水泳・陸上
26日、韓国・仁川でのアジア競技大会は競泳最終日が行われ、日本は女子200メートル背泳ぎ・赤瀬紗也香(日本体育大)の金メダルを含む計7個のメダルを獲得した。今大会は計45(金12、銀20、銅13)個で前回大会(39)を上回るメダルを手にした。バドミントンの女子ダブルス準決勝は、高橋礼華&松友美佐紀組(日本ユニシス)がマレーシアペアをストレートで下した。BWF世界ランキング3位の高橋&松友は同種目日本勢として1970年タイ・バンコク大会の相沢マチ子&竹中悦子組以来44年ぶりの決勝進出。決勝はBWF世界ランキング10位のインドネシアペアと対戦する。
: 14歳での金メダル獲得は日本五輪史上最年少。一躍、時の人となりました。戸惑いも大きかったのでは? : 周りの注目度が一気に上がってしまって、最初はビックリしましたね。注目されると「まだ14歳なのに“今まで生きてきた中で、一番幸せ”とか偉そうに」といった批判も聞こえてくる。まだ中学生でしたから、それらを自分の中で納得させて消化させるのに時間がかかりました。
24日、韓国・仁川でのアジア競技大会は男子400メートル個人メドレー決勝で萩野公介(東洋大)が4分7秒75の大会新記録をマークして優勝した。昨年の世界選手権バルセロナ大会の同種目で金メダルを獲得した瀬戸大也(JSS毛呂山)は3位だった。男子400メートルフリーリレーはアジア新の3分13秒47をマークした中国が制した。日本は3分14秒38の日本新で2位に入り、銀メダルを手にした。男子100メートル平泳ぎは、小関也朱篤(ミキハウス)が200メートル平泳ぎを制したドミトリー・バランジン(カザフスタン)に次ぐ2位。バランジンは今大会平泳ぎ2冠を達成した。その他の日本勢は、男子100メートルバタフライで池端宏文(法政大)が銅メダル、女子200メートル自由形は五十嵐千尋(日本体育大)が銀メダルを獲得した。女子200メートルバタフライ決勝はロンドン五輪同種目銅メダリストの星奈津美(ミズノ)が2位、16歳の中野未夢(アクシー東)が3位に入った。
23日、韓国・仁川でのアジア競技大会は競泳3日目が行われ、男子400メートル自由形決勝は萩野公介(東洋大)がロンドン五輪同種目金メダリストの孫楊(中国)に次ぐ2位に入り、銀メダルを獲得した。萩野はここまで出場した全5種目で表彰台に上っている。その他の日本勢では、男子50メートル自由形で塩浦慎理(イトマン東進)と伊藤健太(ミキハウス)が、男子200メートル平泳ぎで小日向一輝(セントラルスポーツ)と小関也朱篤(ミキハウス)がいずれも2位、3位に入った。女子は4種目中3種目でメダルを獲得。この日、金メダルこそなかったが銀5、銅3個と8個のメダルを手にした。
22日、韓国・仁川でのアジア競技大会は男子200メートル個人メドレー決勝で萩野公介(東洋大)が1分55秒34の大会新記録で優勝した。2位には藤森太将(ミキハウス)が入り、日本勢のワンツーフィニッシュとなった。萩野は800メートルフリーリレーにも第2泳者で出場し、金メダル獲得に貢献。今大会3冠を達成した。日本勢はその他の種目でも金銀を独占。男子50メートル背泳ぎ決勝は古賀淳也(第一三共)と入江陵介(イトマン東進)が、女子200メートル平泳ぎは渡部香生子(JSS立石)と金藤理絵(Jaked)が1位と2位で続いた。
「これまでいろいろな競技のトレーニングを見てきましたが、平井(伯昌)先生のようなコーチは皆無に等しいですよ」 北島康介をはじめとする世界のトップスイマーを育ててきた平井に対し、トレーニング指導員の田村尚之は尊敬の念を抱いている。それはトレーニングに対する平井の驚くほどの熱心ぶりにあった。 「コーチは毎日、選手ひとりひとりの練習プログラムをつくらなければいけません。ふつうはそれだけで精一杯のはずなんです。ところが、平井先生は睡眠時間を削り、プログラム作成の時間をスライドさせてまで、トレーニングの時間も選手に付き添う。今は大学の仕事もあってなかなか来られなくなりましたが、以前は毎回トレーニングルームに顔を出していましたよ」 そんな研究熱心な平井の存在があったからこそ、競泳界ではタブーであったウエイトトレーニングの成果が競泳に結びつき、北島らメダリストが誕生した。田村はそう考えている。
