その他スポーツ

高木啓充(東京ヤクルトスワローズ/愛媛県松山市出身)第2回「越智(現巨人)と競った高校時代」

 高木が野球を始めたのは小学校3年生の時だ。「友達がやっていて、楽しそうだから1回行ってみようかなって感じでした」。実際にやってみると、ボールを遠くへ飛ばす楽しさに惹かれた。もともと体が大きかったため、ボーイズリーグでは投手も任された。これが高木の原点である。

第163回 ミラクル・ジェッツの進撃は続くか

 2009〜10年のNFLシーズンも大詰めを迎え、今週末からついにプレーオフの戦いに突入する。  今季は絶対的な本命が存在せず、サンディエゴ・チャージャーズ、インディアナポリス・コルツ、ダラス・カウボーイズらが横一線との下馬評。予断を許さない激戦が1回戦から続きそうだが、そんな群雄割拠の中で、最もドラマチックな流れでこのプレーオフにたどり着いたのがAFC第5シードのニューヨーク・ジェッツである。

高木啓充(東京ヤクルトスワローズ/愛媛県松山市出身)第1回「燕の救世主」

 2009年夏、プロ入り4年目の高木啓充はヤクルト2軍の本拠地、戸田で投げていた。プロに入って3年間、1軍で何度か登板機会はあったが、白星はなし。1軍は巨人、中日と優勝争いを展開しており、実績のない投手に昇格のチャンスが訪れる雰囲気は全くなかった。 「このままクビになるのかな」  正直、オフに非情の通告を受けることも覚悟していた。その後の就活もリアルに考えざるを得なかった。

木村志穂(テコンドー・世界選手権銀メダリスト/愛媛県松山市出身)最終回「世界の頂点へ」

「木村志穂」の名が世界のテコンドー界に知れ渡ったのは2005年7月のことだ。オーストラリアで開催された第14回世界テコンドー選手権。木村は女子型2段の部で見事3位になった。初めて世界の舞台で表彰台の上に立った木村。世界の頂点に一歩、近づいた瞬間だった。

木村志穂(テコンドー・世界選手権銀メダリスト/愛媛県松山市出身)第3回「初戦敗退からの復活」

 2000年8月2日、全国高校総体第2日、陸上女子100メートル障害予選。9組スタートの木村志穂はもてる限りの力を出し、走りきった。しかし6位で予選落ち。彼女は陸上界から身を引くことを決意した。 「陸上は頑張った結果、日本一になることができなかった。自分の限界を感じたんです。テコンドーならもっと大きな舞台に行けるチャンスがあるのかなと」  やるからには頂点を極めたい。木村は自分の能力を開花させる場所は、陸上ではなく、やはりテコンドーだと感じていた。しかし、約1年半のブランクは決して小さくはなかった。2年ぶりに出場した全日本選手権。それまでは必ず決勝に進出していた木村が、まさかの初戦敗退。それも完敗だった。

第162回 松井秀喜がニューヨークにもたらしてくれたもの

 12月14日の夕方ごろのこと。『スポーツ・イラストレイテッド」誌の記者からのメールで、松井秀喜のエンジェルス移籍が決定的になったことを知った。 「俺の言った通りだったじゃないか!」  その記者は11月に雑誌の企画で行なった「松井去就予測座談会」に参加してくれていて、松井のエンジェルス行きを予想していたのだ。しかし筆者はそんな得意気なメールを軽く読み飛ばすと、すぐにスポーツサイトで彼のメールが真実であると確認し、そしてしばし呆然としてしまった。

第99回「ホノルルが変わった!?」

 近年、ブームともいえる広がりを見せるマラソン。東京マラソンを筆頭に、国内マラソン大会はどこも盛況。皇居周辺や大阪城など、都会のランニングスポットは渋滞さえしてしまう勢いだ。そのマラソンブームの元祖といえばホノルルマラソン。つい10数年前までは初心者のマラソンチャレンジといえば「ホノルル」と決まっていた。そのホノルルマラソンも今年で37回目。日本人参加者が半数以上を占める海外マラソンとして、独特の歴史を築いてきたが、ここ数年は確実に変化の兆しが見受けられる。

鳴戸親方(元横綱・隆の里)との対談後編を配信! 〜喘息情報サイト「Zensoku.jp」〜

 グラクソ・スミスクライン株式会社が運営する喘息情報ウェブサイトにて、当HP編集長・二宮清純がナビゲーターを務める対談シリーズ「二宮清純のゼンソク人間学」が好評配信中です。幼い頃から喘息に悩まされてきた二宮が、病気を克服して活躍しているスポーツ選手、元選手と対談。喘息をいかに乗り越えるかというテーマで話を進める中で、この病気への理解を深め、患者さんを勇気づけることを目指しています。同シリーズでは現在、元横綱・隆の里の鳴戸親方、東濃厚生病院アレルギー呼吸器科部長の大林浩幸先生との対談後編を公開中です!

