第144回 ヤンキースに王座奪還の絶好機

 ニューヨーク・ヤンキースが絶好調の戦いを続けている。  春先こそ、やや煮え切らないプレーぶりが多く、最初の32試合の時点では15勝17敗とスロースタート。その頃には筆者も粘りのないヤンキースを糾弾するコラムを書いた記憶がある。しかし5月13日以降は61勝28敗(記録はすべて8月19日現在)と、怒濤の勢いで勝ち星を積み重ねてきた。  最近では「ESPN.COM」「スポーツイラストレイテッド」といった米大手サイトもヤンキースをパワーランキングの1位に据えるなど、今季のMLBベストチームの地位を業界内で完全に確立。このままプレーオフに突入すれば、当然のように本命に挙げられそうな気配である。

第95回「たかがオリンピック……」

 予想はされていたが、野球やソフトボール関係者には辛いニュースが飛び込んできた。 「国際オリンピック委員会(IOC)は13日、ドイツ・ベルリンで理事会を行い、2016年夏季五輪で行う競技としてゴルフと7人制ラグビーの2競技を推薦した」  これにより、ロンドン五輪で除外された野球、ソフトボールの復帰はならず、2020年五輪以降の復活を目指すことになるのだが……。

第135回「土佐」 〜J2第32節、ロアッソ熊本戦〜

 8月5日(水)、J2第32節となる愛媛FC対ロアッソ熊本の一戦が、高知県立春野総合運動公園陸上競技場にて行われた。今節は、いつものニンジニアスタジアムを離れ、高知県高知市でのホームゲーム開催となった。愛媛FCのホームゲームとしては、記念すべき初の県外開催である。  また、高知県では実に2年ぶりのJリーグ公式戦の開催ということもあり、高知県の関係者やサッカー協会の方々、県民の皆さんも私たちのことを温かく迎えて下さったのだ。それだけに是非、良いゲームを高知の皆さんにお見せして、勝利を手にしたいところである。

第23回 酒豪・ソクラテスとの対話<Vol.3>

“フェノメノ”(怪物)こと、ロナウドはこの時、ロナウジーニョと呼ばれていた。「zinho(ジーニョ)」という接尾語をつけると、「小さい〜」とか、「〜ちゃん」と意味になる。逆に「ão(ァオン)」をつけると、「大きな〜」となる。  例えば、94年のW杯のブラジル代表には二人のロナウドがいた。元清水エスパルスのディフェンダー、ロナウドを「ロナウダン(ロナウドのdとァオンが繋がってロナウダンという発音になる)」と「ロナウジーニョ」と区別していた。

第143回 デビッド・オルティス薬物使用発覚の後で

 7月下旬、レッドソックスのデビッド・オルティスとドジャースのマニー・ラミレス(元レッドソックス)が、2003年のドーピング検査で陽性反応を示していたと「ニューヨーク・タイムズ」紙が報道。メジャーを代表する2人のスーパースターがスキャンダルに見舞われ、MLBにまた新たな衝撃が走った。  この2003年のテストとは、陽性反応者の比率を調べるために試験的に行なわれたもの。検査結果は公表されず、もともと尿サンプルはすべて棄却されるはずだった。そのため陽性反応が出たとされる104人にも処分はなく、今回明るみにでたオルティスとラミレスにもリーグから処分が下されることはない。

第114回 石井慧のデビュー戦の相手は、本当に吉田秀彦なのか?

 見応え十分な大会だった。  8月2日、さいたまスーパーアリーナで開かれた『戦極〜第九陣〜』のことである。5時間を超す長いイベントだったが、観る者に時間が経つのを忘れさせる熱いファイトが続いた。過去9回の大会を振り返っても、今回がベストな内容だったように思う。

第134回「泥沼」 〜J2第30節、カターレ富山戦〜

 7月26日(日)、J2第30節となる愛媛FC対カターレ富山の一戦が、ホーム(ニンジニアスタジアム)にて行われた。  現在(第29節終了時点)引き分けを挟んで、6連敗中の愛媛FC。泥沼にはまり込んでしまったのか、浮上のきっかけが見つからないまま、リーグ戦を迷走しているかのようにも見える。それでも、ホームゲームでの勝利を足掛かりに、なんとか泥沼からの脱出を図りたいところである。

