昨年の全国リーディング・ジョッキー、福永祐一は中学時代サッカー部に所属していた。本人いわく「あんまり才能はなかった」とのことだが、彼にとってサッカーはいまも大好きなスポーツであり続けている。 「それにしても――」 先日、ダービーについての取材をしている際も、ふとしたことからサッカーの話になった。 「最近の日本代表って、海外でプレーしてる選手ばっかになりましたね」
試合翌日のリッチモンドの空は雲に覆われていた。まさに今にも泣きそうな空模様の中、リッチモンドの中心、キャリーストリートで広山望と待ち合わせるていた。日曜日に営業している店は限られているのだろう、レストランが建ち並んだキャリーストリートは街全体の賑わいを詰め込んだようだった。空いている駐車場を探し当て、ぼくたちは木製のテーブルが並んだ天井の高いブラッセリー(レストラン)に入った。
アメリカ・ネバダ州ラスベガスは、2012年最大規模となるであろうビッグファイトの到来に沸いている。 5月5日にMGMグランドガーデンで行なわれるWBA世界スーパーウェルター級タイトル戦で、5階級制覇王者フロイド・メイウェザーとプエルトリコの英雄ミゲール・コットが激突。近年の世界ボクシング界に君臨してきたリーディングボクサー2人の対戦は、今年度上半期のハイライトだと言ってよい。
日本プロ野球選手会は、日本野球機構(NPB)に対して、統一球の見直しを申し入れたそうだ(4月24日)。へーえ。導入されて1シーズンと1カ月ちょっと。志の低い話だなあ。 これに対して、広島の鈴木清明球団本部長は「選手会から面白味がないという話が出たが、それは12球団でも話している。持ち帰る」とコメントしたそうだ。ま、こちらは、さもありなん、だな。なにしろ、巨人の渡辺恒雄球団会長が、昨秋、「プロ野球の経営者としては、統一球ってのはどうだ? コマーシャルベースで考えれば、空中戦の方が面白い。(略)フェンス間際でみんなホームランにならないでアウト。これで観客数が減ってんだよ」と発言しておられますからね(2011年9月26日)。この方に同調なさるのは、この国の球団経営者の常、なのでしょう。21世紀も、もう10年以上過ぎたというのに……。
バルセロナのグアルディオラ監督が退任を発表した。「ああ、やっぱり」というのがわたしの感想である。 先週の本欄でも書いた通り、歯車の一つ、ただし飛び抜けて傑出したメッシが、歯車に収まり切らないスケールに成長したことで、バルセロナのバランスは崩れてしまった。
「亀田興毅は、(プロ)ボクシングのバンタム級世界チャンピオンなんでしょ。ということは、バンタム級では世界一強いんですよね?」 先日、ある大学の陸上競技部の取材を終え、雑談をしていた時に、ひとりのコーチから、そんな風に聞かれた。
第9節終了時点で3勝3敗3引き分けでリーグ戦13位と、中位に停滞気味の愛媛FC。依然、ホームゲームで負けなしという現状を好意的に捉えてくれている方もいるとは思うが、今ひとつ調子に乗り切れないという感覚も一方で存在している。 開幕から見応えのある良い試合を続けていると思うし、選手たちの頑張りもよく分かる。それゆえに昨シーズンの課題とも言える引き分けの数が増えつつあるのが気にかかる。負けなかったというよりも、勝てている試合を逃しているように感じられるのだ。再度、昨年の反省を思い起こし、ゴールデンウィークの連戦で結果を出して勢いに乗った姿を見せてほしい。
4月30日の千葉ロッテ-福岡ソフトバンク戦。ソフトバンクの先発マウンドに上がったのは先日、育成選手から支配下登録された千賀滉大でした。 彼は昨年、ソフトバンクの3軍で投げており、交流戦で対戦経験があります。スト […]
「ハンドサッカー?」「ハンドって、既に反則では?」 これが「ハンドサッカー」と聞いた時の最初の感想です。既存のルールにとらわれた私の、なんて視野の狭い発想でしょう。恥ずかしくなってしまいます。反則なんてとんでもない、実にユニバーサルな新スポーツなのです。今回はこのハンドサッカーをご紹介します。