21日、韓国・仁川でのアジア競技大会は競泳初日を迎えた。男子200メートル自由形決勝は萩野公介(東洋大)が1分45秒23秒の日本新記録で優勝。100メートル背泳ぎ決勝は入江が52秒34の大会新で連覇を達成。萩野は3位に入り、銅メダルを獲得した。男子200メートルバタフライ決勝では瀬戸大也(JSS毛呂山)と平井健太(セントラルスポーツ)のワンツーフィニッシュ。日本勢は初日から金3、銀3、銅2個と計8個とメダルラッシュで、好スタートを切った。バドミントンは女子団体準決勝が行われ、銅メダル以上を決めていた日本代表は中国代表に1対3で敗れた。
: お久しぶりです。今回は長期貯蔵のそば焼酎を飲みながら、いろいろお伺いしたいと思っています。 : このはお店でボトルを見たことがありますね。でも、実際にいただいたことはないので、どんなお酒か楽しみです。
近年、日本の競泳界において、スーパースターといえば、やはりこの人以外にいないだろう。アテネ五輪、北京五輪と2大会連続で2冠を達成した北島康介である。そして今や日本競泳界の名将ともなっている平井伯昌コーチが、まだ無名だった北島を発掘し、金メダリストにまで育て上げたことは周知の通りだ。その平井コーチがひと昔前まで日本の競泳界ではタブーとされてきたウエイトトレーニングを本格的に指導に取り入れたのは2001年のことだ。そして北京五輪までの約7年間、平井と苦楽をともにして北島の身体をつくりあげてきたのが、国立スポーツ科学センター(JISS)のトレーニング指導員、田村尚之だった。
6月の競泳ジャパンオープンに続き、先月の競泳パンパシフィック選手権(オーストラリア)でも、山本化学工業の「ゼロポジション水着」を着用して練習を重ねてきた選手たちが活躍をみせた。男子100メートルと200メートル平泳ぎでは、小関也朱篤(ミキハウス)が2冠を達成。男子800メートルリレーでは松田丈志(セガサミー)が日本チームのアンカーを務め、マイケル・フェルプス、ライアン・ロクテら擁する米国と互角の戦いを演じて銀メダルを獲得した。
24日、パンパシフィック水泳選手権4日目がオーストラリア・ゴールドコーストで行われ、男子200メートル個人メドレー決勝で萩野公介(東洋大)が1分56秒02で制した。萩野は400メートル個人メドレーと合わせて2冠。今大会出場6種目で5個のメダルを獲得した。瀬戸大也(JSS毛呂山)は3位に入り、銅メダルを手にした。200メートル平泳ぎは、男子は小関也朱篤(ミキハウス)が、女子は渡部香生子(JSS立石)が金メダルを獲得。さらに男子は小日向一輝(セントラルスポーツ)が3位、女子は金藤理絵(Jaked)が2位で、計3種目で日本人がダブル表彰台となった。また男子400メートルメドレーリレーでは、日本が米国に次ぐ2位で銀メダルを獲得した。そのほか女子1500メートル決勝では、ケイティ・レデッキー(米国)が15分28秒36の世界記録をマーク。200メートル、400メートル、800メートルと合わせて自由形個人種目4冠を達成した。レデッキーはリレー種目も含めて今大会5個目の金メダルとなった。
22日、パンパシフィック水泳選手権2日目がオーストラリア・ゴールドコーストで行われ、男子400メートル個人メドレー決勝は萩野公介(東洋大)が4分8秒31で優勝した。昨年の世界選手権同種目金の瀬戸大也(JSS毛呂山)は5位だった。萩野は800メートルフリーリレーにも第1泳者として出場。坂田怜央(イトマンSS)、小堀勇氣(日大)、松田丈志(セガサミー)と米国代表との接戦を演じたが、惜しくもタッチ差で2位だった。萩野は個人種目と合わせて、今大会3個目のメダルを手にした。100メートル平泳ぎは、小関也朱篤(ミキハウス)が自己ベストを更新する59秒62で初優勝を収めた。女子100メートル平泳ぎ決勝は、17歳の渡部香生子(JSS立石)が2位に入り、銀メダルを獲得した。鈴木聡美(ミキハウス)は6位で前回大会に続くメダル獲得はならなかった。
