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二宮清純「プロ野球の時間」

第723回 不振広島、唯一の“希望の星”

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 交流戦最下位が決定した広島にあって、唯一といっていい“希望の星”が新人クローザー栗林良吏の奮闘である。<この原稿は2021年7月5日号『週刊大衆』に掲載されたものです> 6月10日、敵地での福岡ソフ
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二宮清純「プロ野球の時間」

第722回 初優勝を支えた外国人の「秘密の一日」(元広島カープ シェーン)

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 阪神ファンにとっての1985年同様、広島ファンにとって75年は特別な年である。<この原稿は2021年6月13日号『サンデー毎日』に掲載されたものです> 広島は50年、当時の日本野球連盟総裁・正力松太
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二宮清純「プロ野球の時間」

第721回 大谷翔平のメッセージを読み解く

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 投げても打っても驚くことばかりの大谷翔平(エンゼルス)だが、その立ち居振る舞いが、また素晴らしい。<この原稿は2021年5月31日号『週刊大衆』に掲載されたものです> 5日(日本時間6日)、本拠地の
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二宮清純「プロ野球の時間」

第720回 ドラ1ルーキー、コイの新守護神となる(栗林良吏)

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 5位に終わった昨シーズンの広島カープ。低迷の最大の要因はブルペンの不振だった。<この原稿は2021年4月25日号『サンデー毎日』に掲載されたものです> セーブ数21は東京ヤクルトと並んでリーグワース
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二宮清純「プロ野球の時間」

第719回 野村流“くそったれ野球”に学べ

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 昨年2月に死去した野村克也氏の追悼試合が3月28日、東京ヤクルトの本拠地・神宮球場で行われた。<この原稿は2021年4月19日号『週刊大衆』に掲載されたものです> 相手の阪神も、ノムさんが3年間監督
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二宮清純「プロ野球の時間」

第718回 投手出身監督の利点と弱点

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 昨年オフ、横浜DeNA生え抜きの三浦大輔2軍監督が監督に就任したことにより、セ・リーグの監督は中日・与田剛、広島・佐々岡真司、東京ヤクルト・高津臣吾を含め、6人中4人が投手出身となった。<この原稿は
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二宮清純「プロ野球の時間」

第717回 昭和のプロ野球を代表する個性派(安田猛)

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 ちぎっては投げ、ちぎっては投げ。最近では、あまり見聞きしなくなったフレーズだ。要するにその手のピッチャーが少なくなったということだろう。<この原稿は2021年3月14日号『サンデー毎日』に掲載された
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二宮清純「プロ野球の時間」

第716回 王貞治とアーロンの動体視力

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 通算ホームラン868本の王貞治は、キャンプで大切にしているルーティンがあった。ブルペンでの“目慣らし”である。 V9時代、堀内恒夫や高橋一三といったエース級がブルペンで投球練習を始めると、自らもブル
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第715回 野球の伝道師よ、永遠なれ!(トミー・ラソーダ)

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 93歳での旅立ちだから、日本風に言えば大往生だろう。 ロサンゼルス・ドジャースで21シーズンにわたって監督を務めたトミー・ラソーダが1月7日(日本時間8日)、心臓発作によりロサンゼルス近郊の病院で息
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第714回 「備えあれば憂いなし」の新人たち

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 広島でキャッチャーとして3度のベストナインに輝く達川光男は高校時代、広島商の選手として高3の春と夏、2度甲子園に出場している。春は準優勝、夏は優勝。同期には作新学院(栃木)の江川卓がいた。 江川擁す
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