プロ野球

吉井理人(前プロ野球コーチ)<前編>「斎藤佑樹、来季の光明」

: 北海道日本ハムでの5年間のコーチ生活、お疲れ様でした。今回は慰労も兼ねてを用意しました。グラス片手に積もる話ができればと思っています。 : ありがとうございます。お酒はあまり強くないのですが、楽しくいただきます。酔っ払って、あまり話し過ぎない程度で(笑)。

埼玉西武3位・金子侑司「足が武器の“ポスト中島”」 〜ルーキーたちの軌跡No.3〜

 今オフ、メジャーリーグに再挑戦する中島裕之(埼玉西武)の後釜として期待されているのが、ドラフト3位で指名された金子侑司だ。50メートル5秒7の俊足と強肩の持ち主で、バットコントロールにも定評がある。まさに“走攻守三拍子そろった”プレーヤーだ。球団からの期待の声も大きい金子に現在の心境、そして野球観を訊いた。

第520回 着実に布石を打つ勝負師の意地 WBC日本代表・山本浩二監督

 来年3月に開催されるWBCで3連覇を目指す野球日本代表監督に就任した山本浩二はスモール・ベースボールを標榜している。 「国際試合では、そう点は取れないだろうから、足をからめて得点したい。やはりピッチャーを中心にした守りの野球になるんじゃないかな」

WBC日本代表私案

 ダルビッシュ有(レンジャーズ)はWBC不参加を表明する声明文でこう書いた。 <I have decided with my team of advisors that getting ample rest is the most important thing for me right now…>  いや、何も英語を引用しなくてもいいのだが、ちょっとカッコつけてみました。英語がカッコいいなどという感性は、我ながらどうかと思いますが(笑)。

広島4位・下水流昂「目指すはHonda先輩・長野久義」 〜ルーキーたちの軌跡No.2〜

 下水流昂は、これまで常に全国レベルの中でプレーしてきた。「全国制覇」も2度経験している。1度目は小学6年の時、緑中央リトルシニアで「ジャイアンツカップ全国少年野球大会」を制した。主将の下水流は決勝で2死満塁から走者一掃の逆転タイムリーを放っている。2度目は横浜高3年時のセンバツ。準決勝、決勝では4番を任せられるなど主力として活躍し、打率3割5分3厘、8打点をマークした。卒業後は東都リーグの青山学院大、そして昨年からは社会人野球の強豪・Hondaでプレーした。まさにエリート街道を走ってきたと言っても過言ではない。だが、そんな下水流にも野球を続けることを諦めそうになった時期もあったと言う。果たして、どんな試練を乗り越えてきたのか。

東京ヤクルト6位・谷内亮太「プロに導いた2度の転機」 〜ルーキーたちの軌跡No.1〜

 まさに“ポスト宮本慎也”にふさわしい選手だ。中学、高校、大学とキャプテンを務め、堅実な守備を誇る谷内亮太。“走攻守” 三拍子そろっていることがウリだが、なかでも最もこだわっているのは守備だという。目標とするタイトルはゴールデングラブ賞だ。大学時代にはレベルの高い東都リーグで優勝を経験。一方で2部降格という屈辱も味わった。その中で「精神面で学ぶことが多かった」という大学4年間を振り返るとともに、プロの道に導いた転機に迫った。

第94回 メジャー1年目の岩隈、山あり谷ありのワケ

 今季、メジャーリーグで活躍したピッチャーと言えば、16勝11敗でヤンキースの地区優勝に大きく貢献した黒田博樹、ルーキーながら16勝(9敗)を挙げたダルビッシュ有(レンジャーズ)。そして先発投手として起用され始めた夏以降、本来のピッチングを取り戻し、9勝(5敗2S)をマークした岩隈久志です。今回は前半と後半とでは別人のようだった岩隈について触れたいと思います。

MVPは阿部、吉川が受賞 〜日本プロ野球コンベンション2012〜

 21日、都内で「日本プロ野球コンベンション2011」が開催され、今シーズン活躍した選手らが表彰を受けた。最優秀選手(MVP)にはセ・リーグは首位打者、打点王の2冠を獲得し、キャプテン、主砲として3年ぶりの日本一に大きく貢献した阿部慎之助(巨人)、パ・リーグは最優秀防御率1.71をマークし、チームを牽引した吉川光夫(北海道日本ハム)が選ばれた。また、最優秀新人にはセ・リーグはリーグ2位の防御率1.98をマークした野村祐輔(広島)、パ・リーグは、リーグ2位の41ホールドをマークした益田直也(千葉ロッテ)が選出された。

