今頃、オーストラリアのサッカー界は大変な騒ぎになっているはずである。日本が辛くもイラクを退けた数時間後、彼らはアウェーとは言えヨルダンにまさかの黒星をつけられてしまった。3試合を終えて勝ち点が2。首位を行く日本との勝ち点差はなんと8。グループ1位での予選突破が絶望的になったどころか、ブラジルへのチケット自体が危ぶまれる状況となってしまった。
先日、親友でもある廣山望が現役引退を発表しました。彼から引退の決意を聞いたのは、今年1月。「やりたいことがある」と新たな目標があることを明かしてくれました。 僕が彼に初めて会ったのは愛媛から千葉に渡った小学校5年の時で […]
「おぉ~!」8月30日号の週刊文春を見た松本亮選手(大橋ボクシングジム)は、感嘆の声を上げた。「牙狼(ガロ)より大きく載ってるじゃないですか!」彼は、ミヤマ☆仮面の方が牙狼より大きな写真で扱われていることに驚きを […]
ニューヨーク・ヤンキースが苦しんでいる。 7月18日には2位に10ゲーム差を付けていたチームが、以降は20勝26敗と不振。9月4日のレイズ戦に敗れ、同日に2位のオリオールズが勝ったため、この時点でオリオールズに勝率で並ばれてしまった。 翌日に単独トップの座を取り戻したものの、6日の直接対決初戦で敗れ、再び同率に。一時は快適に思えたリードがきれいに消失した。3位につけるレイズとのゲーム差もわずか2ゲームで、このまま崩れれば2位確保すら怪しくなる。
日本野球の土台は、やっぱり甲子園(全国高校野球選手権)だなあ。つくづく思う。 今年は、最大の目玉である“160キロ投手”大谷翔平(花巻東)が、岩手県予選の決勝で敗退し、とびぬけたスターのいない大会になるのかと思った。
サッカーは、必ずしもスコアが内容を表すとは限らない競技だが、それでも、1点差なら惜敗、2点差ならば完敗、3点差となれば惨敗……といった感覚を選手は持っているはずである。ドイツ相手にお0−3で敗れたヤングなでしこたちの受けた衝撃は、相当なものがあったに違いない。 ただ、わたし個人としては、あの3点差負けは、最上級の3点差負けではなかったか、という印象を持っている。
新生K-1の日本大会が近づいている。 10月14日、両国国技館において、無差別級トーナメント1回戦8試合が組まれている『K-1 WORLD GP FINAL16』が開催されるのだ。ミルコ・クロコップ(クロアチア)らが参戦予定。日本におけるヘビー級を中心としたK-1の大会開催は、2010年12月11日、有明コロシアム大会以来、実に1年10カ月ぶりのことである。
イベントごとにおける雰囲気づくりは、本当に大切なものだと思う。 メインストリートに飾られた提灯に灯が燈り、しめ縄から吊るされた紙垂(しで)が風にそよぐ頃、どこからともなく祭囃子の音が聞こえてくる。“もうまもなく、お祭りが始まるのだな”と感じられ、気持ちが高揚するのを覚える。これも歴とした雰囲気づくりの一種である。
うれしい出来事が大阪から届きました。我がガイナーズから途中入団したアレッサンドロ・マエストリが、8月26日の埼玉西武戦で完投勝利をあげたのです。 何といっても、この日は制球の良さが際立っていました。無四球で、奪三 […]
ほんの数年前まで、サッカー絡みの仕事をしている人間にとって、日本人であることはほとんどハンデでしかなかった。 取材がしたくてもパス申請でハネられることなど日常茶飯事。取材OKの返事をもらって出かけて行ったさるロンドンのクラブでなぜか門前払いを食らい、抗議したところ「これはお前たちのための試合ではない」とうそぶかれたこともある。
12日、17日間の熱戦が繰り広げられたロンドン五輪が幕を閉じました。日本は史上最多となる38個のメダルを獲得したこともあり、2週間経った今もまだその熱気が残っています。改めてスポーツの力を見たような気がしました。しかし、ひとつ残念なことがあります。20日に行なわれたメダリストたちのパレードです。なぜ、これから開幕するパラリンピックを前に行なわれてしまったのでしょうか。「国民の熱が冷めないうちに」、また「2020東京オリンピック・パラリンピック招致を意識した、東京開催への国民の支持率アップのための仕掛け」等々、さまざまな理由があったことでしょう。確かに理解はできるのですが、やはりパラリンピックのメダリストも含めたパレードを見たかったという気持ちは否めません。その一方で五輪閉幕後、メディアがパラリンピック選手を取り上げる回数が増え、北京大会以前にはなかった盛り上がりを感じてもいます。選手たちの多くがそのことに驚きと喜びを感じているようです。パラリンピックも五輪に負けないくらいの熱戦が多く見られることを期待しています。 (写真:中林正太)
今年の高校野球の決勝は、史上初の春夏同一カードとなり、センバツに続いて大阪桐蔭が光星学院(青森)を破って史上7校目の春夏連覇を達成しました。大阪桐蔭はもちろんのこと、決勝で完封負けを喫したとはいえ、光星学院も投打のバランスがとれたチームでした。代表49校のなかでも、両校の力は抜きん出ていたと思います。私の印象では1998年、死闘を繰り広げた横浜とPL学園以来のレベルの高さを感じた2チームでした。
