2人目。高山は2005年にWBCミニマム級、06年にWBA同級(暫定)の世界王者となっており、日本人ボクサーでは初の3団体制覇を果たした。
ボクシングのWBA世界フライ級タイトルマッチが27日、川崎市のとどろきアリーナで行われ、同級9位の挑戦者・黒田雅之(川崎新田)は、王者のフアン・カルロス・レベコ(アルゼンチン)に0−3の判定負けを喫し、世界初挑戦でのベルト獲得はならなかった。黒田はジャブでリズムをつくろうとしたものの、接近戦では王者が一枚上手。多彩なパンチで上回られてポイントを失った。レベコは暫定王座も含めて3度目の防衛に成功した。
空手の新極真会で新たな日本のスターが誕生しようとしている。この23日で23歳になる島本雄二だ。昨年10月に開催された全日本空手道選手権大会では、4つ年上の兄・一二三との兄弟対決を制し、初の頂点に立った。新極真会では全世界選手権を2度優勝するなど長年、第一人者として君臨してきた塚本徳臣が一昨年限りで引退。島本には新時代の旗手としての期待がかかる。当面は4月にリトアニアで開かれるカラテワールドカップでの優勝が目標だ。さらなる強さを求めて精進する若き空手家に二宮清純がインタビューした。