第54回 ダルビッシュの非凡さ

 プロ野球のペナントレースも前半戦が終わり、ちょうど折り返し地点にきています。現在、セ・リーグは巨人が首位をキープしています。しかし、8連勝で前半戦を締めくくった2位・中日が2.5ゲーム差にまで詰め寄ってきました。後半戦は激しい優勝争いが期待できそうですね。一方、パ・リーグは北海道日本ハムと福岡ソフトバンクのデットヒートが繰り広げられています。日本ハムが首位で折り返したものの、こちらはなんとわずか1ゲーム差。後半戦2カード目には直接対決があり、おもしろい展開となりそうです。野球ファンとしては、セ・パ両リーグともに後半戦も大いに楽しめそうですね。

第142回 「ワールド・ボクシング・クラシック」はボクシングを変えるか?

 人気ボクサー、アーツロ・ガッティの悲劇的な死亡事件にボクシング界が揺れた直後の7月13日、新たな希望を与える記者会見がニューヨークで行なわれた。  この日、聖地マディソン・スクウェア・ガーデンの壇上にスーパーミドル級の王者、コンテンダーたちが終結。世界中から集まった6人のスターボクサーが、今秋よりトーナメント戦で頂点を争うことが発表された。ボクシング界では初めての試みと言える真の王者決定戦、「スーパー・シックス 〜ワールド・ボクシング・クラシック〜」がこれから開催されることになったのである。

第94回「日本人のツール・ド・フランス」

 毎年この時期になるとロードレースの最高峰「ツール・ド・フランス」関連のコラムを書くのが恒例になっている。もちろん今年も書かせてもらうが、今回は昨年までと状況が違う。そう、日本人が2人も出場するという史上初の快挙に、ファンもメディアも盛り上がっているからだ。

第133回「消耗」 〜J2第26節、コンサドーレ札幌戦〜

 7月8日(水)、J2第26節となる愛媛FC対コンサドーレ札幌の一戦が、ホーム(ニンジニアスタジアム)にて行われた。  現在(第25節終了時点)、3連敗中の愛媛FC。シーズン中盤に差しかかり、選手たちの疲労の蓄積や負傷者続出などのため、ベストメンバーで試合に臨むのが難しくなっていることは理解できる。しかし、シーズン当初の目標を達成するためには、負けてはいられないのだ。厳しいとは思うが、「伊予魂」を発揮して、なんとか良い結果を導き出してほしい。

第22回 酒豪・ソクラテスとの対話<Vol.2>

 一気に飲みすぎた……。  トイレの鏡に映った僕の顔は、明らかに赤く酔っていた。無理もない。ソクラテスと、飲み始めて3時間以上が経っていたのだ。  長時間飲み続けることは、僕にとって珍しいことではない。それがずっとビールというのが辛いのだ。

日本野球とアメリカ野球

 テレビでは今日も野球中継をやっている。といっても、地上波ではありませんよ。たとえば6月30日から巨人−広島3連戦があったのだが、読売の主催試合にもかかわらず、日本テレビは中継しなかった。そんなに野球が見たけりゃ、勝手にケーブルテレビにでも加入しろってか?

第113回 魔裟斗×川尻達也戦、私の予想は…… 〜7.13日本武道館『K−1MAX 2009』の展望〜

「川尻が勝っちゃうんじゃないですか。勢いがありますよね。川尻は(K−1)MAXにはいないタイプですから、魔裟斗は闘いにくいでしょ。勢いのある川尻が勝つと思うなぁ」  驚くことに私の周囲のほとんどの人が、そんな風に話し、川尻の勝利を予想している。7月13日、日本武道館で開かれる『K−1 WORLD MAX 2009 World Championship Tournament FINAL8』でスーパーファイトとして行なわれる魔裟斗(シルバーウルフ)×川尻達也(T-BLOOD)の話だ。

