パラスポーツ

第140回 虹はつかめない。でも下を向いたら見失う。

 5月、2つの自治体におじゃましました。いずれも「パラスポーツをなんとかしたい」というご相談。それぞれの理念の下、パラスポーツの分野にも注力したいとのことでした。東京パラリンピックが終わり、すっかりパラスポーツから遠のい […]

石井康二(BASE Corporate Division Athlete Group Manager)<後編>「仲間づくりのツール」

二宮清純: 石井さんは車いすバスケットボール、障がい者セーリング、車いすソフトボールと様々なパラスポーツを経験してきました。車いすバスケを始めたきっかけは?石井康二: 私は高校生の頃、交通事故により、両足に障がいを負いま […]

第26回 三屋裕子(日本バスケットボール協会会長)「日本を躍進させるホーバス流」

「Sportful Talks」は、ブルータグ株式会社と株式会社スポーツコミュニケーションズとの共同企画です。多方面からゲストを招き、ブルータグの今矢賢一代表取締役社長、二宮清純との語らいを通じ、スポーツの新しい可能性、 […]

石井康二(BASE Corporate Division Athlete Group Manager)<前編>「チャレンジを後押しする文化」

 eスポーツのメンタルコーチとして活躍する石井康二氏は異色のキャリアを持つ。車いすバスケットボールでU-24日本代表に選ばれ、障がい者セーリングではリオデジャネイロパラリンピック最終予選に出場した。車いすソフトボールでは […]

深澤旬子(パソナハートフル代表取締役社長)<後編>「成長目指すパートナーに」

二宮清純: 昨年夏に開催された東京パラリンピックや、障がい者雇用の法定雇用率引き上げなどで、障がいのある人を取り巻く環境は少しずつ変わってきています。これらを契機にハード面の整備が進んでいけばいいと思いますが、どうお考え […]

第139回 手をつなぐだけで、できるはず。だれもがスポーツできると感じる環境

 スポーツ基本法の前文には<スポーツを通じて幸福で豊かな生活を営むことは、全ての人々の権利>と記されています。しかし、2021年11月にスポーツ庁が実施した「スポーツの実施状況等に関する世論調査」では、成人の週1回以上の […]

深澤旬子(パソナハートフル代表取締役社長)<前編>「個性を活かす働き方」

 パソナグループの特例子会社であるパソナハートフルは、“才能に障害はない!”をコンセプトに、働く意欲がありながら就労困難な障がいのある人が働ける環境づくりを進めている。具体的には障がい者アートによる就労支援を行う「アート […]

南友介(ネイス代表取締役)<後編>「『個性』を生かす場所づくり」

伊藤数子: 御社では「ネイス体操教室」のほか発達障がいの子どもたち向けの教室も行っているそうですね。南友介: きっかけは体操教室の入会や会員継続をお断りせざるを得ない子どもたちの存在でした。「ネイス体操教室」において、多 […]

南友介(ネイス代表取締役)<前編>「『褒められる経験』が子どもを伸ばす」

 ネイス株式会社は<運動・教育・子育てを通して、新たな価値創造>を目指し、体操教室、運動器具製造、イベント開催など様々な事業を行っている。元体操競技日本代表選手で、同社の代表取締役を務める南友介氏に、事業への思いを訊いた […]

村岡桃佳、大回転座位で連覇 今大会3冠目 ~パラ・アルペンスキー~

 11日、北京冬季パラリンピックのアルペンスキー競技女子大回転座位が国家アルペンスキーセンターで行われ、村岡桃佳(トヨタ自動車)が2分2秒27で制した。村岡は2018年平昌パラリンピックに続く同種目2連覇。今大会3冠を達 […]

村岡桃佳、女子スーパー複合座位で銀 3日連続のメダル ~パラ・アルペンスキー~

 7日、北京冬季パラリンピック・アルペンスキー競技の女子スーパー複合座位で村岡桃佳(トヨタ自動車)が2分12秒14で2位に入り、銀メダルを獲得した。金メダルはアナレナ・フォルスター(ドイツ)が2分11秒37で、銅メダルに […]

