第136回 三重・古屋剛「力不足の1年」

 前期に続き、後期も9勝19敗4分の最下位。やはりリーグ参入1年目のチームが、7年目を迎えた四国の4球団と対等に戦うのは簡単ではありません。すべてにおいて力不足を感じた1年でした。開幕前、選手たちはもう少し、いい成績を残せると思っていたことでしょう。実際、僕たちももうちょっと上を目指せたとみています。ただ、開幕から負けが込んだ時の選手たちの考えに大きな差が出てしまったように思います。

第106回 石川・森慎二監督「ミスの有無で決まる短期決戦」

 福井ミラクルエレファンツとの地区チャンピオンシップを2連勝で制した石川ミリオンスターズは、3年連続で北陸地区チャンピオンとしてリーグチャンピオンシップに進出しました。今回の相手は地区4連覇を狙った群馬ダイヤモンドペガサスを破って初めてリーグチャンピオンシップ進出を果たした新潟アルビレックスBCです。新潟との後期の対戦成績は0勝4敗。しかもリーグトップのチーム防御率(2.96)を誇る投手陣をもつ新潟は後期、6連勝を飾っており、その余勢を駆って群馬に2連勝してリーグチャンピオンシップへと駆け上がってきました。打撃成績などを見ても、新潟が強いことは明らか。しかし、短期決戦は長いリーグ戦とは違います。ですから、決して楽ではないものの、自分たちがすべきことをやれば、必ずは勝機は見えてくるという自信をもって、まずは新潟での2連戦に臨みました。

第105回 富山・横田久則監督「解けなかった呪縛」

 BCリーグでは10月1日からプレーオフが始まり、今シーズンもいよいよ大詰めを迎えています。残念ながら富山サンダーバーズは前後期ともに優勝することができず、地区チャンピオンシップに進出することはできませんでした。前期はあと一歩のところで優勝を逃し、後期は打線が“タイムリー欠乏症”にかかり、チームの防御率、打率ともに北陸地区ではトップにもかかわらず、最下位に陥ってしまったのです。

第134回 高知・定岡智秋「原点に戻って出直しを!」

 巻き返しを誓った後期も9勝19敗2分。監督就任以来、これほど負けが込んだのは初めての経験です。立て直しができないまま、あっという間に1年が過ぎてしまった感じがします。低迷の原因は何といっても投手陣の不調でしょう。左のエースとして期待していたがわずか2勝(11敗1S)止まり。前期は7勝を挙げたが後期は3勝に終わりました。先制を許したり、大量失点する試合も多く、なかなか投打の歯車が噛み合いませんでしたね……。

第104回 福井・野田征稔監督「優勝へのカギは16日の石川戦」

 後期も残すところあとわずかとなりました。14日現在、福井ミラクルエレファンツは15勝12敗2分で北陸地区の首位です。とはいえ、2位の石川ミリオンスターズとのゲーム差はわずか1.0。残り7試合(石川戦3試合、富山戦4試合)が正念場となります。

第133回 香川・前田忠節「水口&亀澤は攻守のキーマン」

 後期はここまで2位・徳島とわずかな差ながら首位。借金4に終わった前期と比較すると投打のバランスがよくなっています。打線は1〜5番まで打率3割前後を打っていますし、投手もムダな失点を与えず踏ん張っています。泣いても笑っても残り9試合、お互いがカバーし合って、最後はトップでシーズンを終えたいものです。

第103回 群馬・青木清隆コーチ「成績にあらわれた気持ちの緩み」

 24日現在、群馬ダイヤモンドペガサスは21試合を終えて7勝11敗3分。首位の新潟アルビレックスBCとは3.5ゲーム差で上信越地区3位に低迷しています。「ピッチャーを中心に最少失点に抑え、守り勝つ野球」ができていた前期は2位の信濃グランセローズに5ゲーム差をつけて優勝しましたが、後期に入って一転、投打がかみあわない試合が続いています。技術的に不足していることもありますが、最大の理由は選手一人一人の気持ち。チーム全体でもっとモチベーションを高めていかなければいけないと感じています。