6月に開催された競泳のジャパンオープン、14年間破られなかった日本記録が更新された。 女子400メートル個人メドレーで高橋美帆選手(日本体育大)が4分35秒69で優勝。2000年のシドニー五輪で田島寧子さんがマークした4分35秒96の日本記録を0秒27上回った。高橋は、この21日に開幕するパンパシフィック選手権(オーストラリア)と、9月のアジア大会(韓国)に日本代表として出場する。
健康増進、筋力アップに役立つニューアイテムの誕生だ。 6月13日、日本医療機器産業連合会の30周年記念式典において、日本ホームヘルス機器協会に加盟している山本化学工業が新たに開発した“ソフトロボット”が発表された。ゴムラバーを活用して歩行をサポートするもので、医療、介護の現場で脚力の衰えがちな高齢者に効果を発揮することが期待されている。
「負けん気の強さで言ったら、2人はそっくりですよ」。竹村吉昭が語る「2人」とは、2年後のリオデジャネイロ五輪で活躍が期待される渡部香生子、そして2000年シドニー五輪で銀メダルを獲得した中村真衣だ。小学6年から15年間、中村を指導した竹村。アトランタ、シドニーと2大会連続で五輪出場に導き、メダリストにまで育て上げたその功績は大きい。だが、竹村にはたったひとつだけ、後悔に近い思いがある。 「あの時、もし中村にたった一言、アドバイスをしていたら……」 シドニー五輪の決勝を振り返るたびに、そんな思いがふと沸き起こってくるのだ。
今年4月に行なわれた競泳日本選手権。そこには1年前とは違う表情の渡部香生子がいた。15歳でロンドン五輪(2012年)に出場した渡部は、4年後のリオデジャネイロ五輪でのメダル獲得に大きな期待が寄せられている。しかし、昨年の日本選手権では五輪で出場した200メートル平泳ぎでまさかの予選落ちをし、周囲を驚かせた。そんな渡部が今年は一転、100メートルと200メートルの平泳ぎ、200メートル個人メドレーの3冠に輝いた。特に、平泳ぎはともに高校新をマークしての初制覇。ロンドン五輪メダリストの鈴木聡美をおさえての価値ある優勝に、「渡部時代の到来」もささやかれている。その渡部の躍進を語るうえで欠かすことのできない人物がいる。竹村吉昭コーチだ。
従来の発想を大きく転換する新素材だ。 山本化学工業ではこのほど、新しいトライアスロン用ウェットスーツ素材と競泳用水着素材を発表した。これまで独自の発想で水中での抵抗を限りなく抑えた素材を世の中に送り出してきた同社だが、今回はさらなる改良が加えられた。「新しい素材を使ったウェットスーツや水着で、どこまでタイムが伸びるか注目してほしい」と山本富造社長が胸を張る最先端の開発コンセプトを紹介する。
山本化学工業はこの5月1日、創業50周年を迎えた。 大きな節目を機に、同社では新たな50年へ向けて、ひとつの宣言を行った。前回、前々回と紹介した「健康経営」の実践だ。山本化学工業では、このほど社員の健康増進へ「バイオラバー」などの高機能製品を企業がリースで配布できるシステムを導入した。その先駆けとなるべく、早速、関係社員73名全員にバイオラバーを貸与。加えて同社が賛助会員になっている日本統合医療学会と未来健康共生社会研究会がスタートさせる「健康経営企業サポートプロジェクト」にも参画し、そこで得た知見を社員の健康にも役立たせる考えだ。
14日、日本水泳連盟は都内のナショナルトレーニングセンターでパンパシフィック選手権(8月、豪州・ゴールドコースト)とアジア競技大会(9月、韓国・仁川)の日本代表選手発表会見を開いた。男子は日本選手権で4冠を達成した萩野公介(東洋大)、背泳ぎ2種目を制した入江陵介(イトマン東進)、女子は3冠の渡部香生子(JSS立石)、バタフライ2種目で優勝した星奈津美(ミズノ)らが選ばれ、パンパシは男女22名、アジア大会は21名が代表入りした。もうひとつの代表選考会にあたるジャパンオープン(6月、東京)で、残りの代表を決める。また会見で日本水連は、2020年の東京五輪に向けて、日本トライアスロン連合と提携を結ぶことも発表。競泳のオープンウォータースイミングとトライアスロンの代表候補選手を対象に合同合宿や練習を通じ、相互の競技力向上を図る。競技環境の整備にも両団体が力を合わせて取り組んでいくことを明らかにした。
