第89回 松坂大輔、ステップアップの兆し

 松坂大輔投手(レッドソックス)が、ヒジの手術を経て、約1年ぶりにメジャーリーグのマウンドに戻ってきました。25日現在、3試合に先発登板し、0勝2敗、防御率6.06と、残念ながらまだ勝利を挙げることができていませんが、それでも1試合目より2試合目、2試合目よりも3試合目と、徐々に内容は良くなってきています。特に3試合目の登板となった22日のマーリンズ戦は、初回こそコントロールが安定せず、3失点とバタバタしてしまいましたが、2回から4回までは3イニング連続で三者凡退と、松坂投手自身もある程度、手応えをつかんだのではないでしょうか。今は徐々にステップアップしている段階と言っていいと思います。

第129回「常滑市の熱い1日」

 日本最大規模のトライアスロン大会「アイアンマン70.3 セントレア常滑Japan」が6月24日に開催される。約1700人の参加者が、スイム1.9?、バイク(自転車)90.1?、ラン21.1km に挑むのだ。トップ選手でもフィニッシュタイムは4時間。制限時間8時間の長い戦いで、愛知県常滑市がトライアスロン一色に染まる。

第222回 レブロン・ジェームス、初戴冠を果たせるか 〜NBA現役ベストプレーヤーが背負った十字架〜

 今季のNBAファイナルで、誰もが待ち望んだカードが実現した。  レブロン・ジェームス、ドウェイン・ウェイド、クリス・ボッシュという“ビッグ3”を擁するマイアミ・ヒートが、ケビン・デュラント、ラッセル・ウェスツブルックといった若き俊才たちに率いられたオクラホマシティ・サンダーと激突。実力、注目度の両方を兼ね備えた両チームの対決は、現在のNBAでは考えうる限り最高のマッチアップだと言ってよい。

ザックジャパンの真価問われる敵地オマーン戦

 ブリスベーンでの激闘が終わってから数時間後、ドーハではイラクがオマーンと引き分けた。これでB組では、勝ち点7の日本と勝ち点1のヨルダンをのぞくチームが勝ち点2で並んだことになる。日本との勝ち点差は5。得失点差でも大きな開きがある。追う側からすれば、気が遠くなるような差にも感じられるだろう。すでにイラクでは、「もはやグループ1位のチャンスはない」といった声も上がっているようだ。

第57 回 広山が望むもの<最終回>

 リッチモンドキッカーズの所属しているUSL(ユナイテッド・サッカー・リーグ)は、通常のサッカーとは少々仕組みが異なっている。1試合で5人まで選手が交代可能なのだ。  強化、調整を目的とした親善試合は別として、サッカーでの一般的な公式戦の交代枠は3人である。元々、サッカーには選手交代そのものがなかった。「選手は試合の流れを読み、90分をどのように使うのかをそれぞれがコントロールすべきである。それが出来ない選手は先発として送り出すべきではない」と考える指導者もいる。しかし、同国において選手交代は試合の妙として考えられているのだ。

香川も乗り越えねばならない英語の壁

 そもそも、ドルトムントはマンチェスターUと比較してもさほど遜色のないチームだった。スタジアムの熱狂度はむしろ上。チームのレベルにしても、若干マンUの方が上だったのは事実としても、十分勝負にはなる程度の差でしかなかった。従って、ドルトムントで活躍した香川が、同じようにマンチェスターで活躍するのは決して不可能なことではない。

第184回「復興」 〜東日本大震災被災地ボランティア活動〜

 5月2日(水)から7日(月)の間、「愛媛ゴール裏net」が主催する「東日本大震災復興支援・東日本応援ツアー」に参加した。   私たち愛媛FCサポーターが集う愛媛ゴール裏netでは、5月3日(第12節、対山形戦)と6日(第13節、対千葉戦、いずれもアウェー)に向けて、6日間にわたる応援バスツアー企画を立案した。そして、その試合の中日となる4日と5日を利用して、東日本大震災の被災地である宮城県の南三陸町や牡鹿半島へ移動し、ツアー参加者の愛媛FCサポーターが、がれきの除去や清掃作業などの復興ボランティア活動を行うことになったのである。

第221回 パッキャオは衰えている?

