プロ野球

緒方耕一「盗塁は捕手ではなく投手との勝負」

 今年3月に行なわれた第3回ワールドベースボールクラシックで、2009年の第2回大会に続いて、日本代表の外野守備走塁コーチを務めたのが緒方耕一だ。現役時代は盗塁王に2度輝くなど、走塁のスペシャリストとして活躍。その緒方に二宮清純がインタビュー。知られざる盗塁における勝負の裏側について訊いた。

楽天・田中、ヤクルト・バレンティンがMVP  〜日本プロ野球コンベンション2013〜

「日本プロ野球コンベンション2013」が26日、都内で開催され、今季活躍した選手などが表彰を受けた。最優秀選手(MVP)にはパ・リーグでは開幕から無傷の24連勝を収め、球団初のリーグ優勝、日本一の立役者となった田中将大(東北楽天)が選ばれた。セ・リーグのMVPにはシーズン最多本塁打記録を49年ぶりに更新(60本)したウラディミール・バレンティン(東京ヤクルト)が選出された。また、最優秀新人はセ・リーグは最多勝(16勝)と最高勝率(.800)の2冠を獲得した小川泰弘(ヤクルト)、パ・リーグは15勝をあげた則本昂大(楽天)に決まった。

第106回 選手会よ、FA制度の見直しに全力を!

 今季は東北楽天が、日本シリーズでV9以来となる連覇を狙った巨人を4勝3敗で破り、創設9年目にして初の日本一を達成しました。レギュラーシーズンで無傷の開幕24連勝という快挙を成し遂げた楽天エースの田中将大は、日本シリーズ2試合目の登板となった第6戦で黒星はついたものの、翌日の最終戦には最終回にマウンドに上がり、きっちりと有終の美を飾りました。楽天にとっては、まさに田中で始まり、田中で終わったシーズンだったと言っても過言ではないでしょう。その田中は、オフシーズンに入ってからも話題の中心となっています。今や騒動と化しているポスティングシステムです。果たして野球ファンは、どう感じているのでしょうか。

斉藤和巳、負けない投手の条件

 通算勝率.775――。負けないエースが、この7月にユニホームを脱いだ。元福岡ソフトバンクの斉藤和巳である。2003年、20勝をあげ、沢村賞を獲得すると、05年には開幕から当時の日本タイ記録となる15連勝。翌06年にも18勝5敗の好成績で2度目の沢村賞に選ばれた。08年からは肩の故障で長いリハビリ生活を余儀なくされ、復活はならなかったものの、それゆえに全盛期のピッチングが一層、ファンの心に焼き付いている。栄光と挫折、天国と地獄を両方味わった18年間のプロ生活を本人に振り返ってもらった。

楽天、統一に敗れて準決勝敗退 〜アジアシリーズ〜

 アジアシリーズの準決勝が18日、台湾の台中インターコンチネンタル球場で行われ、日本シリーズ覇者で予選リーグを1位通過した東北楽天は、台湾シリーズ覇者の統一ライオンズと対戦した。楽天は初回、先発の宮川将がつかまり、3点を失う。打線は2回に聖澤諒の犠飛で1点を返したものの、相手の先発ネルソン・フィゲロアを打ちあぐねる。すると7回、2番手の片山博視がタイムリーで痛い1点を奪われ、1−4で敗れた。2005年から始まった同シリーズで日本勢が決勝進出を逃したのは初めて。20日の決勝では統一と、オーストラリア王者のキャンベラ・キャバルリーが激突する。

楽天、キャンベラ(オーストラリア)に勝って準決勝へ 〜アジアシリーズ〜

 アジアシリーズの予選リーグが17日、最終日を迎え、日本シリーズ覇者の東北楽天は台湾・桃園国際球場でオーストラリア王者のキャンベラ・キャバルリーと対戦した。楽天は2回、1死満塁のチャンスで小関翔太がレフト線を破る走者一掃の二塁打で3点を先制。続く3回も小斉祐輔のタイムリー、5回は相手のエラーで1点ずつをあげてリードを広げる。先発の永井怜は5回につかまり、3点を失ったものの、6回から登板した左腕の長谷部康平が3イニングをパーフェクトに封じ、さらなる反撃を許さない。8回にも西田哲朗のタイムリーでダメを押した楽天は6−3で連勝を収めた。予選リーグ1位通過を決めた楽天は19日に準決勝を行う。

