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二宮清純「BIZ-SPORTS」

第137回 良かれと思うことは貪欲にトライ(後編)

二宮清純オピニオン

 サーブにも驚くような工夫がなされている。 現在、FIVB(バレーボール国際連盟)主催の全大会ではM社製のボールが使用されている。 このボールは青と黄の2色がスイカの縞のように入り混じっている。しかし
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二宮清純「BIZ-SPORTS」

第136回 良かれと思うことは貪欲にトライ(前編)

二宮清純オピニオン

 2010年のスポーツを振り返るうえで、忘れてはならないのが女子バレーボールの復活である。秋に行なわれた世界選手権で32年ぶりとなるメダル(銅)を獲得したのだ。 女子バレーボールは1964年の東京五輪
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二宮清純「BIZ-SPORTS」

第135回 力比べは知恵比べで勝ち抜く(後編)

二宮清純オピニオン

 厳しい稽古とちゃんこで、舞の海の体は徐々に大きくなっていった。それでも、やっと100キロに達する程度。280キロを超える小錦、約230キロの曙や武蔵丸と比べたら、子供と大人である。 頭からぶつかって
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二宮清純「BIZ-SPORTS」

第134回 力比べは知恵比べで勝ち抜く(前編)

二宮清純オピニオン

 小よく大を制す――。 現役時代、それを地で行く相撲を取ったのが、元小結の舞の海だ。 相撲はボクシングや柔道のように体重別の階級が設けられていない。300キロの巨漢力士も100キロの小兵力士も同じ条件
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二宮清純「BIZ-SPORTS」

第133回 部下時代の敗因を分析し勝ち取った日本一(後編)

二宮清純オピニオン

 西村の成功はバレンタインの下で働きながら、見習うべき点、改めるべき点をきちんと仕分けしていたことに依る。「コーチ時代に“べからず集”をつくったことがある」 かつて、こう語ったのは1998年、横浜で3
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二宮清純「BIZ-SPORTS」

第132回 部下時代の敗因を分析し勝ち取った日本一(前編)

二宮清純オピニオン

 敵地・福岡でソフトバンクを破り、日本シリーズ出場を決めると、千葉ロッテの西村徳文監督以下全員がレフトスタンド前に出向き、肩を組んでファンとともに応援歌を合唱した。 西村の挨拶もファンを意識したものだ
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二宮清純「BIZ-SPORTS」

第131回 自分の哲学を貫き掴んだエースの座(後編)

二宮清純オピニオン

 マエケンが自らのやり方を曲げなかったのは次のような信念に依る。「僕は投げ込まなくても、もうフォームは固まっているという考え方なんです。一応、プロ野球選手なので(笑)。12月と1月、たった2カ月ピッチ
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二宮清純「BIZ-SPORTS」

第130回 自分の哲学を貫き掴んだエースの座(前編)

二宮清純オピニオン

 最多勝、最優秀防御率、最多奪三振。 セ・リーグ投手部門における3つのタイトルを独占したのが広島カープの若きエース前田健太である。 通称マエケン。昨季まではカープの先発ピッチャーの一人に過ぎなかった男
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二宮清純「BIZ-SPORTS」

第129回 異国の地で味わった屈辱に耐えた男(後編)

二宮清純オピニオン

 出場停止となりディスコに入り浸る日々。サッカーができない悔しさを遊びで紛らわせた。 しかし、それだけでは気持ちは晴れない。 ピッチでの汚名はピッチで晴らすしかない。 ラモスは深く、心に誓った。「この
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二宮清純「BIZ-SPORTS」

第128回 異国の地で味わった屈辱に耐えた男(前編)

二宮清純オピニオン

 仕事で異国に行く。それも、たったひとりで。しかも納得のできない理由で丸1年間干されたとする。あなたは耐えられるか。 私なら「この国はオレには合わない」と捨てゼリフのひとつも残して、さっさと帰国の途に
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