第132回「爽快」 〜J2第22節、アビスパ福岡戦〜

 6月20日(土)、J2第22節となる愛媛FC対アビスパ福岡の一戦が、ホーム(ニンジニアスタジアム)にて行われた。  過去4試合、大量の失点を記録してはいるものの、その反面、攻撃力は増してきているように感じる愛媛FC攻撃陣。今日も先制点を奪い取り、ゲームを優位に進めてもらいたい。

第34回 楽しみな南アフリカへの1年間

 今月6日に行なわれた南アフリカW杯アジア最終予選ウズベキスタン戦で、日本代表は4大会連続のW杯出場を決めました。この試合はアウェーの過酷な環境で行なわれました。それでも岡田武史監督をはじめ、選手やスタッフが一丸となって勝ちを奪い取った。得点は僅差でしたが、敵地で勝ちを得るのは難しいことです。しっかりと結果を出したことは立派でした。

第53回 セットアッパーの条件

 今年の交流戦は福岡ソフトバンクの連覇で幕を閉じました。これで交流戦が導入されて以降、5年連続でパ・リーグのチームが優勝したことになりましたね。しかも、ソフトバンクは史上初めてセ・リーグの全6球団から勝ち越す完全優勝を達成しました。交流戦で貯金を増やしたソフトバンクは、リーグでも北海道日本ハムと並んで首位に立ちました。ペナントレースは明日26日から再開します。果たして、ソフトバンクが交流戦の勢いそのままに突っ走るのでしょうか。それとも他球団が追い上げてくるのでしょうか。どんな展開になるのか、非常に楽しみです。

第140回 レイカーズが15度目の王座に 〜2009年NBAファイナル回顧〜

 全米一の人気チームであるレイカーズと上昇一途のマジックが対戦した今季のNBAファイナルは、レイカーズが4勝1敗で圧勝。伝統フランチャイズの威厳をまざまざと見せつけ、15度目のファイナル制覇を達成した。  最終戦となった第5戦は敵地オーランド開催だったというのに、試合後のアリーナはレイカーズのための一大パーティ会場となった。勝利が決まった瞬間、コービー・ブライアントが大きくジャンプして拳を突き上げたシーンは、今年のスポーツ界でも最大級のハイライトとして記憶されていくだろう。長いシーズンの終わりに相応しい、それは華やかで感動的な光景だった。

第93回「新城幸也の快挙!」

 6月15日、日本の自転車界にとって素晴らしいニュースが飛び込んできた。 「新城幸也、ツール・ド・フランス出場決定!」。私も思わずそのリリースを読みなおしてしまった。サイクルロードレースの頂点ともいえるツールに日本人が出場するのは1996年の今中大介さん以来3人目。久々のビックニュースに一般メディアも含めて自転車界は大いに盛り上がった。

第131回「踏ん張り」 〜J2第20節、湘南ベルマーレ戦〜

 6月9日(火)、J2第20節となる愛媛FC対湘南ベルマーレの一戦が、ホーム(ニンジニアスタジアム)にて行われた。  第2クール連敗スタートとなり、波に乗れない愛媛FC。ズルズルと後退していかないためにも、早期の結果を得たいところである。

第139回 2009年NBAファイナル展望

 今季のNBAファイナルはレイカーズ対マジックの対戦となった。  レブロン・ジェームス率いるキャブスが敗れてしまい、レブロンとコービー・ブライアントの最強プレーヤー対決を期待していたファンたちはがっかりしたことだろう。しかし代わりに檜舞台に上がるマジックも多数の魅力的な若手スター候補を擁しており、シリーズ開戦後はフレッシュなプレーで全米のスポーツファンを沸かせてくれるに違いない。  長い旅路の果てに、頂点に立つのは通算15度目のファイナル制覇を目指す名門レイカーズか。あるいは大黒柱ドワイト・ハワードを軸に躍進を続けるマジックか。今回はこの最終決戦の見どころをいくつかピックアップしていきたい。

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