メジャーリーグ
ニューヨーク・ヤンキースが今年も出遅れている。 オフの間に華々しい大型補強を展開し、今季こそはハイレベルなア・リーグ東地区でも圧倒的な強さで突っ走ると予想した識者も多かった。しかし蓋を開けてみれば、5月13日の時点で16勝17敗と低迷。地区首位にすでに5.5ゲームの差をつけられ、(例によって)至上命令と位置づけられた王座奪還に早くも暗雲が漂っている。
ニューヨーク・メッツでメジャーリーグ昇格を果たした高橋建が日本時間3日、フィラデルフィア・フィリーズ戦に2番手として登板。念願のメジャーデビューを果たした。3回、1死満塁でマウンドに上がった高橋は最初の打者を併殺打に打ち取り、ピンチを脱する。その後も5回まで投げきり、2回3分の2を投げて1安打無失点。左の中継ぎとして充分に役割を果たした。
昨季はレイカーズ対セルティックスという古豪同士がファイナルで対決して話題を呼んだNBAが、今季は「最強選手決定戦」実現の可能性に揺れている。 レイカーズのエースとしてすでに3度の優勝を経験したコービー・ブライアントは、2年連続のファイナル進出に向けて虎視眈々。一方で今季MVP獲得が確実なレブロン・ジェームスも、所属するキャブスを初のタイトルが狙える地点まで押し上げてきた。
ニューヨーク・メッツのマイナーチームでプレーしていた元広島の高橋建が、メジャー昇格することが決まった。球団の公式サイトで発表された。日本時間28日の本拠地でのマーリンズ戦よりチームに合流し、左のリリーフとしてブルペン待機する予定。高橋は16日に40歳の誕生日を迎えたばかり。登板が実現すれば、日本人選手としては最年長デビューとなる。
MLBの2009シーズンが開幕して、ちょうど2週間が経過した。各球団とも10試合以上を消化し、スタートダッシュに成功したチームと出遅れたチームの色分けがはっきりしてきている。上原浩治(オリオールズ)、川上憲伸(ブレーブス)のデビュー戦勝利、イチローの最多安打記録越えなど、日本人選手の活躍も目立った各地区の戦いをおさらいしたい。
4月14日、2009年の世界ボクシング界に重要な影響をもたらすであろう2つの記者会見がアメリカの東西で行なわれた。 まずロスアンジェルスでは、現代のボクシング界を支えて来た人気ボクサー、オスカー・デラホーヤが現役引退を表明。1992年のプロデヴュー以降続いた長い「ゴールデンボーイの時代」についに終止符を打った。
シアトル・マリナーズのイチローは日本時間17日、ホームのロサンゼルス・エンゼルス戦の第2打席にライト前ヒットを放ち、日米通算安打を3086本と伸ばして張本勲氏(元東映など)が持つ日本プロ野球記録(3085本)を上回った。ヒットを打ったイチローが1塁に到達すると、電光掲示板には記録達成を告げる文字が躍り、観客がスタンディング・オベーションで偉業をたたえた。
シアトル・マリナーズのイチローは日本時間16日、ホームのロサンゼルス・エンゼルス戦で2安打をマークして、日米通算安打を3085本とし、張本勲氏(元東映など)が持つ日本プロ野球最多安打記録に並んだ。胃潰瘍により開幕に出遅れたイチローはこの日が今季初出場。第2打席でセンター前ヒットを放つと、第5打席でライトへ満塁弾を叩き込んで、記録に花を添えた。
中日からアトランタ・ブレーブスにFA移籍した川上憲伸が日本時間12日、ワシントン・ナショナルズ戦でメジャー初登板を果たした。先発のマウンドに上がった川上は初回に先制を許す苦しい立ち上がり。3回にも2ランを浴びた。しかし、ブレーブスが中盤に逆転し、川上も4回以降は無失点。結局、6回4安打3失点の内容でチームも5−3で勝利し、勝ち投手になった。
