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二宮寿朗「日本代表特捜レポート」

10年前の雪辱を果たせなかった喜田拓也の無念

 日産スタジアムの記者席に腰を下ろすと、10年前にタイプスリップするような感覚に陥った。 2023年11月24日、J1第33節。首位ヴィッセル神戸を勝ち点2差で追う横浜F・マリノスはアルビレックス新潟
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二宮寿朗「日本代表特捜レポート」

無理はさせずともしっかり勝つ森保流マネジメント

 あれだけ自陣に引きこもる相手から得点を奪うことはそう容易ではない。 2026年北中米ワールドカップのアジア2次予選がスタートし、日本代表は11月16日、大阪・パナソニックスタジアム吹田でミャンマー代
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二宮寿朗「日本代表特捜レポート」

セルティック初ゴール。岩田智輝は試練を乗り越えていけるか

 これからの反転攻勢を誓うような力強いゴールであった。 スコットランド1部セルティックに所属する岩田智輝は10月22日、アウェーでのハーツ戦に途中出場。旗手怜央と交代してピッチに入ると、迎えた後半36
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二宮寿朗「日本代表特捜レポート」

完全復活の中山雄太に酒井宏樹のエッセンスを感じた

 中山雄太がグレードアップして日本代表に戻ってきた。 昨年のカタールワールドカップメンバーに選出されながらも右アキレス腱断裂の大ケガを負い、無念の辞退となってから約11カ月。リハビリを乗り越えてイング
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二宮寿朗「日本代表特捜レポート」

出会いを大切にした太田宏介。「プロ3年目」が名クロッサーの出発点に

 会見の冒頭から言葉に詰まり、目には光るものがあった。「このたび私、太田宏介は18年間の現役を、引退することを決断いたしました。きょうはこれまで関わってくださった方々、たくさんの方に感謝の気持ちを伝え
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二宮寿朗「日本代表特捜レポート」

李忠成、引退。歴史に刻んだ“伝説のボレー”

 美しく、鮮やかなあのボレーシュートは今なお、みずみずしい記憶として残る。 2011年1月29日、ハリファ国際スタジアムで行なわれたアジアカップ決勝。アルベルト・ザッケローニ監督率いる日本代表は、同じ
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二宮寿朗「日本代表特捜レポート」

“ガムシャラ”を胸に刻み、勝負に出る37歳、岡崎慎司

 岡崎慎司にはやはりストライカーが似合う。 ベルギー1部シントトロイデン2年目のシーズンが開幕。インサイドハーフなど主に中盤で起用された昨季と違い、ヴィッセル神戸を率いたトルステン・フィンク新監督のも
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二宮寿朗「日本代表特捜レポート」

アジア2次予選組み合わせ決定。最大の関心事は?

 今年11月から始まるワールドカップ2026アジア2次予選の組み合わせが決定した。アジアでFIFAランクトップ(20位)の日本代表は、シリア代表(94位)、北朝鮮代表(115位)、アジア1次予選ミャン
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二宮寿朗「日本代表特捜レポート」

鬼木フロンターレに逆襲の予感

「試合前、ここを勝てば一気に情勢は変わってくるという話を(選手たちに)しました。ただ、負けてしまえば数字上こそ優勝の可能性はまだまだありますけれども、ただ数字は残っているだけで厳しくなるだろう、とも。
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