“世界の盗塁王”を支えた男のテクニック 〜元阪急・大熊忠義インタビュー〜

 日本プロ野球における最高のトップバッターといえば、阪急で活躍した福本豊だろう。1065盗塁は歴代1位、2543安打は歴代5位を誇る。しかし、福本が縦横無尽にダイヤモンドを駆け抜けた陰には、2番打者のアシストがあったことも見逃せない。福本が盗塁を決めるまでバットを振らず、アウトになりそうなタイミングなら飛びついてでもカットする……。そんな黒子を長きに渡って務めた選手が大熊忠義だ。自らの個人成績が落ちることも厭わず、小技や進塁打などでチーム打撃に徹した男に、二宮清純がその極意を訊いた。

元巨人・川口寛人、セカンドキャリアサポート事業をスタート

 年明け早々、プロ野球は各球団で新人合同自主トレーニングが始まった。既存選手も国内外でのトレーニングを開始しており、徐々にシーズン到来の足音が近づいてきている。一方、その裏ではプロの世界を後にし、第2の人生を歩もうとしている者もいる。いわゆる現役引退後の「セカンドキャリア」だ。しかし、引退後の道はそう簡単に切り拓けるものではない。誰もが皆、不安を抱えている。そんな中、日本プロ野球機構(NPB)、選手会と提携し、セカンドキャリアをサポートする事業を始めた元プロ野球選手がいる。川口寛人、27歳。昨年、株式会社道とん堀事業本部(東京都福生市)に「アスリートセカンドキャリアサポート」(ASS)を立ち上げた。

日本ハム・糸井、オリックスへ 木佐貫、大引らとの大型トレード

 23日、日本ハムの糸井嘉男外野手、八木智哉投手の2選手と、オリックスの木佐貫洋投手、大引啓次内野手、赤田将吾外野手の3選手との交換トレードが成立し、両球団から発表された。糸井は3番打者として昨季のリーグ優勝にも貢献。ベストナインに輝き、3月に開催されるWBCの日本代表候補にも選ばれている。一方、木佐貫はローテーション投手で、大引はショートのレギュラー。チームの中心とも言える選手を互いに交換する近年では異例の大型トレードとなった。

アスレチックス・中島、メジャー挑戦は自然体

 現時点では日本人ショート、最後の砦と言っていいかもしれない。今季、埼玉西武からオークランド・アスレチックスに移籍する中島裕之だ。この10年、松井稼頭央、西岡剛、川崎宗則と日本を代表するショートストップが次々と海を渡ったが、メジャーリーグの厚い壁に跳ね返されてきた。中島に関しても米国で成功できるか懐疑的な声も少なくない。しかし、当の本人は至って自然体だ。「メジャーに行くからと言って、特別なことは何もしていない」「今までと同じようにやるだけ」と、ひょうひょうと語る中島に二宮清純が渡米前の思いを訊いた。

桜井美馬(スピードスケート・ショートトラック日本代表)<後編>「真の強さを手にするために」

 オリンピックには魔物が棲んでいる――。修羅場をくぐり抜けてきたトップアスリートでさえ、4年に1度の大舞台に飲み込まれてしまうことがある。バンクーバー五輪に臨んだ若干20歳の桜井美馬にとってもそうだった。彼女が憧れの場所に立ち、味わった経験は、甘美なものではなかった。長野五輪でヘッドコーチ、ソルトレイクシティ、トリノ五輪では監督を務めた川上隆史はこう語る。「私はオリンピックを3回経験させてもらいましたが、私自身もわからないんですよ。“オリンピックってなんだろう?”って。やっぱり1回じゃ、わからない。2回目以降でようやくわかって、勝負かなって思うぐらいです。初めてのオリンピックは舞い上がりますから」

リオでのメダルへ、愛称は“パイナップルジャパン”!? 〜ラグビー女子日本代表〜

 日本ラグビー協会は21日、女子代表のオフィシャルスポンサーに大正製薬と太陽生命保険の2社が決定したことを発表した。女子代表がスポンサー契約を結ぶのは初めてで、7人制、15人制両方が対象となる。7人制ラグビーは2016年のリオデジャネイロ五輪より男女ともに正式競技に採用されており、3年後へ大きなサポートが得られる形となった。都内で会見に臨んだ7人制代表の中村知春キャプテン(PHOENIX)は「2つの企業のロゴが入ったユニホームで戦えるのは光栄で心強い。大きな大会で、このユニホームをより表彰台の高い位置でアピールできるよう選手一同、頑張りたい」と決意を新たにしていた。

18歳・丹羽、初優勝&2冠達成! 〜全日本卓球選手権〜

 代々木第一体育館で行われた全日本卓球選手権は20日、最終日を迎えた。男子シングルス決勝では丹羽孝希(青森山田高)が水谷隼(beakon.LAB)を4−3(11−8、3−11、8−11、9−11、11−7、11−5、11−9)で破り、初優勝を果たした。丹羽は男子ダブルスとの2冠となった。女子ダブルスは、藤井寛子、若宮三紗子(日本生命)組が小野思保、森薗美咲(日立化成)組をストレートで下し、史上2組目の4連覇を達成した。