木村志穂(テコンドー・世界選手権銀メダリスト/愛媛県松山市出身)第2回「ほろ苦い世界デビュー」

「テコンドー」と「陸上」。それが高校時代、木村志穂の生活の基盤だった。彼女はテコンドーでは世界一を、そして陸上では高校日本一を目指し、学校と道場に通う毎日を送った。タイプの全く異なる競技だが、「メンタル面で大きく左右されるという部分はテコンドーも陸上も同じ」と木村は言う。陸上のトレーニングで身についた瞬発力がテコンドーに生かされたとも感じている。だが、やはり二足のワラジをはくのは想像以上に困難を極めた。

木村志穂(テコンドー・世界選手権銀メダリスト/愛媛県松山市出身)第1回「テコンドーとの出合い」

 2009年10月、ロシア・サンクトペテルブルクでテコンドーの世界選手権が開催された。そこで堂々の銀メダル(女子型三段の部)に輝いたのが木村志穂である。4年前の05年、木村は世界選手権で初めて表彰台(銅メダル)に上がった。世界一の座がいよいよ見えてきたと思ったのも束の間、ヒザの靭帯を断裂。2度の手術を乗り越え、今年再び世界の舞台へと戻ってきた木村。今度こそ世界の頂点を極めようと、仕事と両立させながら、練習の日々を送っている。

第161回 「アイバーソンに明日はない」のか

 NBAのスーパースター、アレン・アイバーソンが古巣フィラデルフィア・76ersに3年振りに復帰することになった。  しかし盛大なファンファーレを浴びての帰還劇ではない。全盛をとうに過ぎ、行き場をなくしたアイバーソン。人気&成績低迷に悩む76ers。ともに煮え切らない位置にいる両者が、止むなく手を取り合った形での移籍実現である。

土橋優貴(浦和レッズレディース/徳島県阿南市出身)第5回「2冠制覇にむけシーズンは終わらない」

 大原学園JaSRAから浦和レッズレディースに移籍したのは2007年3月。1部昇格を決めた後の移籍だったが、土橋の心の中には少しだけわだかまりがあった。  土橋にとって浦和レッズレディースといえばかつてのライバルチームである。TASAKIペルーレFC時代では毎年優勝争いを繰り広げてきた相手への移籍なのだ。一方、前年2位のレッズは優勝した日テレ・ベレーザと差を埋めるべくDF陣の強化に乗り出していた。クラブは日本代表の矢野喬子らとともに、経験豊富な土橋の力を必要とした。土橋もその熱意に押され、赤いユニフォームに袖を通すこととなった。

鳴戸親方(元横綱・隆の里)との対談前編を配信! 〜喘息情報サイト「Zensoku.jp」〜

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土橋優貴(浦和レッズレディース/徳島県阿南市出身)第4回「2つのクラブから学んだこと」

 大阪体育大学を卒業後、土橋が籍をおいたのはTASAKIペルーレFCだ。ペルーレは総合宝飾品メーカーの田崎真珠がバックアップし、神戸に本拠地を置くチーム。土橋は社会人生活を送りながらサッカーを続けることとなった。

第7回 石川遼vs.池田勇太、ゴルフ界の新ライバル物語

「2009年、最も飛躍が期待されるスポーツ選手は?」  昨年末から今年の初めにかけて、そう訊ねられた時、私は「プロゴルファーの石川遼」と答えてきた。周知の通り、プロ1年目の昨年は17歳で獲得賞金1億円を突破。これは丸山茂樹の持つ26歳1カ月を大きく上回る日本最年少記録だった。

第160回 パッキャオ対メイウェザー戦へ、機は熟した

 11月14日にラスベガスで行なわれた注目のWBO世界ウェルター級タイトル戦で、フィリピンの怪物マニー・パッキャオがプエルトリコの英雄ミゲール・コットに12ラウンドKO勝利。フィニッシュこそ最終回だったが、だからといってそれまで勝者の読めない接戦だったわけではない。  序盤こそコットも互角に戦ったものの、2度のダウンも奪ったパッキャオが中盤以降は完全にペースを掌握。骨格でひと回り上回る相手に文字通りの圧勝で、アジアの怪物はこれで通算5階級目を制覇したことになる(事実上の7階級制覇)。

第98回「藍ちゃん優勝!」

 トライアスロンのシーズンも終わりかけた11月、素敵なニュースが舞い込んできた。 「藍ちゃん、ワールドカップ優勝!」  これだけ聞くと、ほとんどの日本人は女子ゴルフをイメージすると思うが、藍はアイでもこちらはトライアスロンの上田藍選手。北京オリンピック代表でもある彼女が、なんとメキシコで開催された「ITUトライアスロンワールドカップ ウアトゥルコ大会」で優勝したというのだ。

