水泳・陸上
6月に開催された競泳のジャパンオープン、14年間破られなかった日本記録が更新された。 女子400メートル個人メドレーで高橋美帆選手(日本体育大)が4分35秒69で優勝。2000年のシドニー五輪で田島寧子さんがマークした4分35秒96の日本記録を0秒27上回った。高橋は、この21日に開幕するパンパシフィック選手権(オーストラリア)と、9月のアジア大会(韓国)に日本代表として出場する。
健康増進、筋力アップに役立つニューアイテムの誕生だ。 6月13日、日本医療機器産業連合会の30周年記念式典において、日本ホームヘルス機器協会に加盟している山本化学工業が新たに開発した“ソフトロボット”が発表された。ゴムラバーを活用して歩行をサポートするもので、医療、介護の現場で脚力の衰えがちな高齢者に効果を発揮することが期待されている。
「負けん気の強さで言ったら、2人はそっくりですよ」。竹村吉昭が語る「2人」とは、2年後のリオデジャネイロ五輪で活躍が期待される渡部香生子、そして2000年シドニー五輪で銀メダルを獲得した中村真衣だ。小学6年から15年間、中村を指導した竹村。アトランタ、シドニーと2大会連続で五輪出場に導き、メダリストにまで育て上げたその功績は大きい。だが、竹村にはたったひとつだけ、後悔に近い思いがある。 「あの時、もし中村にたった一言、アドバイスをしていたら……」 シドニー五輪の決勝を振り返るたびに、そんな思いがふと沸き起こってくるのだ。
今年4月に行なわれた競泳日本選手権。そこには1年前とは違う表情の渡部香生子がいた。15歳でロンドン五輪(2012年)に出場した渡部は、4年後のリオデジャネイロ五輪でのメダル獲得に大きな期待が寄せられている。しかし、昨年の日本選手権では五輪で出場した200メートル平泳ぎでまさかの予選落ちをし、周囲を驚かせた。そんな渡部が今年は一転、100メートルと200メートルの平泳ぎ、200メートル個人メドレーの3冠に輝いた。特に、平泳ぎはともに高校新をマークしての初制覇。ロンドン五輪メダリストの鈴木聡美をおさえての価値ある優勝に、「渡部時代の到来」もささやかれている。その渡部の躍進を語るうえで欠かすことのできない人物がいる。竹村吉昭コーチだ。
従来の発想を大きく転換する新素材だ。 山本化学工業ではこのほど、新しいトライアスロン用ウェットスーツ素材と競泳用水着素材を発表した。これまで独自の発想で水中での抵抗を限りなく抑えた素材を世の中に送り出してきた同社だが、今回はさらなる改良が加えられた。「新しい素材を使ったウェットスーツや水着で、どこまでタイムが伸びるか注目してほしい」と山本富造社長が胸を張る最先端の開発コンセプトを紹介する。
山本化学工業はこの5月1日、創業50周年を迎えた。 大きな節目を機に、同社では新たな50年へ向けて、ひとつの宣言を行った。前回、前々回と紹介した「健康経営」の実践だ。山本化学工業では、このほど社員の健康増進へ「バイオラバー」などの高機能製品を企業がリースで配布できるシステムを導入した。その先駆けとなるべく、早速、関係社員73名全員にバイオラバーを貸与。加えて同社が賛助会員になっている日本統合医療学会と未来健康共生社会研究会がスタートさせる「健康経営企業サポートプロジェクト」にも参画し、そこで得た知見を社員の健康にも役立たせる考えだ。
14日、日本水泳連盟は都内のナショナルトレーニングセンターでパンパシフィック選手権(8月、豪州・ゴールドコースト)とアジア競技大会(9月、韓国・仁川)の日本代表選手発表会見を開いた。男子は日本選手権で4冠を達成した萩野公介(東洋大)、背泳ぎ2種目を制した入江陵介(イトマン東進)、女子は3冠の渡部香生子(JSS立石)、バタフライ2種目で優勝した星奈津美(ミズノ)らが選ばれ、パンパシは男女22名、アジア大会は21名が代表入りした。もうひとつの代表選考会にあたるジャパンオープン(6月、東京)で、残りの代表を決める。また会見で日本水連は、2020年の東京五輪に向けて、日本トライアスロン連合と提携を結ぶことも発表。競泳のオープンウォータースイミングとトライアスロンの代表候補選手を対象に合同合宿や練習を通じ、相互の競技力向上を図る。競技環境の整備にも両団体が力を合わせて取り組んでいくことを明らかにした。
