プロ野球

侍ジャパン・攝津、高い制球力の秘密

 オランダに大勝し、日本はWBCで3大会連続の準決勝進出を決めた。オランダ戦こそ打線が爆発したが、それまで侍ジャパンを支えてきたのは層の厚い投手陣だ。激闘となった台湾戦でも最終的には投手力の差が明暗を分けた。充実したピッチングスタッフの一翼を担うのが昨季の沢村賞右腕・攝津正(福岡ソフトバンク)である。入団1年目からセットアッパーとして2年連続で最優秀中継ぎ投手に輝くと、先発転向後も昨季は17勝をあげ、最多勝のタイトルを獲得した。先発、中継ぎの両方で安定した成績を残してきた秘密はどこにあるのか。二宮清純がインタビューした。

末次利光、5番打者が見たOとN

 日本プロ野球史上最強の3、4番といえば、V9巨人の王貞治と長嶋茂雄のコンビにとどめを刺す。9連覇中、打撃3冠のタイトルは、このONの独占状態だった。ホームラン王は王が9年連続で獲得し、打点王は王6回、長嶋3回と2人で分け合った。首位打者も王が4回、長嶋が2回輝いている。そんなONの後で、5番打者を任されていたのが末次利光である。ネクストバッターズサークルで、2人の最強バッターをどのように末次は見ていたのか。そして、ONの後で打席に入る心境は? 二宮清純が本人にインタビューした。

一流へのハードル 〜中田翔と堂林翔太〜

 ここ数年、一番注目してきた打者は、中田翔(北海道日本ハム)ということになると思う。何よりも大阪桐蔭高校時代、1年生で出場した夏の甲子園が鮮烈だった。今よりも、顔も体も細かった。しかし、腰からお尻にかけては、見事なほどにふくらみがあった。つまりは、下半身の力を使ってプレーしていたということだろう。

第97回 優勝へ、開幕ダッシュを目指す阪神

 1日に12球団一斉にスタートしたプロ野球のキャンプが終わり、23日からはオープン戦が始まりました。WBCで主力選手が抜けている球団もあり、逆に言えば、例年以上に若手にはチャンスが与えられるオープン戦となることでしょう。3月29日の開幕に向けて、各球団がどんな戦い方を見せてくれるのか。そして、どんな選手が台頭してくるのか。シーズンを占う意味でも、今年もオープン戦が楽しみです。

開幕一軍が期待されるルーキーに注目! 〜プロ野球オープン戦〜

 1日から12球団一斉にスタートしたキャンプもいよいよ最終クールに入り、実戦モードに入りつつある。選手たちの仕上がり具合が気になるところだ。そんな中、23日からはオープン戦が開幕し、3月24日まで111試合が行なわれる予定だ。同29日の開幕に向けて、各球団がどんな戦いをみせてくれるのか。今シーズンを占う意味でも注目したい。

野村克也、WBC日本代表への不安

 宮崎でWBCに向けた合宿中の日本代表は、18日の埼玉西武との強化試合が雨天中止となり、28名の最終メンバー発表を20日の紅白戦後に延期した。17日の広島戦では投手陣が7点を失い、打線は3安打無得点。本番へ不安がささやかれる中、球界随一の知将と呼ばれた男は侍ジャパンをどう見ているのか。今だに「代表監督に」とファンから高い支持率を誇る野村克也を、二宮清純が直撃した。

巨人・菅野にミスターも太鼓判 打ち損じしない広島・前田智徳 〜2013宮崎キャンプレポ〜

 プロ野球12球団のキャンプは中盤に入り、実戦形式の練習や紅白戦も増えてきた。ここからは約1カ月半後の開幕に向け、どのチームも試合の中で新しい戦力を見極め、1軍に残る選手を絞り込む作業に入っていく。注目の新人や移籍選手、チームの浮沈を握る新外国人、気になる主力選手はどんな状態なのか。宮崎で行われている各球団のキャンプを巡ってきた当サイトのスタッフライターがレポートする。

第45回 1年の計はキャンプにあり 〜プロ野球〜

 プロ野球は2月1日、NPB12球団が一斉にキャンプインする。今年は3月にWBCが控えていることもあり、代表候補に選ばれている選手は例年よりも調整を早めている。代表候補選手は15日に宮崎で本番に向けた合宿をスタートさせるため、主力の留守中は若手にとって絶好のアピールチャンスだ。仕上がりの早い代表候補に、伸び盛りの若手と、見どころ満載のキャンプとなることは間違いない。

梨田昌孝「キャッチャーは絵を描こう」

 キャンプインまであと3日、今季は3月にWBCが開催されるため、日本代表候補に選ばれた選手たちは、例年より早めの調整で2月1日に備えている。WBC3連覇に挑む侍ジャパンで山本浩二監督の参謀役を務めるのが、野手総合コーチの梨田昌孝だ。現役時代は近鉄のキャッチャーとして1979年、80年のリーグ連覇に貢献。監督となってからも近鉄と北海道日本ハムで、それぞれ優勝に導いている。長年の経験から培われた戦術眼は国際舞台でも大いに役立つことだろう。キャッチャーや指導者としての哲学を二宮清純が訊いた。

第96回 松井秀喜だからこそできること

 昨年12月28日、残念なニュースが舞い込んできました。松井秀喜が現役引退を発表したのです。この一報を耳にした時、「残念」のひと言に尽きました。確かに、現状は厳しいものでしたが、年が明ければどこかのメジャー球団からキャンプ招待の話はあるのではと思っていたからです。そこからまた、復活を目指して欲しいと望んでいました。「彼ならまだまだやれる」。そう思っていました。しかし、選手の感じる限界はさまざま。求めているもののレベルが高い松井だからこそ、決断を下したのでしょう。

“世界の盗塁王”を支えた男のテクニック 〜元阪急・大熊忠義インタビュー〜

 日本プロ野球における最高のトップバッターといえば、阪急で活躍した福本豊だろう。1065盗塁は歴代1位、2543安打は歴代5位を誇る。しかし、福本が縦横無尽にダイヤモンドを駆け抜けた陰には、2番打者のアシストがあったことも見逃せない。福本が盗塁を決めるまでバットを振らず、アウトになりそうなタイミングなら飛びついてでもカットする……。そんな黒子を長きに渡って務めた選手が大熊忠義だ。自らの個人成績が落ちることも厭わず、小技や進塁打などでチーム打撃に徹した男に、二宮清純がその極意を訊いた。

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