土橋優貴(浦和レッズレディース/徳島県阿南市出身)第3回「未来を決めた代表招集」

 高校卒業後、大阪体育大学へと進学した土橋は女子サッカー部に入部した。大体大は大学女子チームにとって最大目標となる全日本大学女子サッカー選手権で優勝経験のある強豪チームだ。しかし、土橋にとって大体大を選んだ最大の目標は、教員免許を取得すること。学校の先生への道を模索しての選択だった。

土橋優貴(浦和レッズレディース/徳島県阿南市出身)第2回「男子に混じって気持ちで負けないプレーを」

 土橋が運命の出会いを果たしたのは、小学2年生の時だった。  地元・阿南市の少年サッカーチームFCソシオスのコーチを務める父・克彦とともに、練習グラウンドへ見学にいったことがきっかけだった。 「私はサッカーをやるつもりはなかったんですけど、気付いたらソシオスに入っていた感じです(笑)」  何気なく通っていた地元のサッカークラブ。ここから土橋のサッカー人生はスタートした。

第159回 ワールドシリーズMVP、松井秀喜の未来

 全米を震撼させる松井秀喜の超絶パフォーマンスだった。  すべての野球人にとって夢の舞台であるワールドシリーズの第6戦で、4打数3安打、1本塁打。そしてシリーズタイ記録となる6打点。何より、この大活躍でヤンキースを27度目の世界一に導いたのだ。 「最高ですね。この日のために1年間も頑張ってきたわけですから。何年もニューヨークにいましたけど、初めてここ(世界一)まで来れて最高です」  日本人選手としてはもちろん初めてとなるワールドシリーズMVPを獲得しても、松井の言葉はいつも通りシンプルだった。だが今回ばかりはそうであるがゆえに、より実感がこもって聞こえたのも事実である。

土橋優貴(浦和レッズレディース/徳島県阿南市出身)第1回「レッズで念願の初優勝!」

 昨年の北京オリンピックで、女子サッカー日本代表がベスト4に進出し大きな話題となった。“なでしこジャパン”の活躍は近年の日本サッカー史で、最も世界の頂点に近づいた快挙ともいえる。そのなでしこジャパンの選手の多くは、女子サッカーリーグである“なでしこリーグ”に所属し、熾烈な戦いを繰り広げている。

佐野明日香(自衛隊体育学校レスリング班/愛媛県宇和島市出身)最終回「浜口さんを倒したい」

 浜口京子との初対決で本物のレスリングを教えられた佐野だったが、しばらくは柔道をベースにしたスタイルを続けていた。レスリングへの転向を勧めた女子レスリング班の藤川健治監督は、まず長所を伸ばそうと試みたのだ。 「最初は“柔道レスリング”でいいと明日香には言っていました。彼女は体力も瞬発力も兼ね備えている。格闘技のセンスもあった。72キロは選手層が薄いので、全日本のトップクラスになれる能力はあると最初からみていました。相手からしてみれば、柔道の足技や投げで一発で返されるのは怖いもの。レベルが高くなれば、課題は自然と出てくる。だから柔道でやってきたことをリセットしなくていいと伝えていました」

佐野明日香(自衛隊体育学校レスリング班/愛媛県宇和島市出身)第3回「転向2カ月で浜口京子と初対決」

 社会人でも柔道を続ける決意を固めた佐野にアクシデントが起きたのは、自衛隊体育学校に入る前の2005年秋のことだった。練習中に足をかけられた際、左足一本でけんけんをしながら後退した。その瞬間、負荷がかかったヒザに激痛が走った。 「でも痛みが治まったら、普通に歩けたんでテーピングを巻いて練習に参加しました。ところがヒザに力が入らず、ガクッと崩れてしまう。投げ込みもできなくなってしまったんです」

第158回 ヤンキース、今季最大の大勝負へ 〜ALCS展望〜

 9年振りの世界一を目指すヤンキースが、順調にアメリカンリーグ・チャンピオンシップ・シリーズに進出。今季ベストレコードを勝ち取った勢いを保ち、ワールドシリーズは目前に迫っている。  しかし、ア・リーグ頂上決戦の相手は一筋縄ではない。ここで対戦するのは、西海岸の雄・エンジェルス。ヤンキースは今季中盤ごろからリーグのベストチームの称号を欲しいままにして来たが、エンジェルスもそれに続くNO.2の実力を持つと目される強豪である。

第97回「本当のアイアンマン」

 世界中で愛好者人口が急激に増加しているトライアスロン。世界的なマラソンブームの余波か、IT化により人工的になりすぎた都市生活の反動か、欧米ではその勢いはとどまるところを知らない。ドイツなどでは人気スポーツベスト3に入っているし、北米では「転職に有利だから」と始める輩までいる始末。この勢いが少しずつアジアに波及してきたようで、日本国内でも参加者が増加中だ。

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