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二宮清純「スポーツのツボ」

第216回 得点、警告ともにJ最多。稀代の選手は経験をどう伝えるのか(大久保嘉人)

「今までの経験を伝えなきゃいけないが、ライセンスがゼロなんで……」 21年11月、引退記者会見の席で、こう語ったのは元日本代表のFW大久保嘉人である。 プロ野球の監督になるのに、ライセンスは必要ない。
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松本晋司「愛媛FC、背番号12の視点」

第293回 「ロゴ」~かつて恋焦がれたワッペンの奪還~

 11月28日(日)の夕刻、試合終了を告げる笛の音と共に、愛媛FCのJ3降格が確定した。 J2第41節、アウェイにて水戸ホーリーホックと対戦した愛媛FC。J2残留への一縷の望みを賭け、チームとサポータ
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金子達仁「春夏シュート」

敗れてなお記録と、記憶に残った大分トリニータ

 ガッツポーズ? セレブレーション? 呼び方はなんでもいい。振り返ってみれば、わたしは得点を決めた選手が見せる感情の吐露が大好きだった。ひょっとしたら、美しいサッカー、戦術的に洗練されたサッカーを見る
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サッカー

槙野、浦和救う決勝弾! ~サッカー天皇杯決勝~

 第101回サッカー天皇杯決勝戦の浦和レッズ対大分トリニータ戦が19日、国立競技場で行われ、2対1で浦和が3年ぶり4回目の優勝を果たした。試合は前半6分、MF江坂任の得点で浦和が先制。後半45分にMF
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二宮寿朗「日本代表特捜レポート」

“Jの価値”を引き上げるポステコグルー

 日本人フットボーラーに熱い視線を送っているクラブがある。2021年シーズンのJ1得点王で横浜F・マリノスのエース、前田大然と川崎フロンターレのJリーグ連覇に貢献した旗手怜央の獲得が取り沙汰されるスコ
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田崎健太「国境なきフットボール」

第239回 オシムに愛された男 ~要田勇一Vol.25~

 2004年シーズンが終了したある日のことだ。 要田勇一の代理人である辰己直祐氏は、ジェフユナイテッド市原の祖母井秀隆ゼネラルマネージャーから話があると呼び出された。2人は兵庫県の報徳学園サッカー部の
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金子達仁「春夏シュート」

敗因分析こそが日本サッカーの未来への種

 プロ野球の世界で「ご意見番」と言えば、パッと名前と顔の思い浮かぶ方が何人かいる。そして、そのほとんどは自らもプロ野球の世界で活躍した方たちである。 翻って日本のサッカーはというと、長い間、自分の名前
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二宮寿朗「日本代表特捜レポート」

遠藤保仁が魅せた“極上すぎるパス”

 身震いするほどのパスだった。 J2優勝争いの天王山となった11月7日、首位ジュビロ磐田と2位京都サンガとの一戦。0-0で迎えた後半32分、遠藤保仁の右足が輝きを放つ。左サイドにポジションを取り、味方
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松本晋司「愛媛FC、背番号12の視点」

第292回 「再編」~愛媛FCレディース 2021シーズン終盤戦~

「なでしこリーグ1部」参入2年目の愛媛FCレディース。今季から「なでしこリーグ2部」への降格(入れ替え戦等)の新規定が導入された。昨シーズン、最下位(10位)と悔しい結果に終わった愛媛としてはリスクを
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