その他スポーツ

澤良木喬之(セガサミー野球部/愛媛県松山市出身)第1回「“伊予のゴジラ”誕生への道のり」

 身長184センチ、体重97キロという恵まれた体格の持ち主。左打席に入り、スッとバットを構えた瞬間、独特のオーラが醸し出される。真っ直ぐにピッチャーを見つめるその目は鋭く、威圧感さえ覚える。その姿、雰囲気たるや、今やMLBで活躍する松井秀喜を思い出さずにはいられない。澤良木喬之、23歳。“伊予のゴジラ”の異名をとり、高校時代からプロのスカウトに注目されている左の大砲だ。

第211回 2012年NFLプレーオフ展望

【パッカーズ、連覇なるか】  昨季スーパーボウル王者のグリーンベイ・パッカーズは、今季もレギュラーシーズンでは15勝1敗と圧倒的な強さをマークしてきた。エースQBアーロン・ロジャース(今季のQBレイティング122.5はリーグ記録)のシーズンMVP受賞も有力。連覇が難しいとされるNFLで、ロジャースに率いられたパッカーズが2年連続のスーパーボウル制覇を果たすかどうかこそが今プレーオフの最大の見どころと言ってよい。

第32回 マキロイ×遼、新時代のヒーロー

 ローリー・マキロイ(北アイルランド)、22歳。石川遼、20歳。男子ゴルフ界の若きスターが日本で激突する。BSスカパー!で年末年始の3日間にわたって放送される「ローリー・マキロイ×石川遼 〜New World Order〜」。9ホールによるマッチプレーはもちろん、2人のスペシャル対談もあり、ゴルフファン、スポーツファンには見逃せない番組となっている。

登里享平(川崎フロンターレ/香川西高出身)最終回「目指すは“計算できない”選手」

 来る2012年はオリンピックイヤーだ。U-22日本代表は現在、出場権をかけてアジア地区最終予選を戦っている。まずはチームとして五輪切符を獲らないことには始まらないが、選手たちにとっては個人のロンドン行きもかけた試合が続く。

登里享平(川崎フロンターレ/香川西高出身)第3回「中村憲剛の教え」

 プロ2年目の2010年、登里は出場機会を大幅に増やした。リーグ戦9試合、天皇杯1試合、アジアチャンピオンズリーグ6試合に出場。天皇杯、ACLでは先発の機会も得た。ただ、1試合に1ゴール1アシストで華々しい活躍を見せたルーキーイヤーとは裏腹に、ゴールやアシストという結果がなかなか生まれない。彼は、大きな壁にぶつかっていた。

第210回 2011-12年シーズン4つのポイント 〜NBA、ついに開幕へ〜

 5カ月間も続いたロックアウト(施設封鎖)がようやく終わり、NBAはクリスマス当日の12月25日からついに開幕する。  収益配分比率の分配などを巡るオーナー側と選手会サイドの争いは、一時は永遠に続くかのようにも思えた。しかし最終的には無事に新労使協定が締結され、全米のファンもホッと一息。待望の2011-12年シーズンのスタートを間近に控え、やっとお金ではなくバスケットボールの話ができるようになったことに喜びを感じている関係者も多いはずである。  さて、それでは私たちは今季のNBAのどこに注目すべきなのか。今回は4つのポイントに絞り、楽しみな話題を探っていきたい。

第123回「向かい風のホノルルマラソンの可能性」 

 12月11日、今年もホノルルマラソンが、約1万2000人の日本人を含む約2万3000人を集めて開催された。震災の影響もあり、日本人参加者の減少が心配されたのだが、結果的には昨年比10%に満たないダウンに留まり、この大会の根強い人気を印象付けた。

登里享平(川崎フロンターレ/香川西高出身)第2回「衝撃の1ゴール1アシスト」

 念願叶ってプロサッカー選手となった登里だったが、中村憲剛や谷口博之(現横浜FM)、山岸智(現広島)らがひしめくMFのポジション争いに割って入ることができず、開幕