13日、第90回競泳日本選手権最終日が東京辰巳国際水泳場で行われ、女子200メートル平泳ぎは17歳・渡部香生子(JSS立石)が2分21秒09の高校新で初優勝した。これで100メートル平泳ぎ、200メートル個人メドレーと合わせて3冠を達成。男子50メートル自由形では塩浦慎理(イトマン東進)が21秒88の日本新記録をマークし、連覇した。同200メートル背泳ぎは、入江陵介(イトマン東進)が制した。2年連続の5冠を狙った萩野公介(東洋大)は2位。出場6種目で4つの優勝を果たしが、背泳ぎ2種目のタイトルはいずれも入江に獲られた。
12日、第90回競泳日本選手権3日目が東京辰巳国際水泳場で行われ、萩野公介(東洋大)が男子200メートル個人メドレーを1分55秒38、男子400メートル自由形を3分43秒90で、いずれも日本新記録をマークして優勝した。萩野はこれで今大会4冠目。明日の200メートル背泳ぎで、昨年に続く5種目制覇に挑戦する。女子では、昨日100メートル平泳ぎを初優勝した渡部香生子(JSS立石)が200メートル個人メドレーも制し、2冠を達成した。50メートル背泳ぎでは、竹村幸(イトマン)が前日の100メートルと合わせて背泳ぎ2冠を達成した。100メートルは内田美希、800メートルは地田麻未と女子自由形の2種目は、東洋大コンビが制した。
11日、第90回競泳日本選手権2日目が東京辰巳国際水泳場で行われ、男子100メートル背泳ぎで入江陵介(イトマン東進)が52秒57の好タイムで優勝した。この日の200メートル自由形を制した萩野は2位で、昨年に続く連覇はならなかった。女子50メートル平泳ぎは鈴木聡美(ミキハウス)が31秒30の日本新記録をマークし、連覇を達成した。そのほかの種目では、男子50メートル平泳ぎを岡崎晃一郎(自衛隊)が、女子100メートル背泳ぎを竹村幸(イトマン)が、女子200メートル自由形を宮本靖子(東洋大)が、女子400メートル個人メドレーを清水咲子(日本体育大)が制し、4種目で初優勝が生まれた。
10日、パンパシフィック選手権(8月、豪州・ゴールドコースト)とアジア競技大会(9月、韓国・仁川)の代表選考会を兼ねた第90回日本選手権が東京辰巳国際水泳場で開幕した。昨年、前人未到の5冠を達成した萩野公介(東洋大)は、前回につづき今大会も6種目にエントリー。初日の男子400メートル個人メドレーで3連覇を達成し、まず1種目を制した。2位には昨夏の世界選手権(スペイン・バルセロナ)の同種目金メダリスト・瀬戸大也(JSS毛呂山)が入った。同100メートル平泳ぎは、2月の短水路日本選手権で平泳ぎ種目3冠の小関也朱篤(ミキハウス)が初優勝。前回王者・北島康介(アクエリアス)は7位で連覇が止まった。女子100メートル平泳ぎでは、17歳の渡部香生子(JSS立石)が鈴木聡美(ミキハウス)ら実力者を抑えて、1分6秒53の高校新記録で優勝した。
健康経営――。近年、この概念が日本でも広まりつつある。「企業の持続的成長には、従業員の健康が不可欠」との考え方から、従業員の健康に配慮し、その増進を促す仕組みをつくることで生産性向上につなげようとする発想だ。前回紹介したように山本化学工業では「バイオラバー」など社員の健康に寄与する高機能製品を各企業にリースするシステムを構築し、健康経営をサポートしようと試みている。引き続き、山本富造社長に二宮清純が話を訊いた。
