前橋育英野球部監督・荒井直樹「横浜戦“9度目の正直”」

 昨夏、全国高校野球選手権大会で初優勝を達成したのは、夏は初出場の前橋育英(群馬)だった。2年生エース高橋光成の好投に加え、堅実な守備が光った同校は6試合中、決勝戦を含む4試合を1点差で競り勝ち、全国の頂点にのぼりつめた。そこで今回はチームを初優勝に導いた荒井直樹監督にインタビュー。甲子園での戦いやチームづくりなどについて訊いた。

東北楽天5位・西宮悠介「球威でプロの打者を牛耳る!」 〜2014ルーキーたちの軌跡No.3〜

 昨年、最もプロ野球ファンを沸かせたのが、創設9年目にして悲願の日本一を達成した東北楽天だろう。エース田中将大はパ・リーグMVPなどタイトルを総なめにし、ルーキー則本昂大は新人王に輝いた。その楽天の一員となるのが、西宮悠介だ。貴重な左のリリーフとしての活躍が期待される西宮。「一番の持ち味でもある球威で勝負したい」と語る彼に、プロへの意気込みを訊いた。

楽天、田中のメジャー移籍を容認

 東北楽天は25日、田中将大の新ポスティングシステムによるメジャーリーグ移籍を容認した。新システムでは選手の移籍を認めたNPB球団が、2000万ドル(約20億円)を上限に入札金額を設定。その金額で入札した全チームと交渉可能になる。楽天は上限の2000万ドルを入札額にするとみられるが、先発の柱を補強したい複数球団による争奪戦になることは必至だ。

遠山奨志「阪神スカウトの熱心さに負けた」

 今年5月、長嶋茂雄とともに国民栄誉賞を授与した松井秀喜。ヤンキース時代にはワールドシリーズで日本人初のMVPを獲得するなど、メジャーリーグでも主戦として活躍した。その松井が巨人時代、「顔も見たくない」と言ったほど、苦手としていたのが遠山奨志(当時阪神)だ。 “松井キラー”として一躍有名となった遠山だが、実は高校時代はプロに入る気持ちはなく、スカウトにも入団を断り続けていたという。その遠山がなぜプロ入りを決めたのか。その真相に二宮清純が迫った。

阪神1位・岩貞祐太「無名から日本代表へ、そしてプロへ」 〜2014ルーキーたちの軌跡No.2〜

  高校3年時の背番号は「11」。一度も甲子園の土は踏まなかった。だが、横浜商科大学の恩師・佐々木正雄監督に見初められ、大学では1年春にリーグ戦初登板を果たし、2年からは主力として活躍。同年、日本代表に選出され、日米大学選手権に出場した。今秋は8試合に登板し、6勝1敗、防御率0.42の好成績を挙げ、最優秀投手、ベストナインに選ばれた。全国では無名だった高校時代から大きく成長し、“ドラ1”の仲間入りを果たした岩貞を直撃した。

宮本慎也「チームプレーの前に、まず個の強さを」

 今季限りで19年のプロ生活に別れを告げた元東京ヤクルトの宮本慎也は、文字どおり“一流の脇役”だった。グラブを持てばゴールデングラブ賞に計10度輝いた内野守備でチームを支え、バットを持てば歴代3位となる通算408犠打を記録し、つなぎ役に徹した。派手さはなくとも確実に仕事をこなすプレースタイルは、野球選手のお手本と言ってよい。しかし、宮本本人は野球少年や若い選手たちに「僕のようなスタイルを最初から目指してほしくない」と語る。来季から評論家として活動する宮本に後輩たちへ伝えたい思いを、二宮清純が訊いた。

二宮清純の書き下ろしコラムを新規配信 〜ジョージア ベースボールパーク〜

“チームのために最も貢献した魂あふれるプレー”に贈られるNPBの「ジョージア魂賞」では、先日、2013年度の年間大賞が東北楽天・田中将大投手に決定しました(8月16日、対埼玉西武、新記録の21連勝を打ち立てた魂の投球)。また当HP編集長・二宮清純ら6名の選考委員による選考委員特別賞は巨人・菅野智之投手に贈られています(4月13日、対東京ヤクルト、好守備でチームに勝利をもたらせた投球)。

