いったい、この男はどこまで強くなるのだろうか――。昨年の世界選手権で個人総合5連覇を達成し、2008年の全日本選手権以降、12年ロンドン五輪も含め、個人総合では負け知らずの31連勝。世界体操界の歴史にその名を刻み続けているのが、内村航平である。彼が所属するコナミスポーツクラブ体操競技部の監督であり、北京、ロンドンと2大会連続で五輪日本代表コーチを務めた加藤裕之はこう言う。 「航平こそ、歴代の世界最強の選手ですよ」 07年のユニバーシアードから日の丸を背負って演技する内村を見てきた加藤に、内村の強さの所以を訊いた。
10日、第93回全国高校サッカー選手権大会準決勝が埼玉スタジアムで行われ、第1試合は星稜(石川)が日大藤沢(神奈川)を3−0で下した。第2試合は前橋育英(群馬)が流経大柏(千葉)と闘い、90分を終えて1−1。続くPK戦を前橋育英が5−4で制し、決勝カードは星稜―前橋育英に決定した。星稜は2年連続2度目、前橋育英は初の決勝進出。決勝は12日、埼玉スタジアムで13:35にキックオフされる。
日本陸上競技連盟は9日、2020年東京オリンピックでの活躍が期待される「ダイヤモンドアスリート」に昨年の国体少年男子B100メートルを大会新で優勝したサニブラウン・アブデル・ハキーム(城西大城西高)、男子400メートル高校3冠の北川貴理(敦賀高)ら11名を選出した。メンバーは記録や実績にとらわれず、全国9地区の「タレントマネジャー」からリストアップされた約50名の中から絞り込んだ。今後は日本陸連が選手たちの海外での合宿やトレーニング、大会出場などのサポートを行う。
2014年の相撲界はモンゴル勢が席巻した。横綱・白鵬は大鵬に並ぶ史上最多の32回目の幕内優勝を達成。若手の逸ノ城は幕下付け出しから、わずか5場所で関脇に昇進するスピード出世を果たした。彼らが土俵上で活躍する一方で、日本人力士の低迷が目立つ。日本人横綱は10年以上誕生しておらず、06年の初場所以降は外国出身力士に賜杯が渡り続けている。現役時代、00年に幕内優勝を経験し、14回の三賞を獲得した元関脇・貴闘力に二宮清純が、白鵬と逸ノ城の攻略法を訊いた。
第91回東京箱根間往復大学駅伝競走は3日、復路5区間(109.6キロ)で行われた。往路を制した青山学院大学が復路も他校を圧倒。6区から最後まで一度も先頭を譲らず、10分以上の差をつけた。合計タイムは10時間49分27秒で初の総合優勝を達成した。2位に駒澤大学が入り、連覇を狙った東洋大は3位だった。上位10校までに与えられる来年のシード権は、明治大学、早稲田大学、東海大学、中央学院大学、城西大学、山梨学院大学、大東文化大学が獲得。昨年途中棄権の山梨学院大は、往路13位からの逆転で9位に滑り込み、3年ぶりのシード権を手にした。一昨年の優勝校・日本体育大学は15位、初出場の創価大学は20位でシード権獲得はならなかった。大会のMVPにあたる金栗四三杯には往路の5区区間賞の神野大地(4年)が輝いた。
2日、第91回東京箱根間往復大学駅伝競走は、往路5区間(107.5キロ)で行われ、青山学院大学が往路初優勝を果たした。青学大は1区で2位につけると、2区で順位をひとつ下げたものの、3区まで上位をキープ。4区で再び2位に浮上すると、5区で先頭の駒澤大学を逆転し、5時間23分58秒でゴールテープを切った。2位には4分59秒差で明治大学、3位には6分49秒差で東洋大学、4位には7分25秒差で駒大が入った。
元日恒例の第59回全日本実業団対抗駅伝競走(ニューイヤー駅伝)が1日、前橋市の群馬県庁前を発着点とする7区間100キロのコースに37チームが出場して行なわれ、4区で先頭集団に入り、最後はトップ争いを演じたコニカミノルタ、日清食品グループを引き離したトヨタ自動車が2011年以来となる優勝を果たした。
2014年競輪界の総決算、「KEIRINグランプリ2014」が30日、大阪・岸和田競輪場で行われ、武田豊樹(茨城)がレースを制して6度目の出場で悲願の初優勝を収めた。40歳の武田は、日本競輪選手会を脱退して新選手会を立ち上げようとしたため、自粛休場勧告を受け、8月に復帰したばかり。9月のオールスター競輪を優勝して出場権を得ると、2年ぶりの大舞台で頂点に立った。2着には村上博幸、3着は村上義弘(ともに京都)が兄弟揃って入った。
2014年の中央競馬のラストを飾るG1レース、第59回有馬記念(芝2500m)が28日、中山競馬場で行われ、このレースで引退する4番人気のジェンティルドンナ(戸崎圭太騎手)が2分35秒3でレースを制した。ジェンティルドンナはG17勝目で、父のディープインパクトなどに並ぶ史上最多勝利をあげてラストランを飾った。2着は9番人気のトゥザワールド(ウィリアム・ビュイック騎手)。一昨年優勝で1番人気のゴールドシップ(岩田康誠騎手)は昨年に続き、3着だった。