元横綱・大鵬、死去 史上最多優勝32回 〜大相撲〜

 大相撲で史上最多の幕内優勝32回を誇る元横綱・大鵬、納谷幸喜氏が19日、心室頻拍のため東京都内の病院で死去した。72歳だった。納谷氏は北海道出身。ロシア人の父と日本人の母の間に生まれ、187センチと恵まれた体格が認められて1956年に二所ノ関部屋に入門し、初土俵を踏んだ。順調に番付を上げて60年に入幕を果たすと、同年11月場所で初優勝。場所後、大関に昇進した。翌年、当時では史上最年少の21歳3カ月で横綱に昇進。以降、71年5月場所の引退までに6場所連続を2度含む、優勝回数を32回まで伸ばした。

福原が石川との五輪対決制し、2連覇! 〜全日本卓球選手権〜

 代々木第一体育館で行われた全日本卓球選手権は19日、女子シングルス決勝で福原愛(ANA)が石川佳純(全農)を4−2(6−11、11−7、4−11、11−9、11−8、11−3)で下し、2年連続優勝。男子ダブルスは松平健太(早稲田大学)、丹羽孝希(青森山田高)組が坂本竜介、笠原弘光(協和発酵キリン)組をストレートで破り、2年ぶり2度目の全日本制覇を果たした。

鵬翔がPK戦の末に初優勝! 〜高校サッカー〜

 19日、第91回全国高校サッカー選手権大会決勝が東京・国立競技場で行われ、鵬翔(宮崎)がPK戦の末に京都橘を下し、初優勝を飾った。試合は1−1で迎えた後半19分、京都橘がFW仙頭啓矢のゴールで勝ち越す。しかし38分、鵬翔がMF矢野大樹(3年)のPK弾で追いつき延長へ。そこでも決着がつかずに迎えたPK戦で京都橘がひとり外したのに対し、鵬翔は5人すべてが成功。宮崎県勢として初の全国制覇を成し遂げた。 (国立)   (PK−3) 【得点】 [鵬]  芳川隼登(49分)、矢野大樹(83分) [京]  林大樹(41分)、仙頭啓矢(64分)

“生き証人”が語る舞台裏

 著者は現役、監督と計43年間にわたってプロ野球のユニホームを着た文字どおりの“生き証人”だ。球界の舞台裏にも精通している。他球団の出来事についても感想を述べているが、やはり自らが当事者であった「重大事件」の解説の方がはるかにおもしろい。

広島・佐藤、柏・工藤、両ストライカーが意気込み 〜ゼロックス杯開催記者会見〜

 17日、Jリーグは事務局で会見し、20回目の開催となる富士ゼロックススーパーカップ2013(2月23日、国立競技場)の概要を発表した。対戦カードはサンフレッチェ広島(リーグ王者)と柏レイソル(天皇杯王者)。会見にはFW佐藤寿人(広島)とFW工藤壮人(柏)が出席し、それぞれ抱負を語った。

日本サッカー協会・大仁会長とのスペシャル対談(前編)更新! 〜スポーツサイト「Sportsプレミア」〜

 スポーツポータルサイトでは様々なスポーツ記事を連日、配信中です。このサイトではJBpress(日本ビジネスプレス)、講談社、スポーツコミュニケーションズの共同運営により、3社がそれぞれ配信している独自の記事を合わせて読むことが可能になっています。今回は、日本サッカー協会・大仁邦彌会長と二宮清純の新春スペシャル対談が実現しました。前編では女子、フットサル、育成面の課題について語ってもらっています。

ロンドン五輪銀メダルメンバーが激突! 〜全日本卓球選手権〜

 16日、前日に開幕した全日本卓球選手権大会ジュニアの部に続き、一般の部が開幕する。ロンドン五輪に出場した日本代表選手は、福原愛(ANA)、石川佳純(全農)、平野早矢香(ミキハウス)ら全6名が参戦。今年度の総決算となる大会で、全5種目での日本一が決まる。また今大会のシングルス優勝者は5月の世界選手権パリ大会、6月のアジア選手権釜山大会の日本代表に内定する。

西武・栗山「中島さんの穴をチーム一丸で小さくする」

 チームの顔だった中島裕之がオークランド・アスレチックスに移籍し、今季の埼玉西武はその穴をいかに埋められるかがひとつのポイントとなる。そんな中、名実ともに中心選手として一層の活躍を期待されるのがキャプテンの栗山巧だ。昨季は8月に死球を受け、左尺骨を骨折。フルイニング出場が390試合で途絶え、残りのシーズンを棒に振った。勝負どころでチームに貢献できなかった悔しさを胸に秘め、5年ぶりのV奪回へ挑む背番号1を二宮清純がインタビューした。