巨人育成1位・青山誠「一度は諦めた野球人生」 〜2014ルーキーたちの軌跡No.1〜

 遅咲きも遅咲きである。青山誠がプロに注目され始めたのは、なんと今年に入ってからだ。3年までは鳴かず飛ばずだった青山だが、最終学年となった今春、レギュラーをつかみ、初めて規定打席に到達した。そして秋、不動のリードオフマンとしてブレイク。13試合で15安打を放ち、リーグ最多の13四死球をマークして4割台後半の出塁率を誇った。打率も自己最高の3割1分9厘と、チームに大きく貢献した。1度は野球を諦め、就職を考えたこともあったという青山に、今年の活躍について訊いた。

新ポスティング制度が合意 楽天・田中がMLB移籍希望を表明

 メジャーリーグ機構(MLB)は現地時間16日付で、日本野球機構(NPB)と協議していた新たなポスティングシステムが合意に達したと発表した。新しいシステムでは選手の移籍を認めたNPB球団が、2000万ドル(約20億円)を上限に入札金額を設定。その金額で入札した全チームと交渉可能になる。ポスティングは11月1日〜翌2月1日までに実施し、交渉期間は入札が選手側に公示された翌日から30日間。合意を受け、動向が注目されていた東北楽天の田中将大は、球団に新システムを利用してMLBへ移籍したい意向を伝えた。

山武司、中日にベテランが多い理由

 今年のプロ野球は多くの名選手がユニホームを脱いだ。セ・パ両リーグで本塁打王を獲得した山武司もそのひとりだ。中日、オリックス、東北楽天、再び中日と渡り歩き、歴代18位となる403本塁打を放った。引退の危機を何度も乗り越え、27年間もプロ生活を続けられてきた理由はどこにあったのか。そして、自身の経験を踏まえて若い選手たちに伝えたいことは何なのか。二宮清純がインタビューした。

ブルワーズ・青木、ロイヤルズへ移籍

 ミルウォーキー・ブルワーズは現地時間5日、青木宣親をカンザスシティ・ロイヤルズへトレードすると発表した。左腕ウィル・スミスとの交換トレード。メジャー2年目の青木は今季、155試合に出場し、打率.286、8本塁打、37d点、20盗塁の成績でリードオフマンに定着。ブルワーズとは10月に契約延長していたが、外野手とトップバッターを補強したいロイヤルズがトレードを申し入れ、話がまとまった。

緒方耕一「盗塁は捕手ではなく投手との勝負」

 今年3月に行なわれた第3回ワールドベースボールクラシックで、2009年の第2回大会に続いて、日本代表の外野守備走塁コーチを務めたのが緒方耕一だ。現役時代は盗塁王に2度輝くなど、走塁のスペシャリストとして活躍。その緒方に二宮清純がインタビュー。知られざる盗塁における勝負の裏側について訊いた。

楽天・田中が大賞! 巨人・菅野が選考委員特別賞 〜ジョージア魂賞年間大賞表彰式〜

“チームのために最も貢献した魂あふれるプレー”に贈られる「ジョージア魂賞」の年間大賞表彰式が27日、都内ホテルで開催された。この賞は缶コーヒーブランド「ジョージア」がプロ野球12球団と提携、さらにNPBパートナー契約を締結して2010年に創設され、今季で4シーズン目となる。全12回に渡ってファン投票で選ばれた今季のジョージア魂賞の受賞プレーの中から、さらにファンの支持を集めたものが年間大賞に輝いた。栄えある今年度の年間大賞には田中将大投手(東北楽天)が8月16日(対埼玉西武)にみせた、新記録の21連勝を打ち立てた魂の投球に決まった。また当HP編集長・二宮清純ら6名の選考委員によってジョージア魂賞選考委員特別賞も決まり、こちらは菅野智之投手(巨人)が4月13日(対東京ヤクルト)にみせた好守備でチームに勝利をもたらせた投球が選ばれた。

