その他スポーツ

徳田耕太郎(フリースタイル・フットボーラー/愛媛県大洲市出身)最終回「スタイルを貫き、再び世界一を目指す!」

 今年9月、アジアで初めてのRBSSワールドファイナルが東京・増上寺で開催された。ディフェンディングチャンピオンの徳田耕太郎は、予選の日本大会を経ずにワールドファイナルから参加した。RBSSで2度の優勝および連覇を成し遂げたフリースタイル・フットボーラーはまだいない。徳田には、そのどちらも達成できる可能性があった。

第146回 「三陸を走る! 〜ツールド東北の意味〜」

 走りながら、こみ上げてくるものを抑えられなかった。胸が熱くなり、涙が出てくる。サングラスをしていなかったらカッコ悪い面をさらけ出すところだった。青い空と、蒼く静かな海。優しい笑顔の応援者たち。11月3日、「ツールド東北」を走りながら、そんな感情に襲われた参加者は僕だけではなかったはずだ。

中出将男(車椅子卓球)「幕が開けたリオへの挑戦」

 2012年7月、車椅子卓球・中出将男は眠れない夜を過ごしていた。その日、海の向こうではロンドンパラリンピックの代表選手の選出が行なわれていたのだ。ロンドンへの切符は20枚。当時の中出の世界ランキングは20位だった。 「選考結果は国際卓球連盟パラリンピック卓球委員会のHPに掲載されることになっていました。僕はもういてもたってもいられなくて、夜中の0時からずっとHPをチェックしていました。でも、少し経って気付いたんです。まだ現地は日付が替わっていないんだって。我ながらアホやなぁと思いましたよ(笑)」  いつの間にか眠ってしまった中出が選考結果を知ったのは、翌日の夕方だった。結果を目にした中出は泣かずにはいられなかった――。

徳田耕太郎(フリースタイル・フットボーラー/愛媛県大洲市出身)第3回「試練を乗り越えて掴んだ世界一」

「ノートがなくなっているのに気付いた時は、もうパニックでしたね」  徳田耕太郎は苦笑しながら、こう振り返った。アイデアノートには大会の演技構成やこれまで開発してきた技も書かれてあった。ほとんど日本語表記のため、外国人が持ち去っても内容を理解できるとは考えにくかった。大会中、徳田がノートを確認しているのを見て、単に彼を混乱に陥れるための嫌がらせだったのだろうか。徳田は、いかにしてこのトラブルを乗り越えたのか。

新加入の越川優、今シーズンへの意気込みを語る!<後編>

―― 今年2月、全日本男子バレーボールチームの指揮官に、ゲーリー・サトウ監督が就任しました。新監督が目指すバレーとは? : ひと言で言えば、「スマートなバレー」ですね。「その時に最も得点につながるプレーを選択しなさい」ということです。例えばスパイクで言えば、トスが乱れたとしますよね。その時に、無理をして決めにいってミスをする可能性が高いのであれば、空いている所に返して、またチャンスボールをもらうようにする。そういうバレーが求められています。

陣内貴美子(スポーツキャスター)<前編>「異様な雰囲気だったバルセロナ五輪」

: お久しぶりです。今回は陣内さんのご主人、金石昭人さんが経営する「かねいし」でお話を伺います。 : よろしくお願いします! 以前、この対談でオグッチ(小椋久美子さん)も出演していましたよね。あと、ここには田中雅美ちゃんもよく来るんですよ。

新加入の越川優、今シーズンへの意気込みを語る!<前編>

  2013−14 シーズン、 JTサンダーズは初優勝に向け、新たな戦力が加わった。越川優、 29歳だ。並外れたジャンプ力から繰り出すパワフルなサーブとスパイクを武器とする越川は、全日本代表の主力としても活躍し、 2008年には北京五輪に出場。その後3シーズン、イタリア・セリエAでプレーするなど、実力、経験ともに国内トッププレーヤーだ。彼の加入が、8シーズンぶりのファイナル進出、そして初優勝を目指すサンダーズにとって大きな戦力アップになることは間違いない。そこで今回はシーズン開幕を前に、越川に直撃インタビュー。サンダーズの印象、今シーズンにかける思い、そして同じく新監督のもとでスタートした全日本代表の現状について訊いた。