ボストン・レッドソックスの松坂大輔が日本時間10日、ホームのタンパベイ・レイズ戦で今季初登板を迎えた。先発マウンドに上がった松坂だったが、2回から4回まで毎回本塁打を浴びる不安定な内容。6回途中9安打4失点で降板した。チームは反撃も及ばず、3−4で敗れたため、松坂は初黒星を喫した。レイズ・岩村明憲との対決は空振り三振、四球、センターフライ、センターへの2塁打と3打数1安打だった。
巨人からボルチモア・オリオールズにFA移籍した上原浩治が日本時間9日、ニューヨーク・ヤンキース戦でメジャー初登板を果たした。先発のマウンドに上がった上原は5回を86球5安打1失点に抑え、降板。チームは7−5でオリオールズが逃げ切り、上原がメジャー初勝利をおさめた。ヤンキース松井秀喜との対決も3打数無安打で、こちらも上原に軍配が上がった。
MLBの2009シーズンが日本時間7日、本格的に開幕した。昨年の松坂大輔(レッドソックス)に続き、日本人3人目の開幕投手となったロサンゼルス・ドジャースの黒田博樹は6回途中1失点。チームは4−1で勝利し、1勝目をマークした。またニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜は、ボルチモア・オリオールズとの開幕戦に「4番・DH」で出場。7回に今季第1号となる2ランを放った。これで通算本塁打数は445本となり、恩師でもある巨人・長嶋茂雄元監督の記録(444本)を抜いた。
第2回ワールド・ベースボール・クラシックは、日本が見事な2連覇を達成してめでたく終焉。その後、MLBのスター選手たちはすぐにそれぞれの所属チームに戻り「本番の戦い」に向けて準備を進めている。
【優勝争いの行方】 ひいき目を抜きにしても、大会前半では日本と韓国の安定した強さが際立っていた。そして宿敵同士の直接対決の2、3戦目を続けてものにした韓国が、決勝トーナメント開始時点で大会ベストチームであることに異論は少ないだろう。
第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)がいよいよ開幕。世界最高の野球国を決める決戦が近づくにつれて、国際試合好きなアジア諸国が盛り上がっているのはもちろん、アメリカのメディア上でも徐々にこの大会のニュースが扱われることが多くなってきた。このまま行けば、第1回よりも華やかでグレードアップしたトーナメントが期待できそうである。 そこで今回は、各国の主力メンバーを一通り目にしてきた筆者が、独断と偏見で最終予想を展開してみたい。日本の2連覇はなるのか? ラテン諸国からダークホースとして浮上するのは? そして、アメリカの逆襲の行方は?
現在のアメリカスポーツ界は、A−ロッドことアレックス・ロドリゲスのステロイド問題のニュース一色に染まっている感がある。 「スポーツ・イラストレイテッド」誌に過去の薬物使用をすっぱ抜かれたA—ロッドは、すぐに「ESPN」局で釈明インタヴューを敢行。さらに春季キャンプ地入りした2月17日には、約200人の報道陣を集めて合同記者会見を行なった。その席では「自分は若く愚かだった」と繰り返し語り、未熟さゆえの過ちだったことを強調。加熱する一方の論議と取材攻勢を、なんとか沈静化させようとする痛々しい姿勢が見受けられた。
大会の開催国、発案国でありながら、アメリカ代表は第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では第2ラウンドで敗退した。 間近に迫った第2回大会は、その雪辱を晴らすための舞台。王国の威厳奪還に向けて米国内は盛り上がっているかと思えば……
NFL08〜09年シーズンが大詰めを迎えている。 今シーズンはプレーオフに入って、両カンファレンスの上位シードが軒並み敗退するという意外な展開となった。昨季王者ジャイアンツ、名QBペイント・マニングを擁するコルツら、ビッグネームはすでにすべてウィンターバケーションに突入。そんな波乱続きの今季、「地球上最大のスポーツイベント」スーパーボウルはいったいどんな対戦になるのか……。 今週末、最終決戦への切符を賭けた各カンファレンスのタイトル戦に全米のスポーツファンの熱い視線が注がれることになる。