「うわっ!! 桜庭だぁ」新日本プロレスの真夏の祭典『G1クライマックス22』で事件は起きた。最終戦の両国国技館のリングになんと桜庭和志選手が現れたのだ。これに一番驚いたのは誰であろう僕である。「えっ! マジで新日本 […]
ロンドン五輪が閉幕した翌日、帰国までの時間を利用してトットナム・ホットスパーの“スタジアム・ツアー”に申し込んでみた……のだが、渋滞に巻き込まれ開始時間に遅れてしまう。「日本から来たんだ」と懇願してもまるで相手にされずに門前払い。五輪期間中はついぞ出くわすことのなかったぶっきらぼうな対応に「ああ、これぞロンドン」と妙な感心をしつつ、せっかくなのでクラブショップをのぞいてみることにした。
前節(22日)の栃木戦は0-1で敗れ、3連敗。一言で言うともったいない試合でした。お互いに連戦で体が思うように動かない中、どちらにもチャンスがありました。 それだけに、せめて勝ち点1は持って帰りたい試合でしたね。栃木の […]
ロンドン五輪が開催された8月中はビッグファイトも少ないアメリカボクシング界だが、9月以降に一気にヒートアップする。2012年最後の4カ月の間には多くの重要な試合が行なわれ、ファンを喜ばせてくれそうである。 特に現役パウンド・フォー・パウンドでベスト5以内にランクされることが多いマニー・パッキャオ、セルヒオ・マルチネス、ノニト・ドネアの3人が、来月以降に揃って出陣予定。今秋の大一番で、彼らはどんなファイトをみせてくれるか。それぞれの戦いをここで占っていきたい。
失望した。心底、失望した。 志を、目標をどこに置くかによって、この試合の評価は変わってくる。選手やファン、マスコミの意識が4年前の今頃と同じであれば、つまり世界は出るものであっても勝つものではないという前提で見れば、悪い内容ではなかった。「昨年の南米選手権で4位に入った強豪ベネズエラを相手によく頑張った」といった反応が多数派になるだろう。
今年も4年に一度の熱い夏が終わった。僕のようなスポーツジャンキーはもちろんだが、普段はスポーツに興味をもたない人でも、この時ばかりは眠い目をこすって見る機会を設けるのが素晴らしい。どんな作りものより、人間が真剣に取り組む姿、そして人類の頂点を目指す姿に心を奪われるのだろう。これはスポーツでなくともできるものではあるが、やはりスポーツはそれが最も分かりやすい形で見せてくれるものであり、スポーツの持つ力を再認識した夏でもあった。
五輪を戦った男女の代表選手とスタッフのみなさん、お疲れ様でした。なでしこは決勝で米国に惜敗し、金メダルとはなりませんでしたが、日本女子初のメダルを獲得。男子もメダルには届かなかったものの、世界4位です。大会を通じて、日本サッカーのレベルの高さを世界に示せたのではないでしょうか。
1995年1月、初めてジーコに取材をした時、ぼくはその場にいたものの、透明人間のような存在だった。 ブラジルで取材を手伝ってくれたのは、セルソ・ウンゼルチという、優しい顔つきの痩せた白人ジャーナリストだった。南米最大の出版社「アブリウ」の社員で、ブラジルで唯一のサッカー専門誌『プラカール』で働いていたが、車雑誌に異動になったとぼやいていた。セルソは、プラカールを創刊号から所持している程、サッカーを愛していた。話してみると、ぼくと同じ年で誕生日も近かった。
同点ゴールを許した瞬間、魔法は切れた。 特に大きなミスがあったわけではない。しかし、ニアサイドで競り負けたのは永井と吉田だった。得点者をマークしていたのは徳永だった。チームを支えてきたオーバーエージの2人と、ケガを押して出場した攻撃の核が、失点の瞬間に居合わせてしまった。日本人ですら半信半疑だったチームを準決勝に導き、ブックメーカーからブラジルに次ぐ優勝候補の2番手、との評価を受けるまで引き上げてくれた魔法は、この瞬間、切れた。白亜の馬車は、かぼちゃに戻ってしまった。
「キレてないですよ!」 ずいぶん前に世間で流行ったお笑い芸人『長州小力』のセリフである。長州力のモノマネ口調で、この言葉を言うとドッと笑い起きていたのが懐かしい。 このセリフが生まれたのは、新日本プロレスとUインター […]
前節(5日)の松本山雅FC戦では、今季初めて先発出場することができました。試合に向けた紅白戦では主力組に入り、チャンスと感じていただけに前日にスタメン入りが分かった時には本当に気合が入りました。 先発で出るのは昨年10 […]
7月23日の電撃的なトレード以降、ニューヨークではイチローへの歓迎ムードが途切れることなく続いている。 ヤンキースがシーズン中に戦力補強を試みることは珍しくないが、10年連続オールスターにも選ばれた近代最高のヒットマシンを手に入れたインパクトは、ニューヨーカーにとっても大きかったのだろう。選手紹介の際などには、チーム内最大級と思えるほどの歓声を浴びることも多い。
柔道男子73キロ級で銀メダルを獲った中矢力選手が印象に残る。もちろん、ロンドン五輪の話である。 相手を見据える目がいい。上から目線で相手を見下ろすのではない。かといって、挑みかかる猛禽類のような視線でもない。相手に対して、上からでも下からでもなく、どこか静かに、しかししたたかな自信を帯びて、相手を見る。これが世界と戦う目だよなぁ。