格闘技
K-1アジアGP・香港大会が5日、香港で行われ、アジアGPに出場した武蔵(正道会館)は決勝進出を決めるも、トーナメント1回戦、準決勝で受けた金的攻撃のダメージで、決勝戦前に無念のドクターストップがかかった。 一方、準決勝で藤本祐介(MONSTER FACTORY)を破り決勝進出を決めた金泰泳(正道会館)も負傷により決勝を欠場。アジアGPは、繰り上げで決勝進出を果たした藤本がワン・チャング(中国)に勝利し、2連覇。ワールドGP出場を決めた。 自力でのワールドGP出場が消滅した武蔵は、推薦枠での出場に望みをかけることになった。
船木誠勝が現役復帰を宣言した。 7月16日、横浜アリーナ『HERO’S』のリング上で――。 正直、驚いた。選手が、引退を撤回することが珍しくはない格闘技界。だが船木に限っては、それは無いと思っていたから。 あれから7年以上も経つのに、まるで昨日のことのように鮮明に憶えている。衝撃的だった船木の引退表明――。2000年5月26日、東京ドームで開かれた『コロシアム2000』のメインエベントで船木はヒクソン・グレイシーと闘い、チョークスリーパーを決められ失神負けを喫した。直後、記者会見場で彼は「引退します」と口にしたのだ。
“プロレスの神様”カール・ゴッチ氏が29日(米国現地時間)、死去した。82歳だった。 ゴッチ氏はUWFの顧問を務めるなど日本格闘技界の発展に大きく寄与し“ゴッチイズム”を現在も継承する選手も多い。厳しい指導で知られ、新日本プロレス時代には、藤波辰爾、佐山聡、前田日明ら、そうそうたるメンバーを輩出するなど、日本プロレス界の「育ての親」だった。
プロボクシングフライ級ノンタイトル10回戦が28日、東京・有明コロシアムで行われ、亀田興毅(協栄ジム)がセサール・ロペス(米国)に、弟の大毅(同)はファーペッチノーイ・クラティンデーンジム(タイ)に、それぞれ判定勝利。亀田兄弟のどちらかが同じジム所属で世界ボクシング協会(WBA)同級王者の坂田健史に挑戦することとなる。
7月18日、後楽園ホールで行われた世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチでポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)に3−0で判定勝ちを収め、王座を獲得した内藤大助(宮田)が19日、都内の宮田ジムで記者会見を行い、同級3位の亀田興毅(協栄)を初防衛戦の挑戦者として希望する意向を示した。
18日、世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチが東京の後楽園ホールで開催され、同級6位のチャレンジャー内藤大助(宮田)がチャンピオンのポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)に3−0で判定勝ちを収め、王座を奪った。
7月16日に開催された「HERO’S2007 〜ミドル級世界王者決定トーナメント開幕戦〜」の一夜明け会見が17日、都内ホテルで行われ、日本人選手としてただ一人準決勝進出を決めた宇野薫(和術慧舟會東京本部)は「昨年とはまた違うプレッシャーを感じている。プレッシャーをいかにエネルギーに変えられるか。頑張るだけです」と、9月に予定されている準決勝、決勝への意気込みを語った。
「HERO’S2007 〜ミドル級世界王者決定トーナメント開幕戦〜」が7月16日、横浜アリーナで開催され、昨年準優勝の宇野薫(和術慧舟會東京本部)が、永田克彦(新日本プロレス・NEW JAPAN FACTORY)に判定3−0で勝利、トーナメント準決勝進出を決めた。 所英男(チームゼスト)は、前回の対戦でひざ蹴りを浴びTKO負けしたブラックマンバ(インド/フリー)と対戦したが、またもTKO負け、リベンジはならなかった。宮田和幸(フリー)はビトー“シャオリン”ヒベイロ(ブラジル/ノバウニオン)に肩固めで一本負けを喫した。
