プロ野球
今季、新日本石油ENEOSからメジャーリーグのボストン・レッドソックスに入団した田澤純一が大活躍している。
ハラハラ、ドキドキ、ワクワク――これがスポーツを盛り上げるための3大要素である。 プロ野球のポストシーズンゲームには、この3つの要素がすべて含まれている。今日負けても明日があるレギュラーシーズンのゲームとは異なり、クライマックスシリーズ(CS)、日本シリーズは短期決戦である。基本的に「明日なき戦い」なのだ。プレーする側も観戦する側も普段とは異なる緊張を強いられる。日常生活では味わえない熱狂と悲嘆が、そこにはある。
身長171センチ、体重115キロ。 このサイズを見て思い出すのは「ドカベン」こと香川伸行である。 名門・浪商(現大阪体育大学浪商)の主砲として甲子園で活躍し、南海にドラフト2位で入団したのが1980年。10年間のプロ生活で通算460安打、78本塁打を記録した。
イチロー(マリナーズ)がさる9月13日、メジャーリーグ(MLB)史上初となる9年連続の200安打を達成した。 それまでの記録は1894から1901年にウィリー・キーラーによる8年連続。ただし、当時はファールをストライクとカウントしないルールだったため、打者ははるかに優位な立場だった。70年代を中心に活躍し、通算10度の200安打をマークしているピート・ローズでさえ3年連続が最高である。この連続記録がいかに偉業であるかが理解できよう。
花巻東の菊池雄星投手は、メジャー志向が強いそうだ。最終的に彼がどのような結論を出すのかは、もちろん今の時点ではわからない。ただ、メジャーリーグに対して、志向というか、憧れをもっていることは確かだろう。 左腕投手としては、おそらく20年に一人の逸材である。あれだけの体の柔軟性とスピードを持ち合わせた投手など、そう簡単に出現するものではない。日本の球場で野球を見続けている者としては、できればテレビ画面ではなく、目の前でナマの菊池投手を見たいと、正気なところ思う。なにしろアメリカに行く機会などまずない、ドメスティックな人間なものですから。
主催球団にとっては消化試合のはずのゲームが、この日一番の歓声に包まれた。 9月16日の横浜対東京ヤクルト。7回表1死2塁の場面でマウンドに上がったのが球界最年長投手の工藤公康だ。
イチロー選手がまた、やってくれましたね! 9月6日(現地時間)のメジャーリーグ通算2000本安打に続き、1週間後の13日(同)にはメジャー史上初となる9年連続200本安打を達成。これまで歴代のスーパースターたちでさえも為し得ることのできなかった大記録を樹立しました。その瞬間、僕は純粋に「やっぱりイチローはすごいな」と思うと同時に、数年間ではあるものの、同じ時代に野球ができ、対戦することができたことを誇りに思いました。
負けそうで負けない。落ちそうで落ちない。 最大で借金が8あり、3位の埼玉西武に一時は5.5ゲーム引き離されていた東北楽天がしっかりと3位の座をキープしている。
ナゴヤドームでこのベテランが打席に向かうと、もう、それだけで、割れんばかりの拍手が起こる。 今季限りで引退することをファンが知っているからだが、もちろんそれだけではない。 立浪和義ならなんとかしてくれるとの期待感がファンにはあるのだ。
巨人の高橋由伸といえばゴールデングラブ賞7度受賞の名外野手だが、1塁へのコンバートプランが持ち上がっている。「今のジャイアンツは1塁で大いに苦労している。チーム状況と腰への負担を考えて、1塁をやってみてはどうか」と伝えた原辰徳監督。早ければシーズン中にも「ファースト高橋由伸」が実現しそうな見通し。
甲子園(全国高校野球選手権大会)は、日本野球の父であり母である。日本野球の基盤である。改めて、そう思う今年の夏であった。 もうだいぶ古い話になったが、今春、日本はWBCで連覇を飾った。この優勝が日本野球にもたらす果実は小さくないだろう。WBC出場を夢見て練習に励む野球少年も増えたに違いない。
