出口戦略の前に持続化戦略である。先週、JFAが公表した第一次の財政支援事業計画はコロナ禍により資金難に陥った街クラブにとって慈雨となるだろう。融資条件は無利子、無担保。法人格を有しないクラブも融資の対象となる。返済期限 […]
今年は川上哲治生誕100年にあたる。川上と言えばオールドファンには「赤バット」だが、私たちの世代には「V9監督」の方がしっくりくる。 当初の予定通り、3月20日に開幕していれば、4月8日、生まれ故郷・熊本で […]
「手話通訳士は、なぜマスクをつけないんだ!?」。全国の自治体には、こんなクレームが相次いでいるという。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、緊急事態宣言が全国に発令されたあたりから急激に増えたという。 実は私も […]
SNSなどでは、この件を巡ってゴルフに対する批判がかまびすしい。だが、ゴルフそのものに罪はない。坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、といった風潮には与しかねる。 沖縄県のゴルフ場で体調を崩し、新型コロナウイルス感染が […]
「女とは?」「宝よ」「男とは?」「子供よ」。「しからば問う、裕次郎」。和尚に扮した宇野重吉が、禅問答の最後、逆に石原裕次郎に問いかける。「喜びとは?」「飲むことよ」。1970年代、一世を風靡した宝酒造の日本酒「松竹梅」の […]
古代五輪が全知全能を司るゼウス神に捧げる宗教的儀式だったとしても、それはいにしえの話だ。よもやIOCがヘレニズムの加持祈祷を新型コロナウイルスとの闘いに結びつける愚を犯すことはあるまいが、このところ国際世論との乖離が目 […]
今年2月に4回目の調査を実施したところ、全国の知名度は前回(昨年6月)同様14・5%のままだった。一向に伸びない。1年の延期が決まった東京五輪に比べると、あまりにも影が薄い。その影の薄い大会に、これからは注目が集まるか […]
「もし1000万人以上の人々が次の数十年で亡くなるような災害があるとすれば、それは戦争というよりは、むしろ感染性の高いウイルスが原因の可能性が大いにある。ミサイルではなく微生物なのだ」。ビル・ゲイツが熱弁を振るったのは今 […]
1964年の東京パラリンピックをボランティアとして支えた元通訳たちでつくる「64語学奉仕団のレガシーを伝える会」の吉田紗栄子代表理事は、大学院修了後、建築家となり、バリアフリー施設や住宅を数多く手がけてきた。いわばバリ […]
重い告白だった。「会う人ごとに“金メダルを期待します”と言われ、これまで感じたことのないプレッシャーを感じてしまった。自分は何ひとつ変わっていないのに、周りの私を見る目が変わってしまった。それを受けて私の方も“走りたい […]
RBライプツィヒはブンデスリーガ1部に所属する18クラブの中で、2つしかない旧東ドイツに本拠を置くクラブのひとつである。 またライプツィヒは1900年にドイツサッカー連盟が創設された場所であり、1903年に […]
日産スタジアムの近くには東京都町田市の泉を源流とする鶴見川という一級河川が流れており、かつては洪水や氾濫を繰り返すことから“暴れ川”と恐れられていた。 今月19日、気象庁が「東日本台風」と命名した台風19号が東日本を […]
今季のプロ野球は東京五輪による中断のため、開幕が例年より1週間以上早い。両リーグとも7月18日に一度中断し、球宴と五輪をはさみ、五輪終了後の8月14日に再開する。 プロ野球のレギュラーシーズンが1カ月近く中 […]
生前、野村克也さんへの長めの取材はホテルニューオータニの会議室で行うことが多かった。約束の取材時間が終わりに近づくと決まって沙知代さんが現れた。高級な香水の匂いで彼女が到着したのがわかった。猛女のイメージのある沙知代さ […]
IPC(国際パラリンピック委員会)が強権的なのか、IWBF(国際車いすバスケットボール連盟)が独善的なのか――。 IPCは先月末、IWBFに対し、クラス分けの基準を独自に設定するのは国際基準に反するとして車 […]
センバツは大正13年(1924)年に始まり、第1回大会の優勝校は香川の高松商。同校は第2回大会でも決勝に進んだが、隣県の愛媛・松山商に惜敗し、連覇を阻まれた。 高松商、松山商に高知商、徳島商を加えた4校は「 […]
17日に急性心不全のため78歳で死去した高木守道さんが得意としていたバックトスは、長嶋茂雄さんの逆シングルからの“右手ひらひら送球”と並んで、草野球の華だった。田んぼや原っぱでよく真似をした。成功した記憶はほとんどない […]
あの話は、どこへ行ったのか。昨年10月、日本シリーズで福岡ソフトバンクにスイープをくらった際の巨人・原辰徳監督の「セにもDH制を」発言である。「セ・リーグにはDH制がない。(セも)DH制を使うべきだろう。(パ・リーグに […]
米国で取材した2つの五輪の風景は、大会中と大会前のテロにより、明らかに他の五輪とは異なるものだった。 市内センテニアル公園の屋外コンサート会場でパイプ爆弾による爆破事件が発生したのは、アトランタ五輪が開幕し […]
「先生よりも、どうやら生徒の方が力関係が強くなってしまっている。厳しく教えることが難しい時代に、誰が教育するのか」。イチローが、自ら大会会長を務める学童野球の閉会式で口にした言葉だ。これをイチローの個人的見解で片付けるの […]
13日の午後、携帯電話の着信音が鳴った。久しぶりに見る名前だ。通話ボタンを押すと、なぜか女性の声だった。嫌な予感がした。「今日午前、父が旅立ちました。生前はお世話になりました」。声の主は代打男として一世を風靡した元阪急 […]
1960年代から80年代にかけて「アフタヌーンショー」(テレビ朝日系)という番組があり、その中の「なっとくいかないコーナー」はテレビ史に画期をなすものだったと個人的には考えている。ジャーナリストのばばこういちさんが、「 […]
3日に放送されたNHK朝のニュース番組「おはよう日本」で紹介された映像は衝撃的だった。カメラはヨルダン南部にある世界遺産ペトラ遺跡を土石流が襲う様子をとらえていた。昨年11月に発生した自然災害で、以前にも目にした映像だ […]
血走った目付きよりも、不敵な笑みを向けられる方が不気味だろう。 ボクシングにおける黒人初の世界ヘビー級王者ジャック・ジョンソンほど白人に忌み嫌われたボクサーはいない。世界王座に就いた後で結婚した2人の女性は […]
IOCによる突然のマラソン・競歩会場の札幌変更を受け、<日本人は「お上」の「決め事」の前に、常に無力である。これに「外圧」が加われば、為す術もない>と書いたのは、ちょうど4週間前である。 その際、02年サッ […]