 世界ボクシング界を代表するスーパースター、マニー・パッキャオの次戦が6月9日に迫っている。保持するWBO世界ウェルター級王座、4度目の防衛戦。相手となるのは、WBO世界スーパーライト級王者ティモシー・ブラッドリー。デヴュー以来28連勝(12KO)で、いまが28歳と年齢的にも脂が乗り切った実力派黒人ファイターである。

日本ハム・栗山監督の我慢

 北海道日本ハムの栗山英樹監督は、さわやかなイメージが売りの評論家だった。  ここで言う「さわやか」とは何か。まずは、端正なマスクと、明瞭な話し方。その外面的な特徴に加えて、いわば内面的な特徴もあった。それは、彼が現役時代、決して超一流の大選手ではなかったことにある。むしろそのことを逆手にとって、取材者として現役の一流選手たちの話を引き出していった。

日本のプレーオフも間違いなく面白い

 先週末のこと。ロンドンはピカデリー・サーカスあたりを歩いていると、見たことのない、しかし明らかにサッカーのものと思われるユニホームを着た集団に出くわした。柄は水色と白の縦縞。胸にスポンサーのロゴは入っているものの、これまた見たことのないタイプのもの。いったい、彼らは何者なの。何より、極東からやってきた旅行者の目にもわかるぐらいに“おのぼりさん”な彼らは、なんのためにロンドンの目抜き通りに集っているのか。  プレーオフのため、だった。

第20回 新たな日本のスポーツ史をつくるリーダー 〜車椅子ランナー・廣道純〜

 いよいよロンドンオリンピックまで残り約2カ月、そしてパラリンピックまで約3カ月となりました。各競技で続々と代表選考会や内定選手の発表が行なわれ、オリンピック・パラリンピックへのムードが高まってきています。そこで今回から、このコーナーではロンドンパラリンピックで活躍が期待されるチームや選手について取り上げていきます。今回は車椅子ランナーの廣道純選手です。 (写真:わたなべじん)

第68回 最終予選、“新生・本田”が日本を引っ張る!

 いよいよ、ブラジルW杯アジア最終予選が始まります。日本にとっては、いきなり3連戦というヤマ場です。運命の戦いを前に、果たしてザックジャパンの体制は万全なのか。すでにシーズンを終えた海外組のコンディショニング、バックアップ戦力の底上げはどうか……。これらを確認する先日のアゼルバイジャン戦は2−0の快勝。少なくとも、準備に不足はないと感じました。

第88回 統一球はレベルアップのチャンス!

 プロ野球では今月16日から交流戦が始まりましたね。24日現在、首位は6戦全勝の巨人。果たして、セ・リーグから初優勝のチームが出てくるのでしょうか。さて、今回は先月、日本プロ野球選手会会長の新井貴裕(阪神)からNPBに求められた“統一球問題”について述べたいと思います。「ホームランが少なくなり、野球が面白くなくなった」などという意見もあるようですが、本当にそうでしょうか。ズバリ、私見を述べさせてもらえば、私は統一球の採用は日本のプロ野球にとってプラスになると思っています。

第220回 ラスベガスで勝負のときを待つ五十嵐亮太

 ラスベガスにも野球チームがあると聴けば、驚く人は多いのではないか。  この名高いギャンブルタウンに本拠地を置くのは、トロント・ブルージェイズ傘下の3Aチーム、ラスベガス51s。ロスアンジェルス・ドジャース傘下だった時代には中村紀洋選手も101試合に出場したこのチームに、今季は五十嵐亮太が所属している。

香川を大切にしたいマンUの配慮

 昨今の今頃、わたしにとっての年間最優秀監督はデンマークのFCコペンハーゲンを率いていたノルウェー人監督、ストール・ソルバッケンだった。これといったスター選手がいないチームでありながら、欧州CLでバルセロナを苦しめ抜いたのは彼の手腕があればこそ。シーズン終了後にブンデスリーガのケルンへと引き抜かれたのも当然のことのように思われた。

第128回「NYでの3万人の自転車イベント」

 今や世界の常識と言える「都市マラソン」。名だたる都市には必ずマラソン大会がある。ロンドン、ボストン、ニューヨーク(NY)、パリ、ベルリン……数えだしたらきりがない。それは国内でも同様で東京はもちろん、この数年で大阪、神戸、京都と増えてきた。まるで、マラソン開催が、文化的な都市としての証明であるかのようだ。まあ、ランナーとしては嬉しい限りだが。  一方、同じように世界的にも愛好者が多い自転車はそうもいかないようで、都会で大きな自転車イベントが開催されている例はあまりない。知る限りではヨハネスブルグの「Momentum 94.7 Cycle Challenge」とNYの「Five Boro Bike Tour」くらいだ。しかし、どちらも3万人という参加者を集めるビッグイベントで規模の大きさが半端ではない。ランナーでも3万人となると、コントロールが大変なのは東京マラソンを見た方ならお判りだろう。それを自転車でやるわけだから想像もつかない。そのNYの「Five Boro」に今年初参加をできることになり、自転車好きとしてはもちろんだが、イベント関係に携わる者として興味津々で走ってきた。

Back to TOP TOP