徳田耕太郎(フリースタイル・フットボーラー/愛媛県大洲市出身)第2回「世界に衝撃を与えた“Tokuraクラッチ”」

 2009年、日本のフリースタイル・フットボール界の頂点に立った徳田耕太郎は翌年、南アフリカ・ケープタウンで行われた「Red Bull Street Style(RBSS)」ワールドファイナルに出場した。晴れて“世界デビュー”を果たした徳田だったが、結果は4勝2敗で予選敗退。世界の壁は高く、分厚かった。

田中蕗菜(セパタクロー)<後編>「悔しさが促したレベルアップ」

 田中蕗菜は2010年、同年のアジア競技大会の代表候補に選ばれた。しかし、選考後に発表された代表9名のなかに、彼女の名はなかった。アジア大会はセパタクロー界において、キングスカップと並ぶ最高峰の大会。それだけに田中は「悔しかったですね」と、胸の内を語り、そしてこう続けた。「あの時に落選してよかったと今は思っているんです。落ちたことで、今までやってきた練習方法などを見直しました。すると、翌年からプレーの感覚が変わったんです」  それは、彼女が一段階レベルアップしたことを意味していた。

徳田耕太郎(フリースタイル・フットボーラー/愛媛県大洲市出身)第1回「無名から日本一へ」

 主にサッカーのリフティング技術を用い、体全体を使ってボールを自在に操る。ボール1つで自身のスタイルを表現するスポーツが、フリースタイル・フットボールだ。大会などではアップテンポなBGMに乗って、選手が技を披露する。“Tokura”こと徳田耕太郎は、昨年に行われた世界最高峰の大会「第3回Red Bull Street Style(RBSS)」のワールドファイナル(イタリア・レッチェ)で史上最年少王者(当時21歳)となった。現在は東京の大学に通いながら、レッドブル社所属のアスリートとして国内外でショーや大会に参加している。

男子KONAMIが2年ぶりV 女子は朝日生命が優勝 〜全日本体操団体選手権〜

 3日、第67回全日本体操団体選手権決勝が行われ、男子は個人総合世界王者の内村航平ら日本代表経験者を揃えるKONAMIが2年ぶり3度目の優勝を果たした。前回王者で今年の学生チャンピオンの順天堂大学は3位。2位には日本体育大学が入った。女子は予選4位の朝日生命が美濃部ゆう、オクサナ・チュソビチナ(ウズベキスタン)らの活躍で予選1位の日本体育大学の4連覇を阻んだ。

第255回 “模範的なフランチャイズ”、カージナルスの強さの秘密

「胸を張ってくれと選手たちに伝えた。敗北を恥じる必要はないとね。今季中にも私たちは多くを成し遂げ、私もその一部となれたことを誇りに思っている」  10月30日にボストンで行なわれたワールドシリーズ第6戦後、カージナルスのマイク・マシーニー監督は会見場でそう絞り出した。

関本大介(プロレスラー/高知・明徳義塾高校出身)最終回「天職と心得て励む」

「オマエなら大丈夫」  関本大介は、試合前、いつもおまじないのようにこう呟く。リング上で命を懸けて闘うのは、プロレスラーの宿命。恐怖心に打ち勝たなくては、対峙する敵との勝負にならない。それでも関本はプロレスラーを自らの「天職」だと言い切る。「人からは“大変だね”などと言われますが、自分では痛いだのしんどいだのと思ったことはない」。その居場所を守るためには、自らの強さをリング上で証明するしかない。