第132回 三重・古屋剛「浮上のカギ握る4番・金城」

 逆襲を誓った後期も開幕は6連敗。11連敗と大きくつまづいた前期の悪夢が蘇りかけました。しかし、ここで悪い流れに歯止めをかけたのが、途中加入した元中日のです。7月16日の愛媛戦で5回無失点と好投。2番手以降が打たれて一時は逆転を許したものの、打線が奮起して逆転サヨナラ勝ちを収めました。ひとつ勝って以降はチームは5勝3敗2分と盛り返し、まずまずの戦いができています。

第102回 信濃・佐野嘉幸監督「勝ちゲームは確実に!」

 10日現在、信濃グランセローズは15試合を終えて7勝6敗2分で上信越地区2位です。とはいえ、首位の新潟アルビレックスBCとは0.5ゲーム差、3位の群馬ダイヤモンドペガサスとは1ゲーム差と、まさにダンゴ状態。対戦成績も新潟とは3勝3敗1分、群馬とは1勝0敗1分と、五分です。3チームともに実力は拮抗しており、いずれも優勝の可能性は十分にあります。ですから、いかにとりこぼしを少なくしていくかが重要です。暑さが増すこれからが正念場となります。

第131回 愛媛・星野おさむ「“無形の力”を養え!」

 7月30日、31日のソフトバンク3軍との交流戦では8月、9月の戦いを見越して若い選手も多く起用しました。結果は連敗。ソフトバンク戦は4月以来でしたが、総じて愛媛よりも、NPBの選手たちのほうに成長が感じられ、指導者として反省させられた2試合でした。

第101回 新潟・青木智史プレーイングコーチ「打線好調のカギは“割り切り”」

 後期が開幕して1カ月が経とうとしています。27日現在、新潟アルビレックスBCは5勝4敗1分で、信濃グランセローズと並んで上信越地区のトップとなっています。とはいえ、3位の群馬ダイヤモンドペガサスとのゲーム差はわずか0.5。3チームが横一線で競り合っている状態です。ここからどのチームが抜け出すのか。夏本番となるこれからが正念場です。

第130回 徳島・斉藤浩行「前期MVP・松嶋、NPB入りへのポイント」

 おかげさまで前期は球団初の優勝という結果を残すことができました。3年前に愛媛で後期優勝した際、選手たちから胴上げしてもらいましたが、それはコーチとしてのもの。やはり監督としての胴上げされる気分は格別のものがありました。監督就任以来、「優勝しよう」と言い続けてきただけに、選手たちがそれを本当に実現してくれたことはうれしかったです。

第100回 石川・森慎二監督「高まる長距離打者への期待」

 石川ミリオンスターズは昨季に続き、前期優勝することができました。最終戦での逆転優勝ということで、本当に「ラッキー」の一言に尽きると思っています。2日からは早くも後期がスタートしました。13日現在、石川は3勝2敗ですが、内容はよくなってきています。勝っているゲームでは自分たちの試合運びができていますし、負けたゲームでも投打ともに少しずつ粘りが出てきています。今季こそは、昨季惜しくもかなえられなかった完全優勝を目指したいと思います。

第129回 高知・定岡智秋「打撃好調・西本は首位打者を狙え」

 後期も連敗スタートで、前期の終盤から数えて10連敗……。主力にケガ人が相次いだことが苦戦の最大の原因です。まず5月に外野守備中にとが激突して、2人とも戦線離脱。梶田はセンターで外野の要、田中は4番で打線の要だっただけに、このケガは本当に痛かったです。さらに6月には打撃好調だったが相手捕手からの牽制球を顔面に受け、顔の骨を骨折してしまいました。

第99回 富山・進藤達哉コーチ「チーム浮上のきっかけは弱さの自覚」

 いよいよ前期も大詰めを迎えています。22日現在、富山サンダーバーズは15勝15敗3分けで、2008年以来となる地区優勝にマジック2が点灯しています。どの試合も決して楽ではありませんが、チームはいい流れで戦うことができています。このまま前期優勝を飾り、いち早くプレーオフ進出への切符をつかみとりたいと思います。

