プロ野球

日本ハム・陽岱鋼、真の「1番」に

 北海道日本ハムの陽岱鋼は、今や日本プロ野球界でもトップクラスの外野手に成長した。内野手から本格転向して4年目。昨季は全試合に出場してリーグ優勝に貢献し、ゴールデングラブ賞も受賞した。今季から背番号は新庄剛志らが背負っていた「1」に変わり、1番バッターとして打線を牽引する。長い茶髪に「サンキューで〜す!」の決め台詞からチャラ男のイメージもあるが、野球に対する情熱は人一倍強い。本物の「1番」を目指す26歳を二宮清純が取材した。

巨人・山口鉄也、セットアッパーの心得

 セ・リーグでは巨人が開幕ダッシュに成功し、開幕1カ月を経たずして、独走態勢を築き始めた。貯金を重ねるチームにおいて欠かせない存在がセットアッパーの山口鉄也である。今季も既に8試合で投げ、防御率0.87。20日の広島戦では通算154ホールドを記録して中日・浅尾拓也を抜き、歴代トップに躍り出た。2008年から5年連続で60試合以上に登板し、チームの勝利に貢献し続ける“鉄腕”は、修羅場のマウンドで何を考えているのか。二宮清純がインタビューした。

岩本勉(野球解説者)<前編>「大谷は3割20本塁打、30セーブを目指せ」

: 日本のプロ野球もいよいよ開幕しました。今回は「まいど!」のフレーズでおなじみの岩本勉さんと野球談義に花を咲かせたいと思っています。 : まいど! 野球もお酒も大好きです。実は雲海酒造さんには知り合いがいて、そば焼酎はよくいただいています。

日本野球の宿題

 もはや旧聞に属するかもしれないが、まずはWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の例のシーンの話から始めよう。  3月17日(現地時間)の準決勝、プエルトリコ戦。3−0とリードを許した日本は8回裏、ようやく反撃の糸口をつかむ。鳥谷敬(阪神)の三塁打から井端弘和(中日)のタイムリーで1点返し、内川聖一(福岡ソフトバンク)もヒットで続いて、なお1死一、二塁。打席には、4番・阿部慎之助(巨人)。長打なら同点の大チャンスである。

西武・牧田、世界が驚くサブマリン

 WBCで一躍、知名度をあげたピッチャーといえば、彼の名前があがるのではないか。埼玉西武の牧田和久だ。侍ジャパンの抑えとして、3試合に登板して無失点。アンダーハンドから繰り出すボールで外国の強打者を完全に牛耳った。ピッチングのみならず、激闘となった第2ラウンド初戦の台湾戦でのダイビングキャッチも印象深い。西武に戻ってからは先発を任され、今季初登板となった2日の福岡ソフトバンク戦では9回途中1失点で勝利投手となっている。世界を驚かせたサブマリンに二宮清純がインタビューした。

長嶋茂雄、松井秀喜に国民栄誉賞

 1日、政府は長嶋茂雄氏と松井秀喜氏に国民栄誉賞を贈る方針を固めた。長嶋氏は王貞治氏とともに「ON時代」を築き上げ、巨人の9連覇に大きく貢献。引退セレモニーでの「巨人軍は永遠に不滅です」は今も語り草だ。2度の監督時代も「ミラクル」を起こし、プロ野球ファンのみならず日本国民を魅了した。

第47回 セは巨人中心、パは大混戦の予感 〜2013プロ野球展望〜

 2013年のプロ野球が開幕した。先のWBCでは日本代表は残念ながら3連覇を逃したが、出場した選手たちは、その分、レギュラーシーズンで取り返そうと奮闘することだろう。彼らに周囲の選手たちが触発されて、熱戦が繰り広げられることを望みたい。

ルーキー大谷、開幕デビューで2安打1打点 〜プロ野球〜

 29日、プロ野球がセ・パ同時に開幕し、熱戦を繰り広げた。“二刀流”で注目を集めている高卒ルーキーの大谷翔平(北海道日本ハム)は、「8番・ライト」で開幕スタメンを果たし、2安打1打点の活躍でデビュー戦を飾った。チームも先発・武田勝が途中で負傷降板したものの、逆転勝ちで白星スタートを切った。一方、同じルーキーで開幕先発に大抜擢された則本昂大(東北楽天)は福岡ソフトバンクを相手に7回途中まで2失点に抑える力投を見せた。しかし、リリーフ陣が踏ん張ることができず、チームは逆転負けを喫した。昨季、日本一となった巨人は広島と1点を争う接戦となるも、継投で逃げ切った。

6球団の監督が開幕前に舌戦 〜セ・リーグファンミーティング〜

 プロ野球開幕まで4日と迫った25日、セントラルリーグで初の試みとなる「ファンミーティング2013」が東京ビックサイトでファン3000名を前に行われた。会の目玉となったのは全6球団の監督が一同に集まってのパネルディスカッション。連覇を狙う巨人の原辰徳監督は、他球団の指揮官が昨季の優勝チームを意識した発言をする中、堂々と「受けて立ちます」と宣言し、激しく火花を散らした。

第98回 初回にあったWBC準決勝の敗因

 第3回を迎えたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、ドミニカ共和国の初優勝で幕を閉じました。3連覇を目指した日本は、残念ながら準決勝でプエルトリコに敗れ、ベスト4に終わりました。予選から綱渡りの試合が続いていましたが、決勝ラウンドに向けて、それなりにうまく調子を上げることができていたように感じていました。それで負けたのですから、仕方がありません。この4年間で確実に他国・地域、特に中南米の野球のレベルが上がりました。それが結果として表れたのだと思います。

侍ジャパン・攝津、高い制球力の秘密

 オランダに大勝し、日本はWBCで3大会連続の準決勝進出を決めた。オランダ戦こそ打線が爆発したが、それまで侍ジャパンを支えてきたのは層の厚い投手陣だ。激闘となった台湾戦でも最終的には投手力の差が明暗を分けた。充実したピッチングスタッフの一翼を担うのが昨季の沢村賞右腕・攝津正(福岡ソフトバンク)である。入団1年目からセットアッパーとして2年連続で最優秀中継ぎ投手に輝くと、先発転向後も昨季は17勝をあげ、最多勝のタイトルを獲得した。先発、中継ぎの両方で安定した成績を残してきた秘密はどこにあるのか。二宮清純がインタビューした。

末次利光、5番打者が見たOとN

 日本プロ野球史上最強の3、4番といえば、V9巨人の王貞治と長嶋茂雄のコンビにとどめを刺す。9連覇中、打撃3冠のタイトルは、このONの独占状態だった。ホームラン王は王が9年連続で獲得し、打点王は王6回、長嶋3回と2人で分け合った。首位打者も王が4回、長嶋が2回輝いている。そんなONの後で、5番打者を任されていたのが末次利光である。ネクストバッターズサークルで、2人の最強バッターをどのように末次は見ていたのか。そして、ONの後で打席に入る心境は? 二宮清純が本人にインタビューした。

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