13日、第90回競泳日本選手権最終日が東京辰巳国際水泳場で行われ、女子200メートル平泳ぎは17歳・渡部香生子(JSS立石)が2分21秒09の高校新で初優勝した。これで100メートル平泳ぎ、200メートル個人メドレーと合わせて3冠を達成。男子50メートル自由形では塩浦慎理(イトマン東進)が21秒88の日本新記録をマークし、連覇した。同200メートル背泳ぎは、入江陵介(イトマン東進)が制した。2年連続の5冠を狙った萩野公介(東洋大)は2位。出場6種目で4つの優勝を果たしが、背泳ぎ2種目のタイトルはいずれも入江に獲られた。
12日、第90回競泳日本選手権3日目が東京辰巳国際水泳場で行われ、萩野公介(東洋大)が男子200メートル個人メドレーを1分55秒38、男子400メートル自由形を3分43秒90で、いずれも日本新記録をマークして優勝した。萩野はこれで今大会4冠目。明日の200メートル背泳ぎで、昨年に続く5種目制覇に挑戦する。女子では、昨日100メートル平泳ぎを初優勝した渡部香生子(JSS立石)が200メートル個人メドレーも制し、2冠を達成した。50メートル背泳ぎでは、竹村幸(イトマン)が前日の100メートルと合わせて背泳ぎ2冠を達成した。100メートルは内田美希、800メートルは地田麻未と女子自由形の2種目は、東洋大コンビが制した。
11日、第90回競泳日本選手権2日目が東京辰巳国際水泳場で行われ、男子100メートル背泳ぎで入江陵介(イトマン東進)が52秒57の好タイムで優勝した。この日の200メートル自由形を制した萩野は2位で、昨年に続く連覇はならなかった。女子50メートル平泳ぎは鈴木聡美(ミキハウス)が31秒30の日本新記録をマークし、連覇を達成した。そのほかの種目では、男子50メートル平泳ぎを岡崎晃一郎(自衛隊)が、女子100メートル背泳ぎを竹村幸(イトマン)が、女子200メートル自由形を宮本靖子(東洋大)が、女子400メートル個人メドレーを清水咲子(日本体育大)が制し、4種目で初優勝が生まれた。
10日、パンパシフィック選手権(8月、豪州・ゴールドコースト)とアジア競技大会(9月、韓国・仁川)の代表選考会を兼ねた第90回日本選手権が東京辰巳国際水泳場で開幕した。昨年、前人未到の5冠を達成した萩野公介(東洋大)は、前回につづき今大会も6種目にエントリー。初日の男子400メートル個人メドレーで3連覇を達成し、まず1種目を制した。2位には昨夏の世界選手権(スペイン・バルセロナ)の同種目金メダリスト・瀬戸大也(JSS毛呂山)が入った。同100メートル平泳ぎは、2月の短水路日本選手権で平泳ぎ種目3冠の小関也朱篤(ミキハウス)が初優勝。前回王者・北島康介(アクエリアス)は7位で連覇が止まった。女子100メートル平泳ぎでは、17歳の渡部香生子(JSS立石)が鈴木聡美(ミキハウス)ら実力者を抑えて、1分6秒53の高校新記録で優勝した。
健康経営――。近年、この概念が日本でも広まりつつある。「企業の持続的成長には、従業員の健康が不可欠」との考え方から、従業員の健康に配慮し、その増進を促す仕組みをつくることで生産性向上につなげようとする発想だ。前回紹介したように山本化学工業では「バイオラバー」など社員の健康に寄与する高機能製品を各企業にリースするシステムを構築し、健康経営をサポートしようと試みている。引き続き、山本富造社長に二宮清純が話を訊いた。
先日閉幕したソチ五輪、山本化学工業の製品を活用して本番に挑んだフィギュアスケートやショートトラックスピードスケートの選手たちはメダル獲得こそならなかったが、それぞれベストを尽くして健闘した。山本化学工業は既に、「2020年東京五輪で金メダル30個獲得を!」と6年後を見据えたプロジェクトをスタートさせており、今後も高機能製品を改良、開発して選手たちをサポートしていく。歩みを止めない山本化学工業のこの先の取り組みについて、山本富造社長に二宮清純が話を聞いた。