先日閉幕したソチ五輪、山本化学工業の製品を活用して本番に挑んだフィギュアスケートやショートトラックスピードスケートの選手たちはメダル獲得こそならなかったが、それぞれベストを尽くして健闘した。山本化学工業は既に、「2020年東京五輪で金メダル30個獲得を!」と6年後を見据えたプロジェクトをスタートさせており、今後も高機能製品を改良、開発して選手たちをサポートしていく。歩みを止めない山本化学工業のこの先の取り組みについて、山本富造社長に二宮清純が話を聞いた。
2012年、開設したスポーツポータルサイトでは新たなスポーツ記事を連日、配信中です。このサイトではJBpress(日本ビジネスプレス)、講談社、スポーツコミュニケーションズの共同運営により、3社がそれぞれ配信している独自の記事を合わせて読むことが可能になっています。このたびゼンショー協力のオリジナル対談コーナー『虎四ミーティング〜限界への挑戦記〜』が更新されました。2度のホームラン王に輝き、通算403本塁打を放った実績を持つ元プロ野球選手の山崎武司さんに続くゲストは、ロンドン五輪で2つの銅メダルを獲得した元競泳選手の寺川綾さん。二宮清純とすき家の新商品『牛すき鍋定食』を食べながら、初出場のアテネ五輪の思い出や、その後の挫折からの復活までを語ってもらっています。
ロンドン五輪競泳女子で2つのメダルを獲得した寺川綾が、師事する平井伯昌(日本代表ヘッドコーチ)から不意に声をかけられたのは、100メートル背泳ぎ決勝前のウォーミングアップが終了した後だ。寺川は腹ごしらえにおにぎりをたべていた。「オマエ、そのおにぎりの味がちゃんと分かるか?」
ソチ冬季五輪開幕へのカウントダウンが始まった。日本選手団は続々と現地入りし、最終調整に余念がない。前回紹介したショートトラックスピードスケートの選手たちも山本化学工業の製品をソチに持ち込み、本番に臨む。 「メディカルバイオラバーで筋肉を温め、着圧を与えて血液循環を促すことで疲労の早期回復を図り、ゼロポジションベルトを使って骨盤のひずみを矯正してもらっています。選手たちがいい成績を残して日本に帰ってきてくれることを期待しています」 山本化学工業の山本富造社長は競技開始を楽しみにしている。
グラクソ・スミスクライン株式会社が運営する喘息情報ウェブサイトにて、当HP編集長・二宮清純がナビゲーターを務める対談シリーズ「二宮清純のゼンソク人間学」が好評配信中です。このシリーズでは幼い頃から喘息に悩まされてきた二宮が、病気を克服して活躍しているスポーツ選手、元選手と対談。喘息をいかに乗り越えるかというテーマで話を進める中で、この病気への理解を深め、患者さんを勇気づけることを目指しています。今回は北京五輪の陸上男子400メートルリレー銅メダリストの塚原直貴選手、喘息の専門医で同愛記念病院アレルギー呼吸器科部長の黨(とう)康夫先生との対談を実施。その後編を公開しました!
ソチ冬季五輪の開幕まで約1カ月。選考会などを通じて各競技の日本代表選手も続々と決定している。山本化学工業では昨年12月に大阪市の大阪プールアイススケート場で開かれたショートトラックスピードスケートの代表選考会を協賛した。
グラクソ・スミスクライン株式会社が運営する喘息情報ウェブサイトにて、当HP編集長・二宮清純がナビゲーターを務める対談シリーズ「二宮清純のゼンソク人間学」が好評配信中です。このシリーズでは幼い頃から喘息に悩まされてきた二宮が、病気を克服して活躍しているスポーツ選手、元選手と対談。喘息をいかに乗り越えるかというテーマで話を進める中で、この病気への理解を深め、患者さんを勇気づけることを目指しています。今回は北京五輪の陸上男子400メートルリレー銅メダリストの塚原直貴選手、喘息の専門医で同愛記念病院アレルギー呼吸器科部長の黨(とう)康夫先生との対談を実施。その前編を公開しました!
