プロ野球

藤田一也(東北楽天ゴールデンイーグルス/徳島県鳴門市出身)第1回「マー君登板時、好守の理由」

「アイツの守備にはシーズン10勝以上の価値がある」  いつもは選手に厳しい東北楽天・星野仙一監督が、そう絶賛する内野手がいる。セカンドの藤田一也だ。2012年途中に横浜DeNAから楽天に移籍すると、昨季は「2番・セカンド」に定着。高い守備力に加えて打線のつなぎ役を務め、初のリーグ優勝、日本一に貢献した。今季からは移籍3年目ながら選手会長に選ばれ、名実ともにチームを牽引する。節目のプロ10年目を迎えた守備の名手に二宮清純がインタビューした。

巨人・土田(元愛媛)、支配下登録

 巨人は1日、育成選手の土田瑞起を支配下選手として3日付で登録すると発表した。新しい背番号は「93」。土田は四国アイランドリーグPlusの愛媛から2011年の育成ドラフト2位で入団した。昨季は2軍で中継ぎとして活躍し、イースタンリーグ最多の62試合に登板。オフにはプエルトリコのウインターリーグにも参加して経験を積んでいた。今季は育成選手ながら、キャンプは初の1軍スタート。練習試合、オープン戦でも好投をみせ、チャンスをモノにした。

井端弘和「好守好打につながる早めの準備」

 プロ17年目の今季、新天地でシーズンを迎える井端弘和。中日時代には荒木雅博との“アラ・イバ”コンビで一世を風靡し、ベストナイン5度、ゴールデングラブ賞7度に輝いた球界きってのショートストップだ。昨年のWBCでは2次ラウンドでMVPに選出されるなど、バッティング技術にも長けている。今回は井端の打撃論について二宮清純がインタビューした。

第109回 岸を彷彿させた中日・ドラ1鈴木翔

 2月1日、例年通り、プロ野球12球団のキャンプが一斉にスタートしました。いよいよ球春到来ですね。今季はどんな展開になるのか、そしてどの選手が活躍するのか、今から楽しみにしている野球ファンも少なくないでしょう。もちろん、私も同じです。この時期になると、胸の高鳴りを抑えることができません。今回もキャンプ視察に行ってきましたので、私が注目した選手を何人か挙げたいと思います。

第551回 田中よ、NYの星になれ!

「米国製のボールでツーシームを投げていたんですけど、右や左に浮いたり、沈んだりして予測がつかない。あれを打つのはきっと大変じゃないでしょうか」  そう語ったのは東北楽天の美馬学である。ヤンキース入りが決まった田中将大と自主トレでキャッチボールをした時のエピソードだ。田中の視線は、既に海の向こうを見据えている。

オリックス8位・大山暁史「自分を変えてくれた2度のドラフト」 〜2014ルーキーたちの奇跡No.6〜

 昨年10月24日、大山暁史は1年前とは違う気持ちでドラフト会議を迎えていた。「指名されるだろう」。1年前はそう信じて疑わなかった。だが、最後まで大山の名前が呼ばれることはなかった。腐れかけそうな気持ちを奮い立たせ、再スタートを切った2013年。野球への姿勢も、考え方も変わった。そして迎えた2度目のドラフト会議。待望の瞬間が訪れると、大山以上に喜びを爆発させたのはチームメイトだった。そんな思いを胸に、大山はプロ生活をスタートする。

話題と名言――田中将大、イチロー、ユーキリス

 巨人の松井秀喜臨時コーチは、右打ちで外野ノックをして、空振りしたそうだ。トスを右手で上げるか左手で上げるか、とか、微妙な技術が関係するらしい。阪神では、掛布雅之DC(ゼネラルマネジャー付育成・打撃コーディネーター)が、精力的に動いているとか。それにしても長い肩書だ。

第550回 球界の宝を送り出す祝福と危機感 東北楽天・立花陽三球団社長

「複雑な気持ちというのが正直なところです。ただ、決まった以上は楽天の誇り、東北の誇りを持ってメジャーリーグで大暴れしてほしいと思います」  田中将大のヤンキース入りを受けて、楽天野球団社長の立花陽三は、そう語った。

