ビジネスにおいても、スポーツにおいても地域に根ざした取り組みが成功の秘訣と言われるようになって久しい。スポーツ界で地域密着の理念を掲げて誕生したサッカーのJリーグは今季、節目の20年目を迎えた。現在、J1、J2合わせて40クラブが全国に生まれ、各地域の活性化に一役買っている。2006年からJクラブの仲間入りを果たした愛媛FCも、サッカーのみならず、県内のさまざまなイベントに参加し、地元を盛り上げようと活動している。
伊予銀行男子テニス部にとって、日本リーグ同様に重要な大会である国民体育大会が終了した。5年後の地元開催に向けて、結果を残すことが求められたが、2回戦で敗退。特に伊予銀行から出場した小川冬樹選手にとっては、本来の力を発揮することができず、悔しさが残る大会となった。しかし、だからこそ約1カ月後に迫った日本リーグへの思いはさらに強まっている。それは小川選手のみならず、思いは全員同じだ。“チーム一丸”で実業団の頂上決戦に挑む。
今夏、開催されたロンドン五輪で日本は、歴代最多となる38個のメダルを獲得し、大きな盛り上がりを見せた。その五輪代表選手が現在、戦いの舞台としているのが岐阜で行なわれている国民体育大会だ。その国体に伊予銀行男子テニス部から出場するのが小川冬樹選手だ。愛媛県予選で優勝した明治大学1年生の弓立祐生選手とともに上位進出を狙う。
また今年もマドンナたちの熱い季節がやってきた。高校、大学、社会人の女子硬式野球チームが一同に顔を合わせ、日本一を決定する「全日本女子硬式野球選手権大会」が8月25日から5日間、愛媛県松山市のマドンナスタジアム、坊っちゃんスタジアムを会場に行われた。8回目を迎えた今回も昨年より5増の32チームが全国から参加。熱戦を繰り広げた。
2年ぶりの1部復帰を目指している伊予銀行女子ソフトボール部。前節を終えた現在、5勝3敗で3位につけている。優勝するには全勝することが求められる後節では、果たしてどんな点がポイントとなるのか。前節で見えた成長、そして浮き彫りとなった課題について酒井秀和監督に訊いた。
5月19日から3日間に渡って行なわれた国民体育大会愛媛県予選。小川冬樹選手が決勝に進出し、7月に行なわれる四国予選の代表の座を獲得した。しかし、もう一人の代表は、地元出身の大学1年生。伊予銀行男子テニス部にとって国体は、日本リーグに次ぐ重要なミッション。同行のメンバーで代表の2枠を埋めるのが理想であることは言うまでもない。果たして、秀島達哉監督はこの結果をどう見ているのか。悔しい思いをした日本リーグから約5カ月経った、今のチーム状態を訊いた。
4月28日、女子ソフトボールリーグ2部が開幕した。神奈川県厚木市営及川球技場で行なわれたアドバンスセクション第1節。伊予銀行女子ソフトボール部はサヨナラ勝ちで開幕戦を白星で飾ると、第2戦は黒星を喫したものの、第3戦は6−1で快勝し、2勝1敗とまずまずのスタートを切った。選手たちの戦いぶりに、手応えを感じたという酒井秀和監督。それぞれの試合のポイント、そして今後の戦いについて訊いた。
今年、伊予銀行女子ソフトボール部では3人の功労者が誕生する。実業団10年目を迎え、財団法人日本ソフトボール協会から「永年選手功労賞」を受賞する川野真代選手、矢野輝美選手、坂田那巳子投手だ。伊予銀行にとっては創部28年目にして初の快挙となる。そこで、今回は10シーズン目を迎えた3人にインタビューを敢行。「あっという間だった」と口をそろえる伊予銀行での9年間を振り返るとともに、今シーズンへの意気込みを訊いた。
伊予銀行男子テニス部は、初の専任監督として秀島達哉監督が就任して4シーズン目を迎えようとしている。2009年シーズンには5年ぶりに日本リーグで決勝トーナメント進出を果たしたが、翌シーズンは7位に転落。しかし、今シーズンは5位と浮上の兆しを見せた。毎年、ポテンシャルの高い選手が加入し、確実にチーム力は上がっている。では、今、チームに何が必要なのか。秀島監督に来シーズンへのチーム強化について訊いた。
