プロ野球

第40回 強気の内角攻めこそ “藪スタイル”だ!

 野球の醍醐味は若手のハツラツしたプレーだけではありません。長く経験を積み重ね、熟練の技を見せてくれるベテランの味のあるプレーもまた、観客を魅了してくれます。  12日、金本知憲(阪神)選手が史上37人目となる2000本安打を達成しました。40歳での到達は中日の落合博満監督(41歳4カ月)、福岡ソフトバンク新井宏昌コーチ(40歳2カ月)に次いで3番目の高齢記録。彼ならまだまだ活躍できるでしょうね。

第280回 長距離砲が花開く…新生レオの「若年寄」 埼玉西武 G・G佐藤

 顔が老けて見えるので「ジジィ」、登録名はそれをもじって「G・G・佐藤」。  さる4月8日、本拠地の西武ドームで大仕事をやってのけた。対千葉ロッテ戦、9回裏2死一塁、2対3と1点ビハインドの場面で打席に入ったG・Gは、ライトスタンドに自身初のサヨナラ2ランを叩き込んだのだ。 「マジうれしいです。言っていいですか? キモティー!」  ちなみに「キモティー」は「気持ちいい」。今ではすっかり西武ドームの人気者だ。

第278回 指揮官の“迷采配”に面食らったのでは? 広島・ブラウン監督

 まるで“抱き合い心中”を見ているようだった。  これを采配ミスと言わずして、いったい何を采配ミスと呼べばいいのか。  3月30日の中日戦で広島のマーティ・ブラウン監督が披露したのは、敵地のファンがどよめきをあげるほど不可解なものだった。

9回を投げる権利と義務

 これぞまさに波瀾の幕開けというのだろう。パ・リーグでは楽天が開幕4連敗したと思ったら一転して7連勝(4月3日現在)。セ・リーグでは、なんと東京ヤクルトがかの読売巨人軍に開幕3連勝。こんなこと、誰も予想しなかったでしょう。というより予測不可能である。野村克也監督流にいえば、ヤクルトが巨人に3連勝すると予測するに足る根拠がない。もし、ヤクルトが巨人に3タテくらわすと予言した人がいるとしたら、それは予想ではない。あてずっぽうである。

第276回 「勝負の年」に慌てて手術をするな 東北楽天・長谷部康平

「最下位決定だな」  東北楽天・野村克也監督の落ち込みようといったら尋常ではなかった。  3月2日、長崎での千葉ロッテ戦に先発した大学生・社会人ドラフト1巡目ルーキーで、即戦力サウスポーと評価の高かった長谷部康平にアクシデントが発生した。初回、飛球を追って一塁方向へ走った際に左ひざを痛めてしまったのだ。

第275回 中田翔は清原の二の舞?

 将来を嘱望される右の長距離砲、しかも高卒ルーキーとなれば清原和博(現オリックス)以来だろう。  北海道日本ハムの“怪物ルーキー”中田翔(大阪桐蔭)のバットが注目を集めている。2月10日、阪神との練習試合では推定130メートルの場外ホームランを放った。高校通算87本塁打の実績はダテではなかったということだ。

第274回 メジャーで史上初の「日本人バッテリー」誕生か 香川オリーブガイナーズ・堂上隼人

 四国アイランドリーグ(今季から四国・九州アイランドリーグ)は昨秋の大学生・社会人ドラフトで三輪正義(香川オリーブガイナーズ−東京ヤクルト)をはじめ、過去最多の6選手をNPB(日本プロ野球組織)に送り出した。  これで同リーグ出身のNPBプレーヤーは11名。NTT西日本やトヨタ自動車などの9名を上回り、社会人の出身母体としてはNPB最大勢力となった。

第272回 チーム再建のカギはやはり「マウンド」 埼玉西武・渡辺久信監督

 昨季、埼玉西武ライオンズは26年ぶりのBクラス(5位)に転落した。その再建を任されたのが前2軍監督の渡辺久信だ。  渡辺監督は西武時代、6度の日本一と10度のリーグ優勝を経験している。  投手として1986年(16勝)、88年(15勝)、90年(18勝)と3度、最多勝に輝いている。工藤公康、郭泰源らとともに西武の黄金期を支えた。

第271回 中田人気の裏側

 キャンプのMVPは北海道日本ハムの大物ルーキー中田翔で決まりだな。  連日のようにスポーツ紙の一面を独占している。  かつてキャンプの時期、スポーツ紙の一面を飾るのは巨人の大物ルーキーと相場が決まっていたが、最近は「巨人のドラフト1巡目ルーキーって誰だっけ?」ってな感じである。  ちなみに高校生ドラフトの1巡目ルーキーは藤村大介(熊本工)、大学生・社会人ドラフトの1巡目ルーキーは村田透(大体大)である。

第269回 仰木彬氏に続く“パ・リーグ2代目広報部長”となった梨田昌孝監督

 北海道日本ハムの梨田昌孝監督が高校生ドラフト1巡目の大物ルーキー中田翔について「交流戦では甲子園の時のようにマウンドに上げるかもしれない」と仰天プランをブチ上げた。  高校(大阪桐蔭)時代、通算87本のホームランを記録した中田だが、投げても最速151キロのスピード自慢。梨田監督がピッチャーとしての魅力を捨てきれないのもわからないではない。

第268回 最初から野手として勝負させるべきだ 北海道日本ハム・中田翔

 プロ野球における「二刀流」は口で言うほど簡単ではない。ピッチャーかバッター、どちらか一本にしぼるべきだろう。  北海道日本ハムの梨田昌孝監督が、高校生ドラフト1巡目の大物ルーキー・中田翔について「交流戦では甲子園の時のようにマウンドに上げるかもしれない」と仰天プランをブチ上げた。

第37回 挑戦、復帰……日本人メジャーリーガーの活躍に期待!

 いよいよ2008年がスタートしました。今季も多くの日本人選手がMLBに挑戦します。日本のプロ野球から海を渡り、初挑戦するのは投手では黒田博樹(ロサンゼルス・ドジャース)、小林雅英(クリーブランド・インディアンス)、薮田安彦(カンザスシティ・ロイヤルズ)、福盛和男(テキサス・レンジャーズ)、野手では福留孝介(カブス)の5選手です。

第265回 「日本代表」を“ブランド”にしたアマ球界の名将・松永怜一

 当時はまだ公開競技だったとはいえ、オリンピックで野球の日本代表が金メダルを獲得したのは1984年のロサンゼルス大会、ただ1度のみである。  ロス五輪で日本代表の指揮を執った松永怜一は、その功績が認められて2007年1月、野球殿堂入りを果たした。

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