上背のあるピッチャーが投じるボールを「2階からくる」と表現することがある。 まさに、そんなボールを投げているのがカープのセットアッパー、マイク・シュルツだ。
今年、巨人は球団創設75周年を迎えた。32回のリーグ優勝、20回の日本一(2リーグ制以降)は、いずれも球界最多だ。 とりわけ1965年から73年にかけてのV9は“不滅の金字塔”としての輝きを、今なお放っている。
今月、海の向こうから嬉しいニュースが届きました。3Aからメジャーに昇格した田澤純一投手です。彼は今年、ボストン・レッドソックスに入団し、スタートは2Aポートランド・シードックスでした。そこでの成績(18試合9勝5敗、防御率2.57)が認められ、3Aポータケット・レッドソックスに上がったのも束の間、わずか2試合の登板でメジャーに昇格しました。これを聞いて驚きと同時に喜んだ人も少なくないでしょう。
メジャーリーグ通算34勝(16セーブ)は日本人としては史上5位タイである。ワールドシリーズのチャンピオンリングは2つも持っている。 伊良部秀輝の高知ファイティングドッグス(四国・アイランドリーグ)入りが決まった。
レッドソックスのフロントがダルビッシュ有(北海道日本ハム)のピッチングを見たら、今すぐ松坂大輔と交換したくなるのではないか。
過日、広島に帰省する機会があった。そのとき乗り合わせたタクシー運転手A氏の独白に触発されるところが多かったので、以下に紹介することにする。
中日の勢いが止まらない。7月15日から28日にかけて9連勝し、首位・巨人とのゲーム差はついに1.5(30日現在)。完全に巨人を射程圏内にとらえている。 チームを牽引するのが新外国人のトニ・ブランコ。メジャーリーグ経験こそ、2005年のワシントン・ナショナルズ時代の56試合だが、日本に来て素質が一気に開花した。
球団創設75周年ということで、このところ巨人を特集する出版物が相次いでいる。選手の目玉は3年目の坂本勇人だ。 昨季、彗星のごとく現れ、全試合に出場した。今季はさらにステップアップし、7月8日現在、打率3割3分4厘で首位打者。いまや巨人の顔である。
プロ野球のペナントレースも前半戦が終わり、ちょうど折り返し地点にきています。現在、セ・リーグは巨人が首位をキープしています。しかし、8連勝で前半戦を締めくくった2位・中日が2.5ゲーム差にまで詰め寄ってきました。後半戦は激しい優勝争いが期待できそうですね。一方、パ・リーグは北海道日本ハムと福岡ソフトバンクのデットヒートが繰り広げられています。日本ハムが首位で折り返したものの、こちらはなんとわずか1ゲーム差。後半戦2カード目には直接対決があり、おもしろい展開となりそうです。野球ファンとしては、セ・パ両リーグともに後半戦も大いに楽しめそうですね。
開幕直後の勢いは、もうどこにもない。雪だるま式に借金が増えつつある。 楽天が窮地に立たされている。6月30日の北海道日本ハム戦から7月8日の千葉ロッテ戦にかけて、今季ワーストの8連敗を喫した。
人を見て法を説け――。東北楽天・野村克也監督が好んで使う言葉だ。「10人いたら、指示の仕方は十色あるはずですよ。だからAという選手に通用するやり方がBという選手に通用するとは限らない」
右肩の張りを理由に、さる6月21日、今季2度目の故障者リスト(DL)入りした。もう、かつての怪腕は戻ってこないのか。 レッドソックスの松坂大輔が肩の不調もあり、大不振にあえいでいる。7月3日現在、8試合に登板し1勝5敗で防御率8.23。
テレビでは今日も野球中継をやっている。といっても、地上波ではありませんよ。たとえば6月30日から巨人−広島3連戦があったのだが、読売の主催試合にもかかわらず、日本テレビは中継しなかった。そんなに野球が見たけりゃ、勝手にケーブルテレビにでも加入しろってか?
この采配は“監督のファインプレー”と言っていいだろう。 6月14日、西武ドームでの西武対広島戦。得点は4対4。延長12回裏、広島は無死満塁のピンチを迎えた。絶体絶命の場面である。