楽天、初戦は義大(台湾)に逆転勝ち 〜アジアシリーズ〜 

 日本、韓国、台湾、オーストラリア、イタリアの計6チーム(開催地の台湾からは2チーム参加)によるアジアシリーズが15日、台湾・台中インターコンチネンタル球場で開幕した。日本シリーズ覇者の東北楽天は3チームによる予選リーグ初戦で台湾シリーズ準優勝の義大ライノスと対戦。楽天は中盤まであと1本が出ず、6回に1点を先制される展開だったが、7回、2死2塁から聖澤諒がタイムリーを放ち、同点に追いつく。続く8回には森山周のレフト前ヒットで勝ち越すと、西田哲朗、嶋基宏の連続タイムリーなどで義大を一気に突き放し、6−1で白星スタートを切った。楽天は17日にオーストラリア王者のキャンベラ・キャバルリーと予選リーグ最終戦を行う。

プロ野球選手の“第2の人生”を考える 〜スポーツ・セカンドキャリア・シンポジウム〜

 12月3日、「スポーツ・セカンドキャリア・シンポジウム」が東京・白寿ホールで開催される。非営利活動法人スポーツネットワークジャパン発行『スポーツゴジラ』と、野球専門誌として長い歴史をもつ『週刊ベースボール』が主催し、多くのプロ野球選手が引退後に直面する“第2の人生”について考え、問題解決の糸口を模索しようというものだ。当日、特別ゲストには日米8球団を渡り歩き、今季は独立リーグ・BCリーグの石川ミリオンスターズで活躍した木田優夫、パネラーには手塚康二NPBキャリアサポート担当をはじめ、日本スポーツに携わるメンバーが顔を揃える。多岐にわたった熱く、新鮮な議論が交わされそうだ。

日本、完封リレーで台湾に3連勝 〜侍ジャパン台湾遠征〜

 台湾遠征中の野球日本代表は10日、台北・天母棒球場で台湾代表と対戦し、1−0で勝利した。日本は3回、岡島豪郎(東北楽天)のタイムリーで先制。この1点を先発・三嶋一輝(横浜DeNA)、松葉貴大(オリックス)らの継投で守りきった。日本は今回の台湾3連戦で3連勝。小久保裕紀新監督の初采配で最高の結果を収めた。 (台北・天母) 台湾代表        0 = 000000000 (日)三嶋−○松葉−井納−S益田 (台)●郭俊麟−鄭凱文−陳敏賜−羅国華−羅嘉仁

日本、台湾に連勝 広島1位の大瀬良が勝ち投手 〜侍ジャパン台湾遠征〜

 台湾遠征中の野球日本代表は9日、台北・新荘球場で台湾代表と対戦し、4−2で連勝した。1点を先制された日本は2回、5連打で4点を奪って逆転。大瀬良大地(九州共立大)、高木伴(NTT東日本)とアマチュア勢も含んだ投手リレーで相手の反撃を8回の1点にとどめた。日本は10日は台北・天母棒球場で台湾との最終戦に臨む。 (台北・新荘) 台湾代表        2 = 100000010 (台)倪福徳−陳禹勲−林逸翔−張賢智−謝栄豪 (日)野村−○大瀬良−松田−高木−S松永 本塁打 (台)陽岱鋼ソロ