川除大輝、男子20kmクラシカル立位で金! ~パラ・クロスカントリースキー~

 7日、北京冬季パラリンピックのクロスカントリー競技の男子20kmクラシカル立位が国家バイアスロンセンターで行われ、川除大輝(日立ソリューションズJSC)が52分52秒8で金メダルを獲得した。銀メダルは蔡佳雲、銅メダルは […]

村岡桃佳、連日の金! 森井も連続銅メダル獲得 ~パラ・アルペンスキー~

 6日、北京冬季パラリンピックのアルペンスキー競技が国家アルペンスキーセンターで行われた。女子スーパー大回転座位は村岡桃佳(トヨタ自動車)が1分23秒73で金メダル。前日の滑降に続き、今大会2冠を達成した。銀メダルは1分 […]

選手団主将・村岡桃佳、女子滑降座位で金メダル! ~パラ・アルペンスキー~

 5日、北京冬季パラリンピックのアルペンスキー競技が国家アルペンスキーセンターで行われた。女子滑降座位は村岡桃佳(トヨタ自動車)が1分29秒77で金メダルに輝いた。2位はアナレナ・フォルスター(ドイツ)が1分30秒59、 […]

第137回 寅年生まれの「挑戦者たち」。こうして始まりました。

 もうすぐ北京パラリンピックが開幕します。さて、パラリンピックの開催時期になると、頭に思い浮かべることがあります。それは大会が与える、ある“効果”についてです。  先日、車いすを使用する知人とこんな話になりまし […]

松丸喜一郎(日本ライフル射撃協会会長)<後編>「オンラインとの親和性」

伊藤数子: 昨年12月に開催されたオリパラミックス大会はオンライン開催でしたが、高校生の全国大会も一昨年からオンラインで実施されているそうですね。松丸喜一郎: きっかけは新型コロナウイルスの影響で中止となった全国高校選手 […]

「パラスポーツ」が普通の「スポーツ」と呼ばれる文化づくりを ~上原大祐氏インタビュー~

 パラアイスホッケー(旧アイススレッジホッケー)日本代表として、バンクーバーパラリンピックで銀メダルを獲得した上原大祐さん。底抜けに明るい人柄で人を惹きつける上原さんと、当HP編集長・二宮清純が、パラスポーツとその未来に […]

松丸喜一郎(日本ライフル射撃協会会長)<前編>「ビジョンを具現化する大会」

 公益社団法人日本ライフル射撃協会は昨年12月、オリンピアンとパラリンピアンが2人1組で戦うオリパラミックス大会を開催した。東京オリンピック・パラリンピック競技大会のビジョンである「多様性と調和」「共生社会の実現」を具現 […]

高野大樹(慶應義塾大学競走部短距離ブロックコーチ)<後編>「指導の出発点は対話よりテスト」

伊藤数子: パラ陸上の高桑早生選手や、ユニバーサルリレーの日本代表チームを指導していますが、パラスポーツを指導するきっかけは?高野大樹: 何より私自身、陸上競技が好きだったからです。自分が選手として生きていくことは高校生 […]

高野大樹(慶應義塾大学競走部短距離ブロックコーチ)<前編>「パラとオリの『共存共栄』への道」

 慶應義塾大学競走部短距離ブロックコーチの高野大樹氏は、パラ陸上の高桑早生選手を10年以上指導してきたプロコーチである。今年の東京パラリンピックでは新種目ユニバーサルリレーの日本代表コーチも務め、銅メダルに導いた。コーチ […]

第134回 無限の楽しさと可能性。車椅子ソフトボールを初めて見た!

  車椅子ソフトボールの試合に出かけました。車椅子に乗ってプレーするソフトボールで、1チームの人数はソフトボールよりも多い10人(※1)です。出場選手にはクラス分けがあり、持ち点は一人1点から3点。ゲームに参加 […]

神保康広(風輪道墨田出張所代表)<後編>「自分らしく生きられる社会へ」

伊藤数子: 車いすメーカーを離れた後も、車いすを販売するお仕事を続けられています。その理由は?神保康広: 僕は昔から“カッコイイ車いすに乗ってみたい”という思いがあり、車いす自体に興味を持っていました。今年2月に車いすフ […]

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