7月16日に横浜アリーナで開催される「HERO’S2007 〜ミドル級世界王者決定トーナメント開幕戦〜」の会見が10日、都内ホテルで行われ、田村潔司(U-FILE CAMP)の参戦が発表された。HERO'S初参戦となる今回は、スーパーファイトとして、金泰泳(正道会館)と戦う。
6月28日、後楽園ホールで行われたビータイトプロモーション主催のボクシング興行「DANGAN�」でアマチュアボクシングの05年全日本選手権フライ級王者の岡田隆志(MTボクシングジム)が、キャティサック・ソープロンチャイ(タイ)とのライトフライ級6回戦でプロデビューを果たし、2R1分34秒、TKO勝利をおさめた。
「PRIDEは、この先どうなってしまうのでしょうか」 「海外のトップ選手は、ボードックファイトやUFCに皆、流れてしまいますよ。日本人選手だってHERO’Sに行ってしまうんじゃないですか。田村潔司とかもHERO’Sに出るんでしょ?」 「今年に入ってからPRIDEは、まだ1回しか大会を開いていないじゃないですか。(地上波での)テレビ中継も無くなったし、ファンに忘れられてしまいますよ」 私の耳に届くのは、そんな声ばかりだ。色んな噂話も聞くが、まあ、そんなに焦らなくてもいいんじゃないかと私は思う。
1日、世界ボクシング協会(WBA)フライ級王座統一戦が有明コロシアムで行われ、正規王者・坂田健史(協栄)が暫定王者のロベルト・バスケス(パナマ)に3−0の判定勝ちをおさめ、初防衛に成功した。
6月27日、日本武道館で「K-1 WORLD MAX2007開幕戦」が行われ、4季ぶりの優勝を狙う魔裟斗(シルバーウルフ)が、Hero’sミドル級王者のJ.Zカルバン(ブラジル/アメリカントップチーム)を判定3−0で下し、10月に開催される決勝トーナメント決勝戦進出を決めた。
「K-1」「HERO’S」を運営する株式会社FEGと、プロボクシングの協栄ワールド株式会社の業務提携発表記者会見が26日、都内にて行われた。 協栄ボクシングジムの海外選手部門にあたる協栄ワールド株式会社は、ボクシング元WBCフライ級王者のユーリ・アルバチャコフ氏、元WBAライト級王者のオルズベック・ナザロフ氏を代表とする、協栄ロシアと協栄キルギスタンを新設し、有望な選手の発掘、育成を行うこととなった。 ボクシング以外の格闘技にも門戸を広げるため、FEGと提携し、育成したキックボクサーや総合格闘家をFEGが主催する大会にも派遣することとなった。
6月23日(現地時間)、オランダ・アムステルダムアリーナで「K−1 WORLD GP 2007 in AMSTERDAM」が開催され、王者セーム・シュルト(オランダ/正道会館)対挑戦者マイティ・モー(米国/フリー)の「K-1スーパーヘビー級タイトルマッチ」は、シュルトが威力のある前蹴りなどでモーを圧倒、判定3−0で勝利し、初防衛に成功した。 1年半ぶりのK-1復帰となりその戦いぶりに注目が集まったボブ・サップ(チーム・ビースト)は、ピーター・アーツ(チーム・アーツ)のひざ蹴りで倒れ、開始わずか26秒でKO負けとなった。
6月28日、後楽園ホールで行われるビータイトプロモーション主催のボクシング興行「DANGAN�」で、プロデビューする岡田隆志(ライトフライ級・MTボクシングジム)。 アマチュア戦績は68戦53勝(28KO・RSC)15敗。駒大4年時の05年、アマチュアボクシングの全日本選手権フライ級を制するも、卒業後は、輸入インテリアの会社に就職、インテリアコーディネーターを目指していた。 その後、プロボクサーとして活躍する友人の試合を観て感動し、ボクシングへの情熱が再燃。M.T.ボクシングジムに入門し、プロとしての道を歩み始めた。
ボブ・サップが1年ぶりにK-1のリングに戻ってくる。 6月23日(現地時間)、オランダ・アムステルダムアリーナで開催される「K−1 WORLD GP 2007 in AMSTERDAM」の会見が18日、都内ホテルで行われ、1年前、契約をめぐるトラブルで試合を直前に放棄するという前代未聞の騒動を起こしたボブ・サップ(チーム・ビースト)と、ピーター・アーツ(チーム・アーツ)との対戦が発表された。谷川貞治K-1イベントプロデューサーとともにサップも会見に出席、心境を語った。
