「もし1000万人以上の人々が次の数十年で亡くなるような災害があるとすれば、それは戦争というよりは、むしろ感染性の高いウイルスが原因の可能性が大いにある。ミサイルではなく微生物なのだ」。ビル・ゲイツが熱弁を振るったのは今 […]
1964年の東京パラリンピックをボランティアとして支えた元通訳たちでつくる「64語学奉仕団のレガシーを伝える会」の吉田紗栄子代表理事は、大学院修了後、建築家となり、バリアフリー施設や住宅を数多く手がけてきた。いわばバリ […]
重い告白だった。「会う人ごとに“金メダルを期待します”と言われ、これまで感じたことのないプレッシャーを感じてしまった。自分は何ひとつ変わっていないのに、周りの私を見る目が変わってしまった。それを受けて私の方も“走りたい […]
RBライプツィヒはブンデスリーガ1部に所属する18クラブの中で、2つしかない旧東ドイツに本拠を置くクラブのひとつである。 またライプツィヒは1900年にドイツサッカー連盟が創設された場所であり、1903年に […]
日産スタジアムの近くには東京都町田市の泉を源流とする鶴見川という一級河川が流れており、かつては洪水や氾濫を繰り返すことから“暴れ川”と恐れられていた。 今月19日、気象庁が「東日本台風」と命名した台風19号が東日本を […]
今季のプロ野球は東京五輪による中断のため、開幕が例年より1週間以上早い。両リーグとも7月18日に一度中断し、球宴と五輪をはさみ、五輪終了後の8月14日に再開する。 プロ野球のレギュラーシーズンが1カ月近く中 […]
生前、野村克也さんへの長めの取材はホテルニューオータニの会議室で行うことが多かった。約束の取材時間が終わりに近づくと決まって沙知代さんが現れた。高級な香水の匂いで彼女が到着したのがわかった。猛女のイメージのある沙知代さ […]
IPC(国際パラリンピック委員会)が強権的なのか、IWBF(国際車いすバスケットボール連盟)が独善的なのか――。 IPCは先月末、IWBFに対し、クラス分けの基準を独自に設定するのは国際基準に反するとして車 […]
センバツは大正13年(1924)年に始まり、第1回大会の優勝校は香川の高松商。同校は第2回大会でも決勝に進んだが、隣県の愛媛・松山商に惜敗し、連覇を阻まれた。 高松商、松山商に高知商、徳島商を加えた4校は「 […]
17日に急性心不全のため78歳で死去した高木守道さんが得意としていたバックトスは、長嶋茂雄さんの逆シングルからの“右手ひらひら送球”と並んで、草野球の華だった。田んぼや原っぱでよく真似をした。成功した記憶はほとんどない […]
あの話は、どこへ行ったのか。昨年10月、日本シリーズで福岡ソフトバンクにスイープをくらった際の巨人・原辰徳監督の「セにもDH制を」発言である。「セ・リーグにはDH制がない。(セも)DH制を使うべきだろう。(パ・リーグに […]
米国で取材した2つの五輪の風景は、大会中と大会前のテロにより、明らかに他の五輪とは異なるものだった。 市内センテニアル公園の屋外コンサート会場でパイプ爆弾による爆破事件が発生したのは、アトランタ五輪が開幕し […]
「先生よりも、どうやら生徒の方が力関係が強くなってしまっている。厳しく教えることが難しい時代に、誰が教育するのか」。イチローが、自ら大会会長を務める学童野球の閉会式で口にした言葉だ。これをイチローの個人的見解で片付けるの […]
13日の午後、携帯電話の着信音が鳴った。久しぶりに見る名前だ。通話ボタンを押すと、なぜか女性の声だった。嫌な予感がした。「今日午前、父が旅立ちました。生前はお世話になりました」。声の主は代打男として一世を風靡した元阪急 […]
1960年代から80年代にかけて「アフタヌーンショー」(テレビ朝日系)という番組があり、その中の「なっとくいかないコーナー」はテレビ史に画期をなすものだったと個人的には考えている。ジャーナリストのばばこういちさんが、「 […]
3日に放送されたNHK朝のニュース番組「おはよう日本」で紹介された映像は衝撃的だった。カメラはヨルダン南部にある世界遺産ペトラ遺跡を土石流が襲う様子をとらえていた。昨年11月に発生した自然災害で、以前にも目にした映像だ […]
血走った目付きよりも、不敵な笑みを向けられる方が不気味だろう。 ボクシングにおける黒人初の世界ヘビー級王者ジャック・ジョンソンほど白人に忌み嫌われたボクサーはいない。世界王座に就いた後で結婚した2人の女性は […]
IOCによる突然のマラソン・競歩会場の札幌変更を受け、<日本人は「お上」の「決め事」の前に、常に無力である。これに「外圧」が加われば、為す術もない>と書いたのは、ちょうど4週間前である。 その際、02年サッ […]
南アフリカの3度目の優勝で幕を閉じた2019年ラグビーW杯日本大会は、全45試合中17試合が関東地区(東京都、神奈川県、埼玉県)で開催された。これは全試合の38%にあたる。 日産スタジアムで行なわれた南アフ […]
スポーツマンシップに欠ける、との指摘に反駁する気はまったくない。スポーツマンたるもの、たとえ望みがかなわなかったとしても、出た結果については、潔く受け入れるべきだろう。 さる2日、44日間に渡る熱戦を終えた […]
サッカーW杯の優勝国に贈られるトロフィーは1998年、本国開催でフランスが頂点に立つまではウルグアイ(2回)、イタリア(3回)、西ドイツ(3回)、ブラジル(4回)、イングランド(1回)、アルゼンチン(2回)の6カ国で回 […]
陸上版“ドーハの悲劇”である。9月にカタールのドーハで開催された陸上の世界選手権。女子マラソンは猛暑対策として深夜の23時59分にスタートしたが、68人中28人が途中棄権を余儀なくされた。優勝タイムは歴代ワーストだった […]
公序良俗がなんだ、とばかりに乱闘シーンをポスターに使用した球団がある。西鉄の後身の太平洋クラブだ。ドン・ビュフォードがロッテ監督の金田正一を横倒しにし、後ろから首を締め上げている写真が手許にある。「博多の街に血の雨が降 […]
その用語を目にするたびに、いつも違和感を覚えていた。「非正規雇用」という労働用語に対して、である。その対語は必然的に「正規雇用」である。「正社員」「正職員」という用語もある。非正規の社員や職員は「正」の付く人たちに比べ […]
週末、地下鉄での話。消費増税間近ということもあり、車内は大きな買い物袋をぶら下げた乗客たちで混み合っていた。 とある駅で、同じように買い物袋をぶら下げた若い女性たちが乗り込んできた。ひとりの女性が不意に口に […]