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二宮清純「プロ野球の時間」

第747回 大谷翔平“ボス”電撃解任の余波

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 天国と地獄は紙一重である。<この原稿は2022年7月4日号『週刊大衆』に掲載されたものです> 大谷翔平のボスであるエンゼルスの監督ジョー・マドンがさる6月7日(現地時間)、チームの不振を理由に解任さ
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二宮清純「プロ野球の時間」

第746回 沖縄のレジェンド 安仁屋宗八の物語

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 通貨はドルから円に、車は右側通行から左側通行に――。<この原稿は2022年6月24日号『週刊漫画ゴラク』に掲載されたものです> 1972年5月15日、沖縄の施政権が米国から日本に返還された。すなわち
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二宮清純「プロ野球の時間」

第745回 名将松永怜一死去 五輪に懸けた情熱

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 1984年ロサンゼルス五輪で、野球日本代表を金メダルに導いた松永怜一さんが、さる5月12日、90歳で亡くなった。<この原稿は2022年6月10日号『週刊漫画ゴラク』に掲載されたものです> 野球はロス
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二宮清純「プロ野球の時間」

第744回 岩手からなぜ“怪物”は誕生するか

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 手も足も出ない、とは、こういうことを言うのだろう。さる4月10日、千葉・ZOZOマリンスタジアムでのオリックス戦で、千葉ロッテの佐々木朗希が、NPB史上16人目の完全試合を達成した。20歳5カ月、史
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二宮清純「プロ野球の時間」

第743回 阪神、守護神不在で“魔の9回”

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 試合を締めくくるクローザーの存在が、いかに大きいか。それを証明しているのが今季の阪神である。<この原稿は2022年5月2日号『週刊大衆』に掲載されたものです> 開幕から16試合を終え、1勝14敗1分
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二宮清純「プロ野球の時間」

第742回 開幕3連戦で打ちまくった伸び盛りの巨漢ルーキー(末包昇大)

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 かつて体重100㌔を超える選手は、プロ野球のスカウトにとっては指名の“対象外”だった。足が遅く、動けないと判断されたためである。<この原稿は2022年4月17日号『サンデー毎日』に掲載されたものです
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二宮清純「プロ野球の時間」

第741回 新庄監督は「1番最強説」!?

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 最強打者をどこに置くべきか。これは野球というスポーツにおいて、古くて新しいテーマだ。<この原稿は2021年4月11日号『週刊大衆』に掲載されたものです> 日本では「4番最強説」が幅を利かせている。 
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二宮清純「プロ野球の時間」

第740回 “みちのくの怪物”甲子園初登場

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 ポジションこそ違うが、ともに右投げ左打ち。腰の座ったスイングは、1月に亡くなった水島新司さんの漫画「ドカベン」の主人公・山田太郎を彷彿とさせる。<この原稿は2021年2月21日号『週刊大衆』に掲載さ
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二宮清純「プロ野球の時間」

第739回 大物落選の米殿堂 薬物使用疑惑の影

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 アメリカ野球殿堂博物館はニューヨーク州クーパーズタウンにある。殿堂入りを果たせばギャラリーにレリーフが飾られる。<この原稿は2021年2月25日号『週刊漫画ゴラク』に掲載されたものです> 殿堂入りの
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二宮清純「プロ野球の時間」

第738回  「殿堂入り」高津とマサの逆転人生

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 野球殿堂の競技者表彰は「プレーヤー表彰」と「エキスパート表彰」の2部門に分かれるが、今年は前者で歴代2位の286セーブ、日米通算313セーブを記録した現東京ヤクルト監督の高津臣吾と、史上最年長勝利(
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