ロサンゼルス・ドジャースからフリーエージェントになっていた斎藤隆がボストン・レッドソックス入りすることが決まった。米国のメディアによると、年俸は150万〜250万ドル(約1億3500万円〜2億2500万円)、出来高払いで最高700万ドル(約6億3000万円)となる内容で1年契約を結んだ。レッドソックスには松坂大輔、岡島秀樹の両投手が在籍し、今季からは社会人(新日本石油ENEOS)からメジャー契約を結んだ田澤純一が加わる。斎藤の加入でチームの日本人選手は4名となり、レッドソックスの一大勢力となる。
今月上旬に開催されたウインターミーティングの時期を前後して、逆襲に向けて必死のヤンキースが大補強を敢行した。 まずは今オフの目玉と言われたCC・サバシアを7年1億6100万ドルもの大金を費やして強奪。続いて才能ではメジャー屈指のAJ・バーネットに対しても、市場価格を大きく上回る5年8250万ドルを提示して首を縦に振らせた。 まるで数年前までのヤンキースを思わせる札束攻勢で、2人の上質な先発投手を首尾よくゲット。これで来季の先発ローテーションはサバシア、バーネット、王建民、ジョバ・チェンバレンを含む豪華なものになる。 さらにマーケットに出ているデレック・ロウ、ベン・シーツらまで狙っているというのだから恐れ入る。絶対に負けられない来季に向けて、ヤンキースはこの時点で早くも戦闘態勢を整えたと言って良いだろう。
近年はニューヨークのMLBチームに冴えがみられないが、代わりに(?)NFLの2チームが隆盛のときを迎えている。 今季はこの街に本拠を置くジャイアンツとジェッツがともに好調なプレーを継続。どちらも地区首位を堅守し、それぞれプレーオフ進出を濃厚なものとしている。そしてこのまま両チームが勝ち進み、来年2月、米スポーツ最高の檜舞台スーパーボウルで雌雄を決することになるかもしれない……。
2008年のボクシング界で最大規模のビッグマッチが間近に迫っている。 12月6日、「ゴールデンボーイ」の愛称で知られるオスカー・デラホーヤがフィリピンの英雄マニー・パッキャオと激突。過去世界6階級を制覇したゴールデンボーイが、現役パウンド・フォー・パウンド最強とも呼ばれるハードパンチャーと対戦するのだ。デラホーヤが今年限りの引退をほのめかしていることもあり、この試合は当然のように爆発的な話題を呼んでいる。
フィリーズが4勝1敗でレイズを下した今季のワールドシリーズは、残念ながら盛り上がりに欠けた感は否めなかった。 テレビ視聴率は史上最低。その最大の理由は、フィラデルフィアで行われた3〜5戦が悪天候の影響をもろに受けてしまったことなのだろう。
メジャーリーグのワールドシリーズは30日、サスペンデッドゲームになっていた第5戦が6回裏から行われ、フィラデルフィア・フィリーズ(ナショナルリーグ)がタンパベイ・レイズ(アメリカンリーグ)を4−3で破り、対戦成績4勝1敗で1980年以来、2度目のシリーズ制覇を果たした。フィリーズの田口壮はシリーズを通じて出番がなかったが、カージナルス時代の06年に続き、自身2度目の世界一を経験。レイズの岩村明憲は7回に内野安打を放ち、中断前と合わせて4打数2安打の成績だった。
メジャーリーグのワールドシリーズは28日、第5戦が行われていたが、6回表終了時点で雨のためサスペンデッドゲームとなった。スコアは2−2の同点で、29日は6回裏フィリーズの攻撃から試合を再開する。レイズの岩村明憲は4試合ぶりにヒットを放ち、3打数1安打。田口壮はまだ出場していない。