24日にロンドン五輪男女サッカーのグループリーグの組み合わせが決まりました。男子のU-23日本代表はスペイン(欧州1位)、ホンジュラス(北中米カリブ海2位)、モロッコ(アフリカ2位)と同組になりました。各大陸の王者級の国々が揃った非常に難しいグループである一方で、それだけやりがいがあるとも言えます。日本が決勝トーナメントに進出するためのカギは、やはりスペインとの初戦です。
チェルシーとの欧州CL準決勝に敗れたことで、バルセロナの今シーズンが事実上終わった。数カ月前、「バルサの終わりが始まりつつある」と書いたが、まさかこんなにも早く、こんなにも無残なバルサを見る日が来ようとは――。
今、最も日本の野球ファンが注目しているのが、今シーズン、海を渡った日本の大エース、ダルビッシュ有(レンジャーズ)でしょう。報道を見ている限りでは、米国でも非常に注目されているようですね。25日現在、4試合に登板し、3勝0敗。内容的にもどんどんよくなってきています。4試合目のヤンキース戦(25日)では、9回途中まで無失点とほぼ完璧な内容で、ようやく彼本来のピッチングを見ることができたという感じでしたね。レンジャーズ自体、打線が好調ですから、今後ますますの活躍が期待されます。
MLBのアメリカ本土開幕から約2週間が過ぎ、ヤンキースの先発ローテーション投手たちが意外な苦戦を味わっている。 4月18日のツインズ戦を終えた時点で、先発投手の通算成績は4勝5敗、防御率5.77と無惨なもの。前評判が良かったヤンキースが、最初の12戦で6勝6敗と開幕ダッシュに失敗した最大の理由はここにあると言ってよい。
ちょっと前、沈没しかけた豪華客船から我先にと逃げ出してしまったイタリア人船長に国際的な批判が集まった事件があった。本人は弁明に努めることしきりだったが、見捨てられた形になった乗客やスタッフの怒りが収まるはずもない。いずれは法廷での裁きを受けることになろう。 ただ、幸いなことに、最高責任者たる船長が姿を消してしまったにもかかわらず、無事に脱出することができた乗客がいたのは、船の構造を熟知する残ったスタッフが見事に船長の穴を埋めたからでもある。
「とうとうやってしまったか」。私の最初の正直な感想はそんな感じだった。 約20年間向き合い上り詰めた。本当にここまで追求したのだと思うと、この男に対して素直に尊敬するしかない。 彼の名は田中正人。日本で最も経験豊富な数少ないプロのアドベンチャーレーサーである。 1993年からこのスポーツを始め、とうとう今年の2月にチリで開催された「PATAGONIAN EXPEDITION RACE」で2位に入るという快挙を成し遂げたのである。「世界と戦えるレーサーになる」と言い続けて苦節18年。本当に世界のトップレーサーの仲間入りを果たしたのだ。
特に関心もないのに、安易に「仕事だから」と引き受けた取材は、取材される側にとっても幸せな結果にはならない、とぼくは思っている。だから、ある時期から自分が前向きな興味を持てる人間しか取材しないようにしている。ぼくの指向は、賢明な編集担当者には分かっているのだろう。これまで“無理に”という類の依頼はなかった。とはいえ、ぼくのようなそれほど売れていないノンフィクション作家に、「好きなように書いて下さい」という優しい誘いなどない。描きたいと思う人物を取材するには、取材費等を捻出することを考えなければならなかった。 「リッチモンドに渡った広山望に会いに行くためにはどうすればいいか……」