日本、台湾に勝利 侍ジャパン小久保監督、初陣飾る 〜侍ジャパン台湾遠征〜

 小久保裕紀新監督率いる野球日本代表が8日、台北・新荘球場で台湾代表と対戦し、4−2で初陣を飾った。2−2の同点の6回、秋山翔吾(埼玉西武)の犠牲フライと、平田良介(中日)のタイムリー二塁打で2点を勝ち越す。このリードを継投で守りきった。日本は9日も同球場で台湾と対戦する。 (台北・新荘) 台湾代表        2 = 100010000  (日)小川−○大野−井納−S益田 (台)王躍霖−●羅国華−羅華韋−鄭凱文−陳敏賜−羅嘉仁

第544回 「迷ったときは、前に出ろ!」を実践した楽天・星野監督

 球団創設9年目で東北楽天ゴールデンイーグルスが初優勝を果たした。  就任3年目でチームをリーグ優勝に導いた星野仙一監督の手腕は称えてあまりある。  星野にとっては中日(1988年、99年)、阪神に続いて3球団目での優勝となった。過去、3球団で優勝を果たした監督は三原脩(巨人、西鉄、大洋)と西本幸雄(大毎、阪急、近鉄)の2人しかいない。

東北楽天、初制覇! 〜日本シリーズ〜

 3日、プロ野球日本シリーズ第7戦が行われた。東北楽天は初回、相手のエラーで先制すると、2回には岡島豪郎のタイムリーで得点を加えた。4回には牧田和久がソロホームランが生まれ3点をリードした。投げては先発の美馬学が6回を無失点に抑え、残り3イニングを則本昂大、田中将大の必勝リレーで逃げ切った。楽天は球団創設9年目で初の日本一。敗れた巨人は40年ぶりのシリーズ連覇はならなかった。 ◇第7戦 (楽天4勝3敗、Kスタ宮城) 巨人      0 = 000000000 勝利投手 美馬(2勝0敗) 敗戦投手 杉内(0勝2敗) セーブ   田中(1勝1敗1S) 本塁打  (楽)牧田1号ソロ

田中の不敗神話崩壊 巨人、逆王手 〜日本シリーズ〜

 2日、プロ野球日本シリーズ第6戦が行われた。初の日本一に王手をかけていた東北楽天は2回、2点を先制。今季無敗のエース・田中将大が4回まで0点に抑えて試合の主導権を握る。ところが5回、巨人はホセ・ロペスの2ランで追いつくと、高橋由伸のタイムリーで逆転に成功。6回にも1点を追加すると、先発の菅野智之が7回まで投げきって自慢の救援陣で逃げ切り、4−2で勝利した。これで通算成績は3勝3敗となり、日本一の行方は3日の最終第7戦にもつれ込んだ。 ◇第6戦 (巨人3勝3敗、Kスタ宮城) 東北楽天   2 = 020000000 勝利投手 菅野(1勝1敗) 敗戦投手 田中(1勝1敗) セーブ   マシソン(1勝0敗1S) 本塁打  (巨)ロペス1号2ラン

田中将大とマイケル・ワカ

 まずは、あの“有名な一球”について、振り返っておこう。10月27日の日本シリーズ第2戦。東北楽天の先発は田中将大、巨人は菅野智之である。試合は田中、菅野ともに譲らず、0−0で進んでいく。そして6回表の巨人の攻撃。負けない大エース、今季24勝0敗の田中が、2死満塁のピンチを招く。迎える打者は、ホセ・ロペス。

延長戦制した楽天、初の日本一に王手! 〜日本シリーズ〜

 31日、プロ野球日本シリーズ第5戦が行なわれた。序盤に2点をリードした東北楽天は、投げては先発の辛島航、2番手・則本昂大の好投で巨人打線を封じた。しかし終盤、巨人が追いつき、試合は延長へ。しかし、巨人の守護神・西村健太朗が突然崩れ、四死球で自らピンチを招く。逆にもらったチャンスを楽天打線は見逃さず、2点を勝ち越した。最後は則本が3者凡退に切ってとる好投を見せ、楽天が接戦を制した。これで通算成績を3勝2敗として、楽天が球団史上初の日本一に王手をかけた。 ◇第5戦 (楽天3勝2敗、東京ドーム) 巨人      2 = 0000001010 (延長10回) 勝利投手 則本(1勝1敗) 敗戦投手 西村(0勝1敗1S) 本塁打  (巨)村田2号ソロ

