南アフリカの3度目の優勝で幕を閉じた2019年ラグビーW杯日本大会は、全45試合中17試合が関東地区(東京都、神奈川県、埼玉県)で開催された。これは全試合の38%にあたる。 日産スタジアムで行なわれた南アフ […]
スポーツマンシップに欠ける、との指摘に反駁する気はまったくない。スポーツマンたるもの、たとえ望みがかなわなかったとしても、出た結果については、潔く受け入れるべきだろう。 さる2日、44日間に渡る熱戦を終えた […]
サッカーW杯の優勝国に贈られるトロフィーは1998年、本国開催でフランスが頂点に立つまではウルグアイ(2回)、イタリア(3回)、西ドイツ(3回)、ブラジル(4回)、イングランド(1回)、アルゼンチン(2回)の6カ国で回 […]
陸上版“ドーハの悲劇”である。9月にカタールのドーハで開催された陸上の世界選手権。女子マラソンは猛暑対策として深夜の23時59分にスタートしたが、68人中28人が途中棄権を余儀なくされた。優勝タイムは歴代ワーストだった […]
公序良俗がなんだ、とばかりに乱闘シーンをポスターに使用した球団がある。西鉄の後身の太平洋クラブだ。ドン・ビュフォードがロッテ監督の金田正一を横倒しにし、後ろから首を締め上げている写真が手許にある。「博多の街に血の雨が降 […]
その用語を目にするたびに、いつも違和感を覚えていた。「非正規雇用」という労働用語に対して、である。その対語は必然的に「正規雇用」である。「正社員」「正職員」という用語もある。非正規の社員や職員は「正」の付く人たちに比べ […]
週末、地下鉄での話。消費増税間近ということもあり、車内は大きな買い物袋をぶら下げた乗客たちで混み合っていた。 とある駅で、同じように買い物袋をぶら下げた若い女性たちが乗り込んできた。ひとりの女性が不意に口に […]
アジアで初となる「楕円球の祭典」が先週の金曜日に開幕した。日本代表がロシア代表を撃破した初戦の舞台、東京・味の素スタジアムは約4万6千人の大観衆で埋まった。京王線の飛田給駅で下車し、スタジアムまで歩いたのだが、目に入る […]
マラソンの距離は42.195キロ。昔のランナーは、それを「死に行く覚悟」と読み変えたりしたものだ。 15日に東京都内で行なわれたMGCは、20年東京五輪の日本代表選考会とあって、ランナーひとりひとりに「死に […]
2日、急性肺炎のため死去した作家の安部譲二さんとは、プロ野球や競馬、ボクシングをテーマに何度かお話する機会があったが、いつ会っても、その引き出しの多さと話の面白さに圧倒されたものである。しかも、ドスの利いた独特の口調で […]
たかだか59年と7カ月しか生きていない分際で言うのも何だが、この国では昨日までの論調が一夜にして変わることが少なくない。振り子が右から左へ、あるいは左から右へと極端に振れるのだ。 3年前に他界した昭和3年生 […]
国家なくして国歌は成立せず、国歌なくして国家は威厳と求心力を持ち得ない。 来月20日に開幕するラグビーW杯日本大会には20の国と地域が参加する。試合前には両チームの国歌がスタジアムに流れる。それに注目したの […]
80年を超えるプロ野球の歴史で、完全試合は15回しか記録されていない。最後の達成者は元巨人の槙原寛己。1994年5月18日、福岡ドームでの広島戦だ。21世紀に入ってからは1回もない。 統計的に言えば、完全試 […]
今から、ちょうど50年前の話である。第51回全国高校野球選手権大会決勝で四国の名門・松山商(愛媛)と対戦し、延長18回引き分け。翌日、再試合の末に2対4で敗れたものの三沢(青森)のエース太田幸司は27イニングを、たった […]
1日(日本時間2日)、肺がんによる合併症のため76歳で死去した元プロレスラーのハーリー・レイスは若かりし頃、日本ではハリー・レイスと呼ばれていた。新聞や専門誌の表記もハリーだ。それが、ある日突然、ハーリーになった。単な […]
「先行者利益」という言葉がある一方で、「後発者優位」という言葉もある。後発者が先行者をキャッチアップする段階でフリーライドできるのであれば、時間もコストも節約できる。言葉は悪いが“いいとこ取り”すればいいのだ。  […]
出版の世界も相当にいい加減だが、それでも本を出す際には、著作権者と出版業者の間で契約書を取りかわす。そこには初版部数、印税率などが書き込まれている。 吉本興業所属芸人の“闇営業”騒動は当該タレント2人が緊急 […]
少子化なのだから、部員が減るのは仕方がない。しかし「激減」と「微減」では大違いである。 日本中学校体育連盟の調査によると、軟式野球部員(男子)の数は2001年度が32万1629人だったのに対し、18年度は1 […]
<全盲男性 蹴られる>。6日付けの東京朝刊、社会面に掲載された毎日新聞の記事の見出しである。<点字ブロックの上を歩いていた全盲の男性が通行人と正面からぶつかり、白杖が壊れた>。ひどい話だが、この手の出来事は、以前にも聞い […]
菊池雄星(マリナーズ)、大谷翔平(エンゼルス)、そして佐々木朗希(大船渡高)。岩手県産の「怪物」が日米の球界を席捲している。 「時代も変わったもんだねぇ」。ゴマシオ頭をポリポリやりながら、焼き鳥を焼く姿は40 […]
プロスポーツ選手のセカンドキャリア支援の重要性が叫ばれて久しい。 相撲界においても、昨年12月、元貴乃花親方が東大で「日本相撲界のイノベーション」と題した講義を行い、この問題を取り上げた。 元親 […]
格闘家のニックネームは、武闘派ぶりを強調するあまり、ややもすると誇大広告的になるのが相場だが、さる7日、67歳で世を去った極真空手の猛者、ウィリー・ウィリアムスの「熊殺し」は掛け値なしだった。 いくら飼育員 […]
7日からの3連戦、広島対福岡ソフトバンクは昨季の日本シリーズのカードだった。9日、昨年、日本一を決められた本拠地で広島は対福岡ソフトバンク戦における連敗を6でストップした。緒方孝市監督は先発の九里亜蓮を5回でマウンドか […]
かつて「アジアの大砲」と呼ばれたサッカー元日本代表FW高木琢也(現・大宮監督)の身長は184センチである。しかし、現役時代は「188センチ」で通していた。 こうした数値の“ごまかし”を、この国では「サバを読 […]
米国大統領として初めて大相撲を観戦し、黒いスリッパで土俵に上り優勝力士の朝乃山にトロフィーまで手渡したドナルド・トランプ氏。本紙(5月27日付け)1面の見出しは<トランプ場所>だった。 一方で批判もあった。 […]