史上初の順延! 決着は19日に 〜高校サッカー〜

 14日、第91回全国高等学校サッカー選手権大会決勝(国立)の京都橘高校―鵬翔高校(宮崎)戦が、降雪による悪天候のため中止となり、19日(国立、12時5分開始予定)に順延されることが発表された。第67回大会(1988年度)において、昭和天皇崩御により準決勝、決勝が2日間順延された前例があるものの、首都圏開催移行後、天候不良による順延は史上初となった。試合を実施せずに両校優勝の可能性もあったが、主催者側は「高校選手権大会は特別な大会である」と判断。両校の登録メンバーで19日に予定されているセンター試験受験者がおらず、かつ国立競技場のスケジュールも空いていたため、順延を決定した。

第1回 坂田清治(フィギュアスケート研磨職人)<前編>「世界のトップ選手が信頼を寄せる匠の技」

 今年1月からスタートの新コーナー「裏方NAVI」では、世界で活躍するアスリートたちを支える人たちにスポットライトを当て、知られざる専門知識や巧みな技に迫ります。今回は、フィギュアスケートの国際大会を陰で支えている坂田清治氏。選手たちのパフォーマンスに欠かすことのできないフィギュアスケート靴を矯正し、ブレード(刃)のエッジを100分の1ミリ単位で各選手に適した形状に研磨する職人だ。

帝京大、史上初の4連覇! 〜大学ラグビー〜

 ラグビーの全国大学選手権は13日、東京・国立競技場で決勝が行われ、帝京大が筑波大を39−22で破り、史上初の4連覇を達成した。帝京大は持ち前の強力FWが相手の出足を止めると、BK陣が速いボール回しから敵陣を突破して圧倒。関東大学対抗戦で敗れた雪辱を果たした。今季の対抗戦を初優勝した筑波大は、国立大初の日本一を狙ったが及ばなかった。

重量挙げ・三宅宏実選手との「虎四ミーティング」更新! 〜スポーツサイト「Sportsプレミア」〜

 開設1周年を迎えたスポーツポータルサイトでは新たなスポーツ記事を連日、配信中です。このサイトではJBpress(日本ビジネスプレス)、講談社、スポーツコミュニケーションズの共同運営により、3社がそれぞれ配信している独自の記事を合わせて読むことが可能になっています。このたびゼンショー協力のオリジナル対談コーナー『虎四ミーティング』が更新されました。プロフィギュアスケーターの本田武史さんに続くゲストは、昨夏のロンドン五輪で女子重量挙げ48キロ級の銀メダリストとなった三宅宏実選手。二宮清純とすき家の『マヨ牛』3品(「キムチ牛丼」「ねぎマヨ牛丼」「高菜明太マヨ牛丼」)を食べながら、体重よりもはるかに重いバーベルを挙げるための食生活や、3年後のリオデジャネイロ五輪に向けた取り組みを語ってもらっています。

白戸太朗 最新刊『挫けない力 逆境に負けないセルフマネジメント術。』発売中!

 当HP人気コラム「スポーツ“TRY”アングル」執筆者の白戸太朗氏が、日本の行動科学の第一人者・石田淳氏と共著で新刊を出版しました。プロアスリートの経験と、行動科学のセルフマネジメントが物語るランニングをツールとしたセルフマネジメント本です。ビジネスパーソン必見の内容です!

桜井美馬(女子スピードスケート・ショートトラック日本代表)<前編>「憧れを追いかけて」

 身長152センチと、小柄ながらスケートリンクの上では大きな存在感を放つ。その一方で氷上から離れれば、人懐こい笑顔で周囲の空気を和らげる。桜井美馬(早稲田大学)、スケートのショートトラック日本代表である。1周111.12メートルのトラックを4人から6人が滑り、速さを競うショートトラック。1周400メートルのスピードスケートに比べて、コーナーを回る頻度が多いのが特徴だ。加えて1度に滑る人数が多いため、接触や転倒が頻繁に起き、“氷上の競輪”と呼ばれる駆け引きが魅力の競技だ。日本のショートトラック界は、長野五輪以降、メダリストが生まれていない。女子に限って言えば、未だゼロである。2014年、ロシアで行われるソチ五輪で、それを打破できそうなのが、女子3000メートルリレーだ。桜井はその中心メンバーのひとりである。

カズに学んだ日の丸への思い 〜フットサル日本代表・小宮山友祐インタビュー〜

 キング・カズこと三浦知良(横浜FC)の参戦が大きな話題となった昨年11月のフットサルW杯(タイ)。小宮山友祐(バルドラール浦安)はキャプテンとして日本を初めて決勝トーナメントに導いた。その小宮山に二宮清純がロングインタビュー。カズとの知られざる秘話も飛び出した。

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