関本大介(プロレスラー/高知・明徳義塾高校出身)第3回「他団体を股にかけるベルトコレクター」

 1999年夏にデビューした関本大介は、ひたむきに鍛錬を積んだ。その真面目さは、球児の頃から変わらなかった。リトルリーグ時代は監督と選手の関係でもあった父親によれば、「言うたことは絶対やり遂げた」という。明徳義塾高校時代の馬淵史郎監督も、その勤勉さを買い、彼を選手兼マネジャーに任命した時期もあった。競技に対する真摯な姿勢が、レスリング経験がなくても、ずば抜けた体格がなくても、2年も経たぬうちにチャンピオンベルトを巻くことができた一番の理由なのかもしれない。

第254回 ヒート、コービー&レイカーズ以来の3連覇なるか 〜2013-14シーズン、NBA3つの見どころ〜

【スリーピートの可能性】 「入団したときに思い描いた青写真がすべて現実のものとなった。苦しいこと、良いことを通じて成長し、2年連続で王座にたどりつけた。こんな素晴らしいチームの一員になれて幸せだよ」  昨季のファイナルで2連覇を達成した直後、レブロン・ジェームス(マイアミ・ヒート)の感慨のこもったコメントが思い出深い。シンプルな内容だが、最終決戦ではサンアントニオ・スパーズに敗北寸前まで追い詰められた後だっただけに、より実感がこもって感じられたのだ。

第145回「“アイアンマン”、フィニッシュの先に」

「アイアンマン」。そのまま訳すと「鉄人」である。そう、日本にトライアスロンが広まった当時、この言葉が先行してしまい、「トライアスロン=鉄人」と表現されることが多くなった。ただ、本来この「アイアンマン」というのは、トライアスロンにおけるひとつのシリーズの名称であり、総称ではない。例えていうなら、車のレースは「モータースポーツ」とか「カーレース」というのが表現として正しいのだが、その総称を「フォーミュラー1」と言っているようなものである。本来はカテゴリーの1つに過ぎないのに、そのインパクトが強過ぎて、総称を超えて一般的に認知されているという感じだろうか。

田中蕗菜(セパタクロー)<前編>「運命的な出合いと再会」

「なんだ、この競技は!?」  小学6年だった田中(旧姓=増田)蕗菜は、偶然テレビで見た球技に目を奪われた。小さなボールを、猛烈なスピードで蹴り合っている。画面の向こうで行われていたのは、セパタクローだった。セパタクローはマレー語の「セパ」(蹴る)と、タイ語の「タクロー」(ボール)の合成語。プラスティック製で籠状に編まれたボールを、ネットを挟んで脚や頭を使って相手コートに入れ合う。東南アジア各地で9世紀ごろから行われている。「足で行うバレーボール」とも呼ばれ、当時、バレーをやっていた田中も「バレーと似ていておもしろそう」と関心を抱いた。

関本大介(プロレスラー/高知・明徳義塾高校出身)第2回「架空のヒーローが現実の目標へ」

 幼少の頃、ヒーローに憧れる男子は少なくない。ウルトラマン、仮面ライダー、戦隊モノとテレビに出てくる正義のヒーローは、強さやカッコよさの象徴である。関本大介にとっての、それはプロレスラーだった。プロレス好きの叔父の影響で、父親たちと一緒にいつもテレビ中継にかじりついていた。彼のヒーローは、強くてカッコいい外国人レスラーだった。カウボーイスタイルのコスチュームに、全日本プロレスのリングで暴れ回るスタン・ハンセンの豪快さや、大きさに惹かれていた。

体操競技指導者・池谷幸雄さんとの「虎四ミーティング」更新!