巨人、楽天の王手阻む 〜日本シリーズ〜

 30日、プロ野球日本シリーズ第4戦が行なわれた。連勝して勢いに乗る東北楽天は初回、アンドリュー・ジョーンズの3ランで先制。互いに1点を取り合い4回裏に巨人が1点差に詰め寄ると、5回には長野久義の2点適時打が生まれ、逆転に成功する。巨人は6回に追いつかれるも、7回に寺内崇幸の一打で再びリードを奪う。その1点のリードをスコット・マシソン、山口鉄也が守り切り、6−5で巨人が勝利した。これで通算成績は2勝2敗のタイとなった。 ◇第4戦 (巨人2勝2敗、東京ドーム) 東北楽天   5 = 310001000 勝利投手 マシソン(1勝0敗) 敗戦投手 長谷部(0勝1敗) セーブ   山口(1S) 本塁打  (楽)ジョーンズ1号3ラン

“打撃の神様”川上哲治氏、死去

 元巨人監督の川上哲治氏が老衰のため、28日に都内の病院で死去していたことが30日に分かった。93歳だった。熊本工高から巨人に投手で入団した川上氏だったが、打者として活躍。入団2年目に首位打者を獲得すると、戦中、戦後のプロ野球黎明期にヒットを量産して“打撃の神様”と呼ばれた。MVP3回、5度の首位打者、3度の打点王などの実績を残して58年限りで引退。61年から巨人の監督に就任すると、王貞治、長嶋茂雄のONを軸にしたチームづくりを進め、65年からは前人未到の日本シリーズ9連覇に導いた。14年間の監督生活で達成した11度のリーグ優勝、日本一はともに歴代最多。65年には野球殿堂入りを果たし、92年には球界で初の文化功労者に選ばれた。現役時代の通算成績は1979試合、2351安打、打率.313、1319打点、181本塁打。監督としては1066勝739敗、勝率.591だった。

楽天打線、見事な集中打で快勝 〜日本シリーズ〜

 29日、プロ野球日本シリーズ第3戦が行なわれた。2回裏、打者一巡の猛攻で、巨人の先発・杉内俊哉から一挙4点を奪った楽天は、先発・美馬学がクライマックスシリーズ同様の好投で巨人打線をほぼ完璧に封じた。6回途中、その美馬が打球を右足に当てるアクシデントがあったものの、その後はレイが好救援。最終回は43歳ベテラン斎藤隆がきっちりと3人で終わらせ、楽天が連勝した。巨人は、2番手以降のリリーフ陣が好投したものの、打線が矢野謙次の一発に終わり、本拠地での初戦を制することができなかった。これで通算成績は楽天2勝1敗となった。 ◇第3戦 (楽天2勝1敗、東京ドーム) 巨人      1 = 000000010 勝利投手 美馬(1勝0敗) 敗戦投手 杉内(0勝1敗) 本塁打  (巨)矢野1号ソロ

小川(ヤクルト)、中田(日本ハム)、広島1位の大瀬良(九州共立大)も選出 〜侍ジャパン台湾遠征メンバー〜

 日本野球機構(NPB)は28日、11月8日から開催される台湾代表との3連戦(台北)に臨む日本代表(侍ジャパン)メンバー25名を発表した。現在、日本シリーズを行っている巨人と東北楽天からの代表メンバーはシリーズ後に発表する。今回の侍ジャパンは若手中心の構成で、3月のWBCに続いて選ばれたのは現時点で中田翔(北海道日本ハム)と炭谷銀仁朗(埼玉西武)の2選手のみ。新人ながらセ・リーグの最多勝に輝いた小川泰弘(東京ヤクルト)、パ・リーグの打点王を獲得した浅村栄斗(西武)らが代表入りした。またアマチュアからも先のドラフト会議で広島から1位指名を受けた大瀬良大地(九州共立大)ら4選手が選出されている。

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