そもそも、日本においてサッカーが長くマイナー・スポーツに甘んじてきた理由のひとつに「サッカーは点が入らない。だから面白くない」という偏見があった。だからこそ、初期のJリーグは、確実にボールがゴールネットを揺らすシーンを提供できる、PK戦での決着を導入していたのだろうとわたしは認識している。 幸い、サッカーという競技が染みていくに連れ、リーグ戦に於ける決着の手段としては明らかな邪道であるPK戦はその役割を終えていった。サッカーには、点が入らなくても楽しい試合がある――そのことを多くの日本人が理解したということなのだろう。
【優勝争いの行方は?】 ロックアウトのおかげで例年より遅れてスタートしたNBAのレギュラーシーズンも残り1カ月を切り、勢力地図は少しずつ明確になり始めている。 優勝候補と目されているのは、イースタンカンファレンス首位のシカゴ・ブルズ(43勝13敗)、2位のマイアミ・ヒート(39勝14敗)、ウェスタンカンファレンス首位のオクラホマシティ・サンダー(40勝14敗)の3チーム。今季のNBA王者は、総合力で他を引き離すこの3強の中から出ると考える関係者が圧倒的に多い。
隣のヤクルトファンが「あたーっ」と声をあげて、へたりこんだのが印象的だった。 3月30日の今季開幕戦。読売巨人−東京ヤクルトの一戦である。ヤクルトの先発・石川雅規が、なんと8回裏まで巨人打線をノーヒットノーランに封じこめたのだ。すわ、開幕戦で快挙達成かと思った途端、9回裏に坂本勇人に初ヒットを許したのでした。
サッカーの勝ち方には、大雑把にいって2つの種類がある。勝ちに来ている相手に対する勝利と、負けまいとしてくる相手に対する勝利、である。どちらの勝ちも簡単につかめるものではないが、より難易度が高いのは後者である。
凡戦だった。 4月4日、横浜アリーナでのプロボクシングWBA世界バンタム級タイトルマッチ、亀田興毅対ノルディ・マナカネ(インドネシア)戦のことである。
3月4日(日)に開幕を迎えたJ2リーグ2012シーズン。愛媛FCは開幕戦においてFC町田ゼルビアに勝利し、好スタートを切った。だが波に乗るまでには至らず、第6節終了時点、2勝2敗2引き分けでリーグ戦順位は11位。 それでも課題とされていた守備面は安定してきているし、中盤でのプレスやボールキープもレベルが上がっているように感じる。FW陣との連動性が向上すれば今後、得点力アップにも期待が持てそうである。シーズンは始まったばかりだが、一戦一戦の重みを心に刻みながら、今シーズンのチームスローガンである「BORBA」の下、クラブやサポーターも一丸となって、既に夢ではなく目標と言える「J1昇格」を目指して頑張ってほしい。
今季からアイランドリーグでは米独立リーグの外国人選手が各球団に獲得することになりました。香川にやってきたのは、内野手のウィルバー・ペレスと右腕のアレックス・マエストリです。 ペレスは走攻守3拍子揃った選手。 […]
3月3、4日、東京・恵比寿でというイベントを開催しました。これは健常者と障害者の枠を越えて、みんなでパラリンピックを応援しようという発想から誕生したものです。会場となった「恵比寿ガーデンプレイス」ではスポーツ、音楽、アート界から著名人たちが集まり、パラリンピックへの応援宣言、メッセージを送っていただくとともに、トークショーやライブをしていただきました。さらに付近の加計塚小学校のグラウンドや体育館では高橋尚子さんによる「かけっこ教室」、車椅子バスケットボールやブラインドサッカー、車いすテニスなど、障害者スポーツ競技の体験会が行なわれました。2日間での来場者は1万3000人、集まった募金額は約320万円でした。たくさんの方々のご協力のもと、第1回目を開催できたことに感謝しています。
U-23日本代表が14日のアジア最終予選最終戦(対バーレーン)に勝利し、ロンドン五輪出場権を獲得しました。まずは世界の強豪と戦う権利を得られたことに安心しました。7カ月に及ぶ厳しい予選を戦い抜いた選手、スタッフには、おめでとうと言いたいですね。アジアの国々との戦いで、日本は確実にレベルアップしたと思います。特に最終戦では、ディフェンス面においての成長が見られました。