 昨年、開設したスポーツポータルサイトでは新たなスポーツ記事を連日、配信中です。このサイトではJBpress(日本ビジネスプレス)、講談社、スポーツコミュニケーションズの共同運営により、3社がそれぞれ配信している独自の記事を合わせて読むことが可能になっています。このたびゼンショー協力のオリジナル対談コーナー『虎四ミーティング』が更新されました。サッカー解説者の名波浩さんに続くゲストは、体操のソウル五輪、バルセロナ五輪と2大会連続でメダリストとなった池谷幸雄さん。二宮清純とすき家の新商品『チャプチェ牛丼』を食べながら、現世界王者の内村航平選手の凄さや池谷さんの現役時代のエピソードなどを語ってもらっています。

内村「団体金に近づけた」 〜世界体操帰国会見〜

 8日、日本体操協会は都内で記者会見行い、ベルギーのアントワープでの世界体操競技選手権に出場した日本代表のメダリストたちが出席し、計7個(個人総合2個、種目別ゆか2個、あん馬1個、平行棒1個、鉄棒1個)のメダルラッシュの喜びを語った。個人総合4連覇を成し遂げた内村航平(KONAMI)は「こんなに日本がメダルを獲るとは思わなかった」と予想を上回る好結果だったことを明かし、ゆかで日本人最年少での金メダルを獲得した白井健三(神奈川・岸根高)は「楽しい大会だった」と振り返った。

関本大介(プロレスラー/高知・明徳義塾高校出身)第1回「筋肉の鎧を纏った絶対王者」

 2013年6月30日、後楽園ホールに詰めかけた1387人のファンが、主役の登場を待ちわびていた。入場曲『CROWN OF WINNER』が流れると、そのボルテージは一気にヒートアップした。エレキギターがかき鳴らす爆音とともにやって来たのは、関本大介。大日本プロレスの2大タイトルのひとつBJW認定世界ストロングヘビー級3代目王者である。ゆっくりとリングに向かう関本に、観客は期待感を持って、手拍子や歓声を上げて迎えた。丸太のように太い腕は52センチ、岩のように膨れ上がった胸板は130センチという筋肉の鎧を身に纏う男の姿は、古代ローマのコロッセオへと歩みを進めるグラディエーターのようだった。

内村、平行棒で金、鉄棒は銅 〜世界体操〜

 現地時間6日、ベルギーのアントワープで世界体操競技選手権最終日が行われた。男子種目別決勝の平行棒で15.666点を出した内村航平(KONAMI)が金メダルを獲得した。日本人の同種目での金は具志堅幸司以来32年ぶり。さらに鉄棒で内村は3位に入り、銅メダル。個人総合銅メダリストの加藤凌平(順天堂大)は7位に終わった。内村は今大会、個人総合と平行棒で金、床運動と鉄棒で銅と、4つのメダルを手にした。床運動で金メダルを獲得した白井健三(岸根高)は跳馬で15.366点の4位と、2つめのメダルとはならなかった。一方、女子の床運動の予選でH難度の大技を成功していた村上茉愛(池谷幸雄体操倶楽部)は14.466点で4位だった。

17歳・白井、ゆかで金 亀山はあん馬で金 〜世界体操〜

 現地時間5日、ベルギーのアントワープで世界体操競技選手権の男子種目別決勝が行われた。床運動で初出場の17歳・白井健三(岸根高)が16.000の高得点をマークし、優勝。日本人最年少での金メダリストなった。2日前に個人総合を制し、同種目の前回王者の内村航平(KONAMI)は3位に入り、銅メダル。表彰台の2つを日本人が占めた。あん馬は初出場の亀山耕平(徳洲会)が15.833点で制し、同種目では鹿島丈博以来、10年ぶり2人目の日本人金メダリストが誕生した。つり輪で前回銅メダルを獲得した山室光史(KONAMI)は7位だった。

第253回 “運命のチーム”を探せ 〜ア・リーグ地区シリーズ大胆予想〜

 本命不在――。今週から始まった2013年MLBプレーオフは、そんな風に形容されることが多い。だからといって低レベルなわけではなく、戦力はむしろ高い次元で拮抗していると言ってよいのではないか。  地区シリーズに残った全8チームがシーズン中は92〜97勝の勝ち星を挙げ、特にアメリカン・リーグの4チームはどこがワールドシリーズに進んでも不思議ではない底力を秘めている。その中で、ときには運も味方につけて勝ち進み、「運命のチーム(the team of destiny)」と呼ばれるようになるのはどこか?

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