楽天・田中、ヤクルト・バレンティンがMVP  〜日本プロ野球コンベンション2013〜

「日本プロ野球コンベンション2013」が26日、都内で開催され、今季活躍した選手などが表彰を受けた。最優秀選手(MVP)にはパ・リーグでは開幕から無傷の24連勝を収め、球団初のリーグ優勝、日本一の立役者となった田中将大(東北楽天)が選ばれた。セ・リーグのMVPにはシーズン最多本塁打記録を49年ぶりに更新(60本)したウラディミール・バレンティン(東京ヤクルト)が選出された。また、最優秀新人はセ・リーグは最多勝(16勝)と最高勝率(.800)の2冠を獲得した小川泰弘(ヤクルト)、パ・リーグは15勝をあげた則本昂大(楽天)に決まった。

斉藤和巳、負けない投手の条件

 通算勝率.775――。負けないエースが、この7月にユニホームを脱いだ。元福岡ソフトバンクの斉藤和巳である。2003年、20勝をあげ、沢村賞を獲得すると、05年には開幕から当時の日本タイ記録となる15連勝。翌06年にも18勝5敗の好成績で2度目の沢村賞に選ばれた。08年からは肩の故障で長いリハビリ生活を余儀なくされ、復活はならなかったものの、それゆえに全盛期のピッチングが一層、ファンの心に焼き付いている。栄光と挫折、天国と地獄を両方味わった18年間のプロ生活を本人に振り返ってもらった。

愛媛・金森(元日本ハム)、ロッテと育成契約

 千葉ロッテは21日、四国アイランドリーグPlus愛媛の金森敬之投手と育成選手契約を結んだことを発表した。金森は昨季まで北海道日本ハムに9年間在籍しており、1年でNPB復帰を果たした。日本の独立リーグを経由してNPBに戻ったケースは山田秋親(アイランドリーグ福岡−ロッテ)、正田樹(BCリーグ新潟−東京ヤクルト)、クリス・カーター(BCリーグ石川−埼玉西武)に続き、4例目。金森は今季、アイランドリーグで35試合に登板し、1勝3敗2セーブ、防御率2.83の成績を残している。

古葉竹識、老将の指導哲学

 広島カープを4度のリーグ優勝、3度の日本一に導いた名将・古葉竹識。現在はプロ野球の監督から大学野球の指揮官に身を転じている。東京新大学野球リーグに所属する東京国際大の監督として、就任4年目の11年にリーグ優勝。同大初出場となった全日本大学選手権では、ベスト4入りの快挙を成し遂げた。プロ、アマ双方で結果を残した名伯楽に二宮清純がインタビュー。77歳になった今も衰え知らずの古葉の指導哲学に迫った。

楽天、統一に敗れて準決勝敗退 〜アジアシリーズ〜

 アジアシリーズの準決勝が18日、台湾の台中インターコンチネンタル球場で行われ、日本シリーズ覇者で予選リーグを1位通過した東北楽天は、台湾シリーズ覇者の統一ライオンズと対戦した。楽天は初回、先発の宮川将がつかまり、3点を失う。打線は2回に聖澤諒の犠飛で1点を返したものの、相手の先発ネルソン・フィゲロアを打ちあぐねる。すると7回、2番手の片山博視がタイムリーで痛い1点を奪われ、1−4で敗れた。2005年から始まった同シリーズで日本勢が決勝進出を逃したのは初めて。20日の決勝では統一と、オーストラリア王者のキャンベラ・キャバルリーが激突する。

楽天、キャンベラ(オーストラリア)に勝って準決勝へ 〜アジアシリーズ〜

 アジアシリーズの予選リーグが17日、最終日を迎え、日本シリーズ覇者の東北楽天は台湾・桃園国際球場でオーストラリア王者のキャンベラ・キャバルリーと対戦した。楽天は2回、1死満塁のチャンスで小関翔太がレフト線を破る走者一掃の二塁打で3点を先制。続く3回も小斉祐輔のタイムリー、5回は相手のエラーで1点ずつをあげてリードを広げる。先発の永井怜は5回につかまり、3点を失ったものの、6回から登板した左腕の長谷部康平が3イニングをパーフェクトに封じ、さらなる反撃を許さない。8回にも西田哲朗のタイムリーでダメを押した楽天は6−3で連勝を収めた。予選リーグ1位通過を決めた楽天は19日に準決勝を行う。