27日、広島東洋カープは大リーグのニューヨーク・ヤンキースからFAとなった黒田博樹を獲得したと発表した。黒田は1997年から07年まで広島に在籍し、11年間で通算103勝を挙げた。08年にメジャーリーグのロサンゼルス・ドジャースへ移籍。12年からヤンキースでプレーしていた。大リーグの複数球団が獲得に乗り出していたとされるが、黒田は8年ぶりの広島復帰を決断した。
全日本女子バレーボールチームの専属アナリスト渡辺啓太が代表理事を務める、一般社団法人日本スポーツアナリスト協会は21日、昨年6月に発足して以来初めてのカンファレンス「スポーツアナリティクスジャパン2014」を開催。最新の情報分析方法やその成果、今後の可能性についての発表が行なわれ、現場、メディア、教育など、多方面における貴重な話に、定員を大幅に超える約200名の参加者が熱心に耳を傾けた。
「宜しくお願いします!」 リンクから上がる時、SEIBUプリンセスラビッツに所属するDF床亜矢可は深々と頭を下げ、お辞儀をする。戦場への律儀な挨拶は、練習でも試合でも必ず行う彼女のルーティンだ。 「試合で第1ピリオドが終了した時も、第2ピリオドで自分がいいプレーできるようにお願いするんです。練習が終わっても『宜しくお願いします』と言いますね。『ありがとうございます』は引退する時。それまではいつそのリンクにお世話になるかわからないという思いがあるんです」 こうした床の真摯な姿勢は、競技にもプレーにも現われている。
「何としてでも、オリンピックに行きたい」。13年前、単身で渡った米国の地で、川北元はそう心に誓いながら、毎日自転車を漕ぎ、さまざまな指導者の元を訪れていた。 「当時は、将来なんてまったく見えていませんでした。でも、とにかくいい指導者になりたいという思いだけで、走り回っていましたね。そして、指導者としてオリンピックに行きたいと思っていました。だから毎日、“どうやったら、あの場に行けるほどの指導ができるようになるんだろう”ということばかり考えていました」 その頃は何の伝手ももたなかった川北は、いい指導者と聞けば、その場に足を運び、どんな指導をしているのかを勉強させてほしいと直談判したという。川北の指導者への道は、まさにゼロからのスタートだったのである。
21日、バドミントンのBWFスーパーシリーズファイナルズ最終日がUAE・ドバイで行われ、女子ダブルス決勝で世界ランキング2位の高橋礼華&松友美佐紀組(日本ユニシス)が同1位のティアン・チン&ツァオ・ユンレイ組(中国)をストレートで下した。高橋&松友組は日本人として同大会初優勝を果たした。
21日(日本時間)、FIFAクラブワールドカップ2014の決勝がモロッコ・マラケシュスタジアムで行われ、レアル・マドリード(欧州代表、スペイン)がサン・ロレンソ(南米代表、アルゼンチン)を2−0で下し、大会初制覇を果たした。レアルは前半37分にDFセルヒオ・ラモスのゴールで先制。後半6分にはFWガレス・ベイルの追加点でリードを拡大した。その後、攻勢を強めたロレンソに押し込まれる時間帯もあったが、GKイケル・カシージャスを中心に無失点。大会初優勝とともに、今季の公式戦連勝数を22に伸ばした。 (モロッコ) 【得点】 [レ] セルヒオ・ラモス(37分)、ガレス・ベイル(51分)
20日、バドミントンのBWFスーパーシリーズファイナルズ準決勝がUAE・ドバイで行われ、女子ダブルスは世界ランキング2位の高橋礼華&松友美佐紀組(日本ユニシス)が同3位の中国ペアを2−1で破った。高橋&松友組は日本人女子初の決勝進出。女子シングルスでは世界ランキング17位の山口茜(福井・勝山高)が同5位の成池鉉(韓国)にストレート負け。男子ダブルスは早川賢一&遠藤大由組(日本ユニシス)も準決勝で敗退。2年ぶりの決勝進出はならなかった。
セガサミー硬式野球部の初芝清監督は、就任1年目で見事に結果を出した。この11月、初芝が社会人野球の二大タイトルのひとつである日本選手権でチームを準優勝に導いたことは記憶に新しい。2005年創部のセガサミーは、これまで日本選手権に2回出場し、いずれも初戦負け。戦前の評価は高くない中での快進撃だった。プロで17年プレーした経験を持つ指揮官に二宮清純がインタビューした。
16日、Jリーグは明治安田生命相互会社と2015シーズンのJリーグタイトルパートナー契約を締結した。契約締結により、来季のリーグの正式名称は「明治安田生命Jリーグ」となり、J1・J2・J3リーグにもそれぞれ「明治安田生命」の冠が付される。契約期間は2015年1月1日から2018年12月31日までの4シーズン。また、来季の日程も発表され、2ステージ制となるJ1は3月7日(土)にファーストステージが開幕する。J2は3月8日(日)、J3は3月15日(日)にシーズン初戦を迎える。