2年ぶりの1部復帰を目指す伊予銀行女子ソフトボール部は、12月の行内合宿に続いて、今月には鹿児島で強化キャンプを敢行した。期間中には1部のHondaと練習試合を2試合、さらには2日間、淑徳大学女子ソフトボール部と合同練習を行なうなど、実戦への準備にも着手した。4月に入行する新人選手を含め、19名の選手たちが今回の合宿で得たものとは……。酒井秀和監督にチームの現状について訊いた。
1月20〜22日、日本リーグ・セカンドステージが行なわれた。12月のファーストステージでは1勝3敗だった伊予銀行男子テニス部は巻き返しを図るべく、同ステージを2勝1敗とし、その結果、3勝4敗で5位。前回の屈辱を晴らし、きっちりとリーグ残留を決めた。しかし、チームはこの結果に決して満足はしていない。「最低限の仕事はできた」ものの、2年ぶりの決勝トーナメント進出には至らず、多くの課題が浮き彫りとなった。チームの再建を託された秀島達哉監督に、今回の結果を踏まえ、来シーズンに向けたチームづくりについて訊いた。
1年で1部復帰を目指した伊予銀行女子ソフトボール部。前節は9戦全勝と最高のかたちでシーズンを折り返したものの、後節は初戦で今シーズン初めて2ケタ失点を喫するなど苦しんだ。それでも4勝3敗と勝ち越しで終え、前節の貯金もあってプレーオフ進出を果たした。だが、そのプレーオフでは1−2の僅差で敗れ、目標を達成することはできなかった。監督復帰2年目を迎える来シーズンは「厳しさ」を求めていくと宣言した酒井秀和監督。今オフのトレーニングで、既にその効果は表れているようだ。
国民体育大会、全日本選手権を終え、伊予銀行男子テニス部はいよいよ実業団No.1を決定する日本リーグに臨む。ファーストステージで4連勝を飾り、その余勢を駆って5年ぶりに決勝トーナメントに進出した2年前とは一転、昨シーズンはファーストステージで1勝3敗と苦しい状況に追い込まれた。その結果、7位に転落し、悔しい思いをした。果たして、今シーズンはどう戦っていくのか。秀島達哉監督に現在のチーム状況および今大会のポイントを訊いた。
酒井秀和監督就任1年目の今シーズン、伊予銀行女子ソフトボール部はあと一歩のところで1部復帰には至らなかった。リーグは13勝3敗でアドバンスセクションの2位を確保し、プレーオフ進出を果たしたものの、ホープセクションの2位・NECアクセステクニカに1−2と惜敗した。それだけに「来季こそは必ず」という指揮官の思いは強いはずだ。そこで今季の反省を踏まえたうえで、来季への課題について酒井監督に訊いた。
今シーズン、伊予銀行男子テニス部がチーム再建のカギとして取り組んできたのが“切り返しの速さ”だ。ボレー&ストロークといった瞬発力を身に着けるトレーニングを積み重ねてきたことで、確実にその課題は克服しつつある。チームはいよいよこれから日本リーグに向けて徐々にエンジンをかけていくことだろう。その中で一つの山として迎えるのが愛媛県代表として出場する国民体育大会だ。これまでの最高は2001年の6位。果たして今年はどんな目標を立てて臨むのか――。
また今年もマドンナたちの熱い季節がやってきた。高校、大学、社会人の女子硬式野球チームが一同に顔を合わせ、日本一を決定する「全日本女子硬式野球選手権大会」が8月6日から5日間、愛媛県松山市のマドンナスタジアム、坊っちゃんスタジアムを会場に行われた。7回目を迎えた今回も昨年同様、全国から27チームが参加。熱戦を繰り広げた。
今年ほど人と人とのつながりや絆が大切だと感じられた年はないかもしれない。3月の東日本大震災では多くの被災者が自らの大切な家族や住居、生活基盤を一瞬にして失った。だが、震災直後より温かい支援が世界中から集まり、被災地はゆっくりではあるが復興に向けて歩み出している。どんな困難な状況も人と人が手を取り合い、助け合えば、必ず乗り越えられる――。そんなメッセージをこれからも日本から発信し続けたい。 7月24日、J2第22節、愛媛FC対東京ヴェルディ戦。「伊予銀行サンクスデー」と銘打って行われた試合は、そんな地域の「つながり」や「絆」をテーマに開催された。
来シーズンの1部復帰を目指す伊予銀行女子ソフトボールは、開幕戦での逆転勝ちを皮切りに、2部リーグ(アドバンスセクション)の前節を9戦全勝で飾った。「1節よりも2節、2節よりも3節とどんどんチームの状態が上がっていった」と語る酒井秀和監督。果たして新生・伊予銀行はどのようにして全勝という結果を残したのか。その裏側に迫った。