7月16日に、横浜アリーナで開催される「HERO’S2007 〜ミドル級世界王者決定トーナメント開幕戦〜」の会見が15日、都内ホテルで行われ、ミドル級トーナメント1回戦の対戦カードとして、昨年準優勝の宇野薫(和術慧舟會)と永田克彦(新日本プロレス)の日本人対決が発表された。
6月23日(現地時間)、オランダ・アムステルダムアリーナで開催される「K−1 WORLD GP 2007 in AMSTERDAM」の会見が14日、都内ホテルで行われ、WORLD GPへとつながるヨーロッパGPの出場選手およびトーナメント、王者セーム・シュルト(正道会館)×マイティ・モー(フリー)のスーパーヘビー級タイトルマッチなどの対戦カードが発表された。
世界ボクシング協会(WBA)フライ王者の坂田健史(協栄)が7日、東京都内の協栄ジムで同級暫定王者ロベルト・バスケス(パナマ)と対戦する王座統一戦(7月1日・有明コロシアム)に向けての公開練習を行った。 会見を行った協栄ジムの金平桂一郎会長は、坂田がバスケスとの王座統一戦をクリアした場合、同級1位の亀田興毅との同門対決の可能性を示唆。金平会長は「王座統一戦に勝つことが大前提」と条件をあげた上で、「亀田家の意向もあるが、ファンの要望があれば同門対決も否定しない」と語った。
6月2日にロスアンジェルスへは行かなかった。1984年の五輪メイン会場であり、かつてはNFL(ナショナル・フットボールリーグ)LAレイダースの本拠地であったメモリアル・コロシアムで開催された『Dynamite!! USA』を私はテレビで観戦した。他の取材スケジュールが入っていたため行けなかったのだが、大会の直前になっても「どうしても現地で観なければ…」とは思えなかったからだ。昨年の5月、LAのステイプルズ・センターでホイス・グレイシーがマット・ヒューズと闘った(UFC60)。この時も別の予定が入っていたのだが直前になり、どうしても現地で観て取材しておきたいと思った。無理を言って、あるイベントの出演をキャンセルし飛行機に乗った。だが今回は違った、「どうしても…」という衝動は最後まで湧き上がってはこなかった。どうしてだろう?
世界ボクシング評議会(WBC)ミニマム級タイトルマッチ12回戦は4日、神奈川・パシフィコ横浜で行われ、王者・イーグル京和(角海老宝石)が挑戦者で同級6位の八重樫東(大橋)に3−0の判定で勝利し、4度目の防衛に成功した。八重樫は、日本人選手最速となるデビュー7戦目での世界王座奪取はならなかった。 元WBCスーパーフライ級王者の川嶋勝重(大橋)は、韓国フライ級7位の明在成と対戦、3Rで3度のダウンを奪ってのKO勝利で、復活戦を飾った。
K-1 Dynamite!! USAが2日、米ロサンゼルス・メモリアルコロシアムで行われ、ホイス・グレイシー(ブラジル)と7年ぶりの再戦に臨んだ桜庭和志(フリー)は、0−3の判定負けを喫した。 桜庭はホイスの顔に塗られたワセリンで滑って関節技を決め切れず、こう着状態で決め手を欠いたまま、5分3Rが終了、手数で勝ったホイスが勝利した。
前WBA世界ライトフライ級王者の亀田興毅(協栄)が23日、大阪市中央体育館でインドネシアライトフライ級王者のイルファン・オガーと、フライ級ノンタイトル10回戦を行い、8ラウンド2分23秒、TKO勝利をあげた。亀田は2つ目の世界王座獲得を目指しており、今回は本来のフライ級に戻しての2戦目。
8日、都内ホテルで、6月2日、米国ロサンゼルスで開催される「Dynamite!! USA」の追加カード発表会見が桜庭和志(フリー)×ホイス・グレイシー(ブラジル)など7カードが発表された。 桜庭×ホイスは、2000年5月の「PRIDE GRANPRIX 2000」で無制限ラウンド制で対戦し、90分に及ぶ大激闘の末、セコンドのタオル投入により桜庭がTKO勝利を収めた。2度目の対戦となる今回はHERO’Sルール(5分5R)で行われる。