門倉、佐伯ら16選手が最後のアピール 〜NPB合同トライアウト〜

 NPBで戦力外通告を受けた選手などを対象にした12球団合同トライアウトが21日、千葉県の鎌ヶ谷スタジアムで開催された。今季は9日にクリネックススタジアム宮城で行われた第1回目に続く実施。投手7名、野手9名の計16名がNPBでのプレー続行に望みを託し、ネット裏に詰めかけた各球団の編成担当、チーム関係者にアピールした。

角中勝也、いぶし銀の勝負師 

 山本浩二監督率いる新生・侍ジャパンは16日にキューバ代表を相手に初陣を迎える。今回、若手主体の代表メンバーに入り、ジャパンのユニホームに初めて袖を通すのが千葉ロッテの角中勝也だ。四国アイランドリーグの高知ファイティングドッグスからNPB入りして今季が6年目。今季は4月途中に1軍昇格を果たすとヒットを量産し、終わってみれば中島裕之(埼玉西武)を抑え、初の首位打者に輝いた。独立リーグ出身選手がNPBで個人タイトルを獲得するのはもちろん、日本代表に選ばれるのも初のケースである。原石から一気にスターの輝きを放ち始めた角中のこれまでを二宮清純の原稿で振り返る。

巨人、初制覇で5冠達成 〜アジアシリーズ〜

 11日、アジアシリーズ決勝が韓国・釜山サジク運動場で行なわれ、巨人がラミゴ(台湾)と対戦した。2回、巨人は石井義人の走者一掃となるタイムリー二塁打で2点を先制。さらに実松一成の2ランでこの回一挙4点を奪った。中盤にも追加点を奪い、リードを広げた。投げては先発の宮國椋丞が6回4安打、本塁打による1失点に抑える好投を披露。その後は福田聡志、高木京介とつなぎ、最終回は西村健太朗が2失点を喫するも、逃げ切った。巨人はアジアシリーズ初制覇で、交流戦、セ・リーグペナントレース、クライマックスシリーズ、日本シリーズと合わせて5冠を達成した。 ◇決勝 ラミゴ(台湾)   3 = 000100002 勝利投手 宮國 敗戦投手 フィリップス 本塁打 (巨)実松1号       (ラ)林智勝2号

巨人、完封勝ちで決勝進出 〜アジアシリーズ〜

 日本、韓国、中国、台湾、オーストラリアの計6チーム(韓国からは2チーム)によるアジアシリーズが10日、韓国・釜山サジク運動場で行なわれ、日本シリーズ覇者の巨人は予選リーグで韓国のロッテと対戦した。巨人は初回に村田修一のタイムリーで先制すると、その後も小刻みに得点を重ね、リードを広げた。投げては先発の澤村拓一が6回まで毎回の四球と制球に苦しみながらも4安打無失点に抑え、7回以降は高木京介、西村健太朗と盤石の投手リレーでロッテ打線を零封した。 ◇予選リーグ ロッテ(韓国)   0 = 000000000 勝利投手 澤村 敗戦投手 高源浚

巨人、12安打の猛攻で逆転勝ち 〜アジアシリーズ〜

 日本、韓国、中国、台湾、オーストラリアの計6チーム(韓国からは2チーム)によるアジアシリーズが9日、韓国・釜山サジク運動場で行なわれ、日本シリーズ覇者の巨人は予選リーグの初戦でオーストラリア王者のパース・ヒートと対戦した。巨人は1点ビハインドの6回に坂本勇人の犠飛で同点とすると、7回には代打・阿部慎之助のタイムリーで逆転。この回、松本哲也の犠飛、坂本のレフトオーバーのタイムリー二塁打で2点を追加した巨人は、8回にも3点を奪った。投げては中盤以降、小刻みな継投で相手に追加点を許さず、快勝で白星スタートを切った。 ◇予選リーグ パース・ヒート   1 = 000001000

小谷正勝、コントロール向上の秘訣

 独走でリーグ制覇し、3年ぶりの日本一を達成した巨人の強さの理由はどこにあるのか。一般的には選手層の厚い強力打線と思われがちだが、投手陣の頑張りも見逃せない。チーム防御率2.16は12球団で断トツトップ。先発の内海哲也、杉内俊哉の両左腕が試合をつくり、リードを奪えば山口鉄也、スコット・マシソン、西村健太朗らが締めくくるパターンができあがっていた。V奪回には欠かせない存在だった内海や山口などを2軍で育て上げたのが、名伯楽の小谷正勝だ。小谷は現役時代、大洋でリリーフとして活躍し、その後、昨季まで33年間に渡り、大洋(横浜)、ヤクルト、巨人で投手コーチを歴任した。能力を買われ、来季からはロッテの2軍投手コーチに就任する。ピッチング指導のスペシャリストに二宮清純が制球力アップのコツを訊いた。

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