二宮寿朗
欧州挑戦のビフォーアフター。 ベルギー2部ロケレンの破産宣告によって1シーズン限りで横浜F・マリノスに復帰した天野純は明らかにプレースタイルが変わった。 グイグイと前に行き、シュートを狙う。 復 […]
FC東京に頼もしい男が帰ってきた。 “韋駄天”永井謙佑、31歳。 昨年12月に脱臼を繰り返していた右肩を手術した影響で長期離脱を強いられていたが、7月12日の第4節、アウェーでの横浜F・マリノス戦で待望の復 […]
A代表とU-23代表を率いる森保一監督の「兼任」が難しくなってきた。 コロナ禍によって東京オリンピックが来年に延期となり(7月23日開幕)、A代表も今年3月からカタールワールドカップアジア地区2次予選が中断 […]
分かってはいたが、実際に眺めるとかなりきつそうだ。 再開するJリーグの日程である。J1は7月4日から、J2、J3は6月27日から5カ月半かけて消化していく。通常10カ月の日程が半分近く凝縮されるわけだから、 […]
Jリーグがようやく動き出しそうだ。 5月29日に臨時実行委員会が開かれ、J2再開、J3開幕が6月27日に、J1再開が7月4日となることが決まった。無観客開催からスタートさせ、状況を見ながら観客を段階的に入れ […]
STAY HOME生活が続くと、読書をする時間も増える。 もう一度じっくり読み直してみる本もある。昨年12月に出版された『岡田メソッド』(英治出版刊)もそのひとつ。FC今治の岡田武史会長が4年掛かりで構築したメソッドを […]
止まっていた世界のサッカーが、ようやく動き出そうとしている。 新型コロナウイルスの封じ込めに成功しつつある韓国ではKリーグが5月8日に開幕する。しばらくは無観客で実施され、試合数自体も減らしてシーズン成立を […]
新型コロナウイルスの感染拡大によって当然ながらJリーグ再開のメドが立たない状況が続いている。J1、J2は2月の開幕戦以降、試合を消化できていない。延期の決定が繰り返され、4月25日のJ3開幕、5月2日のJ2再開、同9日 […]
あの日のことは覚えている。 今から6年前。2014年3月8日、味の素スタジアムに志村けんさんがやってきた。FC東京のホーム開幕戦(対ヴァンフォーレ甲府)の特別ゲストとして招かれ、「変なおじさん」があらわれた […]
ちょっと緊張した面持ちで、スーツ姿のその人は古巣のファン、サポーターの前に立っていた。「引退については長い時間考えました。自分でもまだできるとは思いますが、次のスタートにチャレンジしたいと思い、この決断をいたしました。 […]
Jリーグ2020年シーズンの開幕が間近に迫っているなか、活きのいいルーキーを見つけた。“法政のメッシ”と呼ばれたFC東京の22歳、紺野和也である。 2月18日、ホームの東京スタジアムで開催されたACLグルー […]
ロシアワールドカップで日本代表のベスト16進出に貢献した昌子源がJリーグに戻ってくる。 古巣の鹿島アントラーズではなく、ジュニアユースで在籍したガンバ大阪への完全移籍には驚かされた。ガンバの守備陣は一気に層 […]
日本人選手の移籍でこれほどのインパクトのものがかつてあっただろうか。 昨年12月、日本代表・南野拓実が欧州王者リバプールに移籍したことだ。「興味」「関心」はあっても、実際にはオファーに至らないケースもよくある話。だが香 […]
人間、誰しも失敗はある。 大切なのは失敗した後。「悔しさ」をどう己の成長に結びつけていけるか。 その意味において、那須大亮の現役人生は「不屈」という言葉が実によく似合う。失敗した後、何が大切かを […]
東京五輪世代の強化が活発化する。 東アジアのナンバーワンを決めるE-1選手権(10日開幕、韓国)のメンバーが発表され、A代表の国内組とU-22代表の“混合チーム”という編成になった。イメージとしては今夏に開催されたコパ […]
Jリーグでも2020年からJ1でのVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の導入が決まった。ひと足先に導入している欧州の主要リーグでいろいろと議論が巻き起こっているが、はっきり言えるのは最終決断を下すのは、テクノロジ […]
大いに盛り上がったラグビーワールドカップ日本大会は“スプリングボクス”こと南アフリカ代表の優勝で幕を閉じた。日本代表はプール戦で強豪アイルランド代表を破るなど4連勝し、史上初めて決勝トーナメントに進出。世界に旋風を巻き […]
日本代表の大半を海外組が占めるようになった時代、どうも国内組の肩身が狭い。前回9月のメンバーは23人中、国内組はわずか4人(畠中槙之輔、橋本拳人、永井謙佑、鈴木武蔵)にとどまった。先発に食い込んだのは橋本だけである。& […]
森保ジャパンの海外組が拡大している。 今回の親善試合パラグアイ戦(5日、カシマスタジアム)、カタールW杯2アジア次予選ミャンマー戦(10日、アウェー)に選ばれた日本代表メンバー23人のうち、今夏Jリーグから […]
夏の移籍市場で日本の若手Jリーガーが次々と欧州へ渡っている。 東京五輪世代で括れば、久保建英(レアル・マドリード)を筆頭に安部裕葵(バルセロナ)、前田大然(マリティモ)、中村敬斗(トゥエンテ)、菅原由勢(A […]
9月からスタートする2022年カタールワールドカップのアジア2次予選。 7月17日にマレーシアのクアラルンプールで抽選会が行なわれ、日本代表のF組にはキルギス(FIFAランク95位)、タジキスタン(同120位)、ミャン […]
コパ・アメリカで株を上げた1人が、三好康児であった。 東京五輪世代、攻撃の中心選手である彼が先発のチャンスを得たのがグループリーグ第2戦のウルグアイ戦(現地時間6月20日)。難敵相手に2ゴールを叩き出したのだ。&nbs […]
久保建英に対する評価が上昇している。 東京五輪世代中心のメンバーで臨んでいるコパ・アメリカ。日本代表はグループリーグ初戦でチリ代表に0-4と完敗を喫した。 トップ下で先発した久保は後半20分、左サイドで味方 […]
ベストメンバーを組めなかったことは何を意味するのか。 現地時間6月14日から開幕するコパ・アメリカに、日本は東京五輪世代を中心にしたメンバーで臨むことになった。当初からの方針ではない。日本協会も、A代表と五輪代表監督を […]
FC東京が首位を走っている。 J1第11節終了時点で8勝3分け負けなし。長谷川健太監督が率いて2年目、“戦闘能力”の高い集団になった。インテンシティー(プレー強度)が高く、ボールを奪えばスピーディーに攻め立てる。17歳 […]