日本時間14日、フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルが最終日を迎え、男子シングルで羽生結弦(ANA)が史上3人目の大会連覇を果たした。ショートプログラム(SP)で首位(94.08点)だった羽生は、フリーで自己ベストを更新する194.08点をマークした。SPとフリーの合計288.16点は今季世界最高。2位のハビエル・フェルナンデス(スペイン)に34.26点差をつける圧倒的な強さを見せつけた。他の日本人選手の結果は、無良崇人(HIROTA)が5位(235.37点)、町田樹(関西大学)が6位(216.13点)だった。
14日、タイ・バンコクで行われた卓球のITTFワールドツアー・グランドファイナルで男子シングルスは水谷隼(ビーコン・ラボ)が4年ぶり2度目、女子シングルスは石川佳純(全農)が同種目日本人初の優勝を果たした。決勝では世界ランキング5位の水谷が、同7位のドミトリー・オフチャロフ(ドイツ)に4−3で競り勝ち、世界ランキング6位の石川は同12位の徐孝元(韓国)をストレートで下した。これで日本勢は12日のU-21男子・町飛鳥(明治大)、13日の女子ダブルス・平野美宇(エリートアカデミー)&伊藤美誠(スターツ)組と合わせ、全6種目中4種目を制覇した。大会は今年のワールドツアー4試合以上に出場し、ポイント上位の選手が参加できる。世界ランク上位の中国勢は今シーズンのツアー参加回数が少なかったため、ファイナルには出場していない。
13日、第94回天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝が横浜・日産スタジアムで行なわれ、ガンバ大阪(J1)がモンテディオ山形(J2)を3−1で下して5年ぶり、3度目の優勝を果たした。G大阪はリーグ、ヤマザキナビスコカップと合わせて00年の鹿島アントラーズ以来、Jリーグ史上2クラブ目の三冠達成。試合は前半4分、G大阪がFW宇佐美貴史のゴールで先制すると、22分にはFWパトリックの追加点でリードを広げた。後半は攻勢を強めた山形に押し込まれ、17分、FWロメロ・フランクに決められて1点差に詰め寄られた。それでも40分、宇佐美のこの試合2点目が生まれ、追いすがる山形を振り切った。 (日産ス) 【得点】 [G大阪] 宇佐美貴史(4分、85分)、パトリック(22分) [山形] ロメロ・フランク(62分)
スポーツポータルサイトでは新たなスポーツ記事を連日、配信中です。このサイトではJBpress(日本ビジネスプレス)、講談社、スポーツコミュニケーションズの共同運営により、3社がそれぞれ配信している独自の記事を合わせて読むことが可能になっています。このたび、すき家協力のオリジナル対談コーナー『虎四ミーティング〜限界への挑戦記〜』が更新されました。野球解説者の田淵幸一さんに続くゲストは、プロ野球コーチの坪井智哉さん。二宮清純とすき家の『牛すき鍋定食』を食べながら、米独立リーグでの経験や、これまでの野球人生、初のコーチ業への意気込みなど、いろいろと語ってもらっています。
11日、創価大学は来年1月に出場する「第91回東京箱根間往復大学駅伝競走」の壮行会を東京・八王子市内のキャンパスで開催した。在校生ら関係者約450人に見守られる中、箱根駅伝で使用する襷も披露され、ユニホームと同じ配色の青と赤のストライプとなった。壮行会後の記者会見には、駅伝部の監督、コーチに加えエントリー選手16名が出席し、主将の山口修平(3年)は「チーム力で経験不足をカバーしていきたい」と抱負を語った。
現代の競技スポーツにおいて、「分析」や「テクノロジー」は欠かすことのできない要素である。分析によって導き出された戦術・戦法、選手の起用法などが、勝敗のカギを握ると言っても過言ではないからだ。そのため、昨今では「スポーツアナリティクス」への関心、ニーズはより高まっている。そこで、一般社団法人日本スポーツアナリスト協会(JSAA)ではスポーツアナリティクスの可能性を広げるため、カンファレンスイベント「スポーツアナリティクスジャパン(SAJ)2014」を開催。その第1回が12月21日に行なわれる。
10日、Jリーグは事務局で社員総会を開き、2015年度の収支予算などを承認した。経常収益は今年度から14億2300万円増の133億6500万円。来シーズンから2ステージ制とポストシーズンを導入することで協賛金や放映権料による収益増加を見込んだ。一方で経常費用は132億7300万円で、14年度に比べて13億4700万円増となる。これはデジタル戦略や育成に関する事業への戦略投資として計上する。また来季から「Jリーグ ディヴィジョン1」「Jリーグ ディヴィジョン2」をそれぞれJ1リーグ、J2リーグに呼称変更することも決議した。