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カープ・アイ

西本恵「カープの考古学」第30回 カープ誕生における世界情勢その2 ”平和の家”とカープの主砲

 広島カープの誕生が原爆からの復興に励む県民や市民の精神的な支えとなったことは、これまでに幾度も述べてきた。当時の広島は食糧事情は最悪で、闇市での利権争いや血なまぐさい事件なども続いていた。当然ながら
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西本恵「カープの考古学」第29回 カープ誕生における世界情勢その1 マッカーサーを動かした男

 広島カープという一地方に誕生したプロ野球チームは、広島が原爆によって廃墟となったことから、その復興のためにつくられたことは、この連載で幾度が述べてきた。今回からはGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)
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西本恵「カープの考古学」第28回 カープ誕生前夜・選手集めに苦難の日々その八 苦肉の選手集め。策士・石本の生んだ”幽霊選手”

 プロ野球が2リーグとなり、セントラルリーグへの加盟が決まりながらも、新球団のカープは選手集めに苦労していた。それは資金難によるところが大きいのは、前回までで述べてきた。この時、球団に唯一あったものは
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西本恵「カープの考古学」第27回 カープ誕生前夜・選手集めに苦難の日々その七 獲得資金は自治体予算。”暁の超特急”に認められた男

 カープが選手集めに苦労したのは、原爆から立ち直る復興期に、カープを単独で支える企業が広島に存在しなかったことが大きい。いわゆる資金難であった。ならば県民待望のプロ野球チームの設立はどうしたのか……と
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西本恵「カープの考古学」第26回 カープ誕生前夜・選手集めに苦難の日々その六 勝つことこそ生きる道 長谷川良平獲得秘話・番外編

 誕生して間もないカープが幾多の存続の危機に立たされることがあっても、初代エースの長谷川良平は決して逃げることなく、「勝つ」ことだけを使命としてマウンドを守り続けた。ときには自らのバッティングと俊足を
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二宮清純「進化と革新のカープ平成史」(後編)

 社会現象にもなった「カープ女子」なる言葉を耳にするようになったのはカープが16年ぶりにAクラス入りした平成25年あたりからだ。赤いユニホームに身を包んだ若い女性の一団が新市民球場のみならずビジターの
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西本恵「カープの考古学」第25回 カープ誕生前夜・選手集めに苦難の日々その五 のちのエースが無印だった理由 長谷川良平獲得秘話後編

 広島カープが結成され、プロ野球セ・パ2リーグ元年となる昭和25年。チーム数が既存の8チームから15チームに膨れあがるとあって、プロ野球選手は引く手あまたで、24年オフ、球界は大混乱と化した。あっちか
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二宮清純「進化と革新のカープ平成史」(前編)

 広島に本拠地を置く地方球団ながら、今やマツダスタジアムのみならずビジター球場でさえ、数多くのファンが詰めかけるほどの人気球団となった広島東洋カープ。平成28年から30年にかけて3連覇を成し遂げたチー
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西本恵「カープの考古学」第24回 カープ誕生前夜・選手集めに苦難の日々その四 無名投手からエースへ。長谷川良平獲得秘話 前編

 昭和25年1月、広島にカープの誕生が広く伝えられ、広島の町はこの話題で持ち切りだった。その喧騒を横目に初代監督の石本秀一は選手集めに奔走し、その中で白石敏男(後に勝巳)という大スターを巨人から譲り受
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西本恵「カープの考古学」第23回 カープ誕生前夜・選手集めに苦難の日々その三 助監督も務めた白石敏男の物語

 昭和24年の年末のことだ。広島カープ最初のシーズンに入る前にファンに朗報が届いた。巨人軍の主力選手であり、逆シングルの名手・白石敏男(のちに勝巳)がカープに移籍するというのだ。カープ誕生前夜ともいえ
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