5年ぶりの決勝トーナメント進出にわいた前年から一転、昨シーズンの日本リーグでは7位に終わった伊予銀行男子テニス部。今シーズンは日本リーグ昇格に向けて、10年ぶりに全国実業団対抗テニストーナメント(日本リーグ昇格決定大会)に臨まなければならない。チームにとって、また専任監督として3年目を迎えた秀島達哉監督にとっても、今シーズンは正念場といっても過言ではない。果たしてチーム再建へのカギとなるものは――。秀島監督に強化ポイントについて訊いた。
伊予銀行ではこのほどプロテニスプレーヤーのクルム伊達公子選手をイメージ・キャラクターとして起用することを発表した。40歳を迎えた今も、なおトップアスリートとして、あふれる笑顔でチャレンジし続けるクルム伊達選手の姿と、お客様の満足のために挑戦し続ける伊予銀行の姿勢を重ね合わせた。これに呼応して新ブランド・スローガン「Challenge&Smile」も決定。今後、CMやポスターなどを通じてメッセージを発信していく予定だ。
4月22日に予定されている開幕を約1カ月後に控え、伊予銀行女子ソフトボール部は現在、オープン戦で各地を転戦している。太陽誘電とのオープン戦(15日)、「第8回マドンナカップ」(16〜18日)、岡山オープン大会(20〜21日)、神戸親和女子大学とのオープン戦(26日)……。開幕まで行なわれる試合の数は昨年の倍にも達するという。「最終コーナーを回りつつある」という酒井秀和監督。果たして、10年ぶりに指揮官に復帰した酒井監督の目に今、チームはどう映っているのか――。
1月21〜23日、伊予銀行男子テニス部は日本リーグ・セカンドステージに臨んだ。昨年12月のファーストステージで1勝3敗に終わり、決勝トーナメント進出の可能性が低くなったチームに求められたのは“リーグ残留”だった。しかし、結果は2勝5敗の7位。来シーズンは日本リーグ出場をかけて、10年ぶりに全国実業団対抗テニストーナメント(日本リーグ昇格決定大会)を戦うこととなった。果たして現在のチーム状況は――。そして、今後の展望は――。就任3年目を迎える秀島達哉監督に現状と課題を訊いた。
今シーズン、2部(アドバンスセクション)から1部復帰を目指す伊予銀行女子ソフトボール部。その再建を託されたのは、昨年12月から新指揮官として指導する酒井秀和監督だ。酒井監督は1995年から2001年の6シーズン、同部の監督を務めた経験がある。当時は2部と3部を行き来していたが、最後のシーズンは2部で初優勝。1部昇格への道をつくったところで次の監督へとバトンタッチした。また、2006年からは四国初の女子硬式野球チーム「マドンナ松山」の監督を務めた。今回は10年ぶりの復帰となったが、果たして指導経験豊富な指揮官はどんなチームづくりをしていくのか。就任2カ月の酒井監督にチームの現状と今後の課題を訊いた。
今シーズンもまた、伊予銀行男子テニス部にとって決戦の舞台である日本リーグの季節が到来した。去る12月2日からは4日間にわたってファーストステージが行なわれた。昨シーズンは5年ぶりに決勝トーナメントに進出を果たした伊予銀行。今回の目標はもちろん、2年連続での予選リーグ突破。そのためにもこの1年間、厳しいトレーニングを課し、弱点克服のためにあらゆる努力をしてきた。その成果を出すべく、試合に臨んだ伊予銀行だったが、結果は1勝3敗と思いもよらないものだった。果たして敗因はどこにあったのか。そして来月21日から行なわれるセカンドステージではどんな戦いをするのか。
昨シーズンは最下位ながら、レオパレス21の廃部により、今シーズンも1部で戦うことが許された伊予銀行女子ソフトボール部。今シーズンこそは自力での1部残留をと、チーム一丸となり、全力で戦ってきた。しかし、結果は最下位こそ逃れたものの12チーム中、11位。1部・2部の入れ替え戦でも、2部の準優勝チーム・日立マクセルに連敗を喫し、2部降格という厳しい結果に終わった。前節を終わった時点では9位となんとか踏ん張り、後節のスタートも3連敗を喫したものの、決して悪い内容ではなかった。果たしてその後、チームが波に乗れなかった要因とは何だったのか――。