アイランドリーグ4球団で8選手を獲得希望 〜高知ウインターリーグ〜

 四国アイランドリーグPlusは、11月4日から13日まで高知で実施されていた「Winter League 2013」で4球団から各2名ずつ、計8名の獲得希望があったと発表した。今回のウインターリーグでは日本はもとより、海外からも9選手が参加。ここにアイランドリーグ在籍の選手も加わって46選手が期間中に8試合(1試合は雨天中止)を実施した。全日程終了後、各球団が獲得希望選手を提出し、重複した選手に関しては抽選で交渉権獲得を決定した。今後は各球団との入団交渉を経て、合意すれば契約を結ぶ。

楽天、初戦は義大(台湾)に逆転勝ち 〜アジアシリーズ〜 

 日本、韓国、台湾、オーストラリア、イタリアの計6チーム(開催地の台湾からは2チーム参加)によるアジアシリーズが15日、台湾・台中インターコンチネンタル球場で開幕した。日本シリーズ覇者の東北楽天は3チームによる予選リーグ初戦で台湾シリーズ準優勝の義大ライノスと対戦。楽天は中盤まであと1本が出ず、6回に1点を先制される展開だったが、7回、2死2塁から聖澤諒がタイムリーを放ち、同点に追いつく。続く8回には森山周のレフト前ヒットで勝ち越すと、西田哲朗、嶋基宏の連続タイムリーなどで義大を一気に突き放し、6−1で白星スタートを切った。楽天は17日にオーストラリア王者のキャンベラ・キャバルリーと予選リーグ最終戦を行う。

大谷真徳(徳島)、年間MVP 後期MVPは岩根(徳島) 〜アイランドリーグ〜

 四国アイランドリーグPlusは2013年シーズンの年間MVPとベストナイン、後期MVPなどを発表した。  年間MVPは2年ぶりの年間優勝を達成した徳島インディゴソックスから、リーグ2位の打率.332をマークし、外野守備でも貢献した大谷真徳に決定。後期MVPは優勝した徳島で7勝をあげた岩根成海が選ばれた。ベストナインには先のドラフト会議で中日から2位指名を受けた又吉克樹(香川、投手)、オリックスから育成指名された東弘明(徳島、遊撃手)らが選出された。

プロ野球選手の“第2の人生”を考える 〜スポーツ・セカンドキャリア・シンポジウム〜

 12月3日、「スポーツ・セカンドキャリア・シンポジウム」が東京・白寿ホールで開催される。非営利活動法人スポーツネットワークジャパン発行『スポーツゴジラ』と、野球専門誌として長い歴史をもつ『週刊ベースボール』が主催し、多くのプロ野球選手が引退後に直面する“第2の人生”について考え、問題解決の糸口を模索しようというものだ。当日、特別ゲストには日米8球団を渡り歩き、今季は独立リーグ・BCリーグの石川ミリオンスターズで活躍した木田優夫、パネラーには手塚康二NPBキャリアサポート担当をはじめ、日本スポーツに携わるメンバーが顔を揃える。多岐にわたった熱く、新鮮な議論が交わされそうだ。

ダルビッシュ、岩隈、サイ・ヤング賞ならず

 今季のメジャーリーグで、最も活躍した投手に贈られるサイ・ヤング賞が14日、発表され、アメリカンリーグでは最多勝(21勝)をあげたマックス・シャーザー(デトロイト・タイガース)が選ばれた。ア・リーグではダルビッシュ有(テキサス・レンジャーズ)、岩隈久志(シアトル・マリナーズ)が揃って最終候補に挙がっていたが、日本人初の栄誉はならなかった。ナショナルリーグでは、クレイトン・カーショー(ロサンゼルス・ドジャース)が2度目の受賞を果たした。

オリックス育成1位・東、守備と足で魅せる選手に 〜アイランドリーグ・ドラフト指名選手Vol.2〜

 9シーズン目を終えた四国アイランドリーグPlusから、今年は2選手が10月のドラフト会議で指名を受け、NPB行きの夢を叶えた。中日2位の又吉克樹(香川)と、オリックス育成1位の東(あずま)弘明(徳島)である。東は高卒で徳島入りし、今年が4年目。リーグ在籍1、2年で指名されたケースが多いなか、四国でじっくりと育てられ、NPB選手に成長した。今回はその道のりを紹介する。

Back to TOP TOP