伊原春樹「“巨人に追いつけ、追い越せ”が西武の義務」

 今季、11年ぶりに埼玉西武の監督に就任した伊原春樹。「鬼が帰ってきたと思ってくれていい」。就任早々、本人の口から出た言葉通り、日常生活からユニフォームの着こなし方まで、規律正しさを求める伊原を「鬼軍曹」と言う者は少なくない。その伊原が、6年ぶりの優勝へ向けて選手に求めるものとは――。二宮清純がインタビューした。

北海道日本ハム2位・浦野博司「諦めなかった先につかんだプロ入り」 〜2014ルーキーたちの軌跡No.5〜

 高校、大学ではほとんど無名のピッチャーだった。大学4年時には、プロを諦めかけたこともある。だが、セガサミーの誘いを受けて社会人からのプロ入りを決意。1年目から先発の柱としてチームを牽引し、2年間で都市対抗、日本選手権と全国の舞台を経験した。そして、運命の日。2013年10月24日、プロ野球ドラフト会議でその名は呼ばれた。「浦野博司」。ようやくつかんだプロの世界への思いを訊いた。

オリックス1位・吉田一将「“万年控え”から“No.1”へ」 〜2014ルーキーたちの軌跡No.4〜

 都市対抗、日本選手権と全国の舞台で活躍し、“社会人No.1投手”と謳われた吉田一将。だが、そんな吉田も、これまで順風満帆だったわけではない。小学2年から“野球少年”となった吉田は、中学時代はボーイズリーグに所属し、3年時には全国大会8強入りを果たす。そして、甲子園出場を目指し、青森山田高への進学を考え、中学3年の途中で附属中学に転入した。ところが、いざ高校へ進学すると、控え投手に甘んじる日々を送った。3年間での公式戦登板回数は、10イニングにも満たなかった。そこから、どう這い上がったのか。吉田の過去に迫る。

第108回 15勝のカギを握るギアチェンジのタイミング

 ついに、新ポスティングシステムでメジャー移籍を目指していた田中将大の入団先が決定しました。ニューヨーク・ヤンキースです。7年契約で年俸は総額1億5500万ドル(推定)。日本円にすると約161億円で、メジャーリーグの現役投手の中で5番目という大型契約です。金額だけでも、ヤンキースがいかに田中に大きな期待を寄せているかがわかりますね。

松田宣浩(プロ野球選手)<後編>「目標は選手会長1年目での優勝」

: 今シーズン、松田さんは選手会長に就任しました。年齢的にも中堅ですから、より責任が重くなりますね。 : そうですね。今年は31歳になるのですが、これから5年が勝負かなと思っています。この5年間を必死にやって、きちんとした成績を残すことができれば、その先も見えてくるのかなと。

第549回 「王」にふさわしい立ち居振る舞いを 東京ヤクルト ウラディミール・バレンティン外野手

 米国から衝撃的なニュースが飛び込んできた。昨季、日本プロ野球記録の60本塁打を放った東京ヤクルトのウラディミール・バレンティンが米国フロリダ州マイアミ近郊で離婚協議中のカーラ夫人を暴行、監禁したとして捜査当局に逮捕されていたことが明らかになったのだ。

野茂氏、資格1年目で殿堂入り 佐々木、秋山両氏も

 野球殿堂博物館は17日、今年の野球殿堂入り表彰者を発表し、プレーヤー部門で福岡ソフトバンクの秋山幸二監督と、メジャーリーグでも活躍した佐々木主浩、野茂英雄両氏を選出した。野球殿堂のプレーヤー部門は引退後5年〜20年の元選手が対象者となり、15年以上の取材経験を持つ記者の投票で75%以上の得票を集めることが条件。2008年7月に引退を表明した野茂氏は今回、初めて候補者の資格を得た。候補1年目で殿堂入りするのはビクトル・スタルヒン氏、王貞治氏に次いで3人目。また45歳4カ月での殿堂入りは史上最年少となった。

東北楽天5位・西宮悠介「球威でプロの打者を牛耳る!」 〜2014ルーキーたちの軌跡No.3〜

 昨年、最もプロ野球ファンを沸かせたのが、創設9年目にして悲願の日本一を達成した東北楽天だろう。エース田中将大はパ・リーグMVPなどタイトルを総なめにし、ルーキー則本昂大は新人王に輝いた。その楽天の一員となるのが、西宮悠介だ。貴重な左のリリーフとしての活躍が期待される西宮。「一番の持ち味でもある球威で勝負したい」と語る彼に、プロへの意気込みを訊いた。

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