第128回 香川・天野浩一「巻き返しへカギ握る河野と山中」

 ここまで香川は借金3の4位。昨季からの3期連続優勝を逃し、低迷した原因は投手陣の崩壊にあります。5月の連休には徳島に点の取り合いの末、3タテを喫し、5月15日の同カードでは初回に10失点してしまいました。攻撃陣は頑張っていただけに、あと5試合ほど投手陣が踏ん張っていれば、今頃は間違いなく優勝争いに加われていたはずです。

第98回 福井・野田征稔監督「キャプテン織田の存在」

 今季はいいスタートを切ることができました。毎年のように連敗を喫していた5月のGWも連勝を含み勝ち越しと、前半は投打ともにかみ合い、最大で貯金5、地区2位の石川ミリオンスターズとは4ゲーム差あったのです。ところが5月中旬以降、チームは歯車がかみ合わなくなってきています。8日現在、引き分けをはさんで6連敗。地区最下位に陥っています。

第127回 三重・古屋剛「元中日・野口加入の効果は?」

 このたび監督代行として指揮を執ることになりました。長冨監督の後を受けてチームを率いるのは昨季の長崎に続いて2度目です。ただ、コーチ2年目で各選手の能力や性格も把握できていた長崎の時とは異なり、三重では春からチームを見始めたばかり。昨季から指導してきた前原博之コーチもいますし、フロントから「監督代行に」との話をいただいた時は少しビックリしました。しかし、1勝15敗1分と散々な成績が続いている中、迷っている暇はありません。自分のやれる範囲で精一杯やってみようと、すぐに代行就任を引き受けることを決めました。

第97回 新潟・橋上秀樹監督「凡打一つに意味がある!」

 監督として初めてのシーズンが幕を開け、1カ月が過ぎました。24日現在、新潟アルビレックスBCは9勝8敗3分けで上信越地区2位。首位の群馬ダイヤモンドペガサスとのゲーム差は2.0です。ここまではよくも悪くも想定内の戦いをしています。昨季の成績を見た限りでは、得点は多くは望めないと考えていました。もちろん、得点力不足解消への対策は重要視していましたが、やはり急激に良くなることはありません。ですから、ピッチャーを中心に守り勝たなければならないと思っていたのです。その期待通り、ピッチャーがしっかりと抑えてくれていますし、つまらないミスでの失点もほとんどありません。あとは、得点力をどうアップしていくか、というところです。

第126回 愛媛・星野おさむ「勝ちに不思議の勝ちあり」

 ここまでは8勝4敗3分の2位タイ。現状は野村克也元監督の言葉ではありませんが、「勝ちに不思議の勝ちあり」というのが正直な心境です。勝ち越しているとはいえ、14日の試合では7点差を追いつかれたり、4月26日の試合では大量20失点を喫したりと、決してチームは磐石と言えないからです。

第96回 信濃・酒井光次郎コーチ「課題はオフに習得した変化球のレベルアップ」

 私にとっては初めてとなるBCリーグでのシーズンが開幕し、約1カ月が経とうとしています。信濃グランセローズは11日現在、13試合を終えて5勝6敗2分という成績です。このリーグで勝つためには、NPBとは違う難しさがあるなと痛感しています。「これなら勝てるだろう」と思っていると、予想外のミスが出たりして、まさかの展開になることは少なくありません。まさに、最後まで勝負の行方はわからないのです。

第95回 群馬・秦真司監督「自己分析なくして成長はなし」

 16日、今シーズンのBCリーグが開幕しました。現在、群馬ダイヤモンドペガサスは3試合を終えて、1勝2分けです。開幕前、天候や東日本大震災の影響でオープン戦ができなかったために、正直、今はまだ手探り状態です。今月いっぱいは実力を見極めるために、できるだけ選手には平等にチャンスを与えていこうと思っています。そして5月には戦力を整え、本格的にスタートしたいと考えています。

第124回 高知・定岡智秋「スタートダッシュ、2つの要因」

 開幕7試合を終えて5勝1敗1分。今シーズンはいい滑り出しができました。一昨年、独立リーグ日本一に輝いた時のように、投打のバランスが良い状態が続いています。このスタートダッシュができた要因として、2つの勝利があげられると思います。

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