東京五輪・パラリンピックが開催される2020年、日本では65歳以上の高齢者の割合が約3割に達すると予測されている。人口の3人に1人が高齢者という時代が迫り、医療、介護などの社会保障制度改革は待ったなしの状況だ。超高齢化が進む2020年代へ、齢を重ねても健康的な生活を送れる高齢者を増やすことは国全体をあげて取り組むべき施策と言ってよい。山本化学工業では、その独自の技術を活用し、若いアスリートのみならず、元気な高齢者をサポートする製品開発に乗り出している。その現状を前回に続き、山本富造社長に二宮清純が訊いた。
「2020年東京五輪で金メダル30個獲得を!」 山本化学工業がこのほど発表した2020年の東京五輪・パラリンピックに向けたプロジェクトが反響を呼んでいる。これまで同社が開発してきた高機能性製品をさらに改良するとともに、日本の若いアスリートたちに原価提供し、サポートしていく。そんな試みに7年後の活躍を夢見る選手、関係者から既に問い合わせが寄せられているという。「我々の製品で選手のパフォーマンスを向上させるお手伝いをしたい」と語る山本富造社長に、二宮清純が思いを訊いた。
2020年東京五輪・パラリンピックの開催が決まり、7年後に向けた準備が既に始まっている。 山本化学工業では、これまでも競泳やトライアスロンなどを対象に、アスリートの能力を最大限に引きだす高機能性素材を開発してきたが、7年後に向けて、また新たなプロジェクトを立ち上げる。同社の素材や製品で日本の若手選手たちをサポートし、目標はズバリ「東京五輪での金メダル30個獲得」だ。
残暑はまだまだ厳しいとはいえ、朝晩は少しずつ秋の気配を感じ始める季節になってきた。肌寒くなってくると、誰しも体を温めることを考える。服を1枚多めに羽織ったり、温かい飲み物を飲んだり、湯船につかったり……。だが、それで本当に体は温まっていると言えるのだろうか。
前回紹介した両前肢を失ったウミガメの悠ちゃんに人工義肢を制作するプロジェクトは、ヒレの機能を向上させる段階に入っている。7月中旬には神戸市内の人工海水池で装着実験が行われた。しかし、結果は芳しいものではなかった。せっかく装着したヒレが水の中ですぐに外れてしまったのだ。
4日(現地時間)、世界水泳選手権バルセロナ大会の競泳最終日が行われ、男子400メートル個人メドレー決勝は瀬戸大也(JSS毛呂山)が4分8秒69で優勝した。日本勢の世界水泳での金メダル獲得は、2009年ローマ大会の古賀淳也以来、3人目。萩野公介(東洋大)は4分10秒77で5位だった。男子400メートルメドレーリレーは、1着に入線した米国代表の失格にによりフランス代表が3分31秒51で優勝した。入江陵介(イトマン東進)、北島康介(日本コカ・コーラ)らで組んだ日本代表は3分32秒26で3位に入り、銅メダルを獲得した。日本の同種目のメダルは3大会ぶり。一方の女子日本代表は5位に入賞した。優勝は米国代表で、2連覇達成。第1泳者のメリッサ・フランクリンは今大会6冠目で、女子の1大会金メダル獲得数を更新した。同400メートル個人メドレーでは、カティンカ・ホッスー(ハンガリー)が4分30秒41で2大会ぶりの金メダル。大塚美優(日本体育大)は4分39秒21で8位だった。8日間の大会を終え、トビウオジャパンが獲得したメダルは6個(金1、銀2、銅3)。合計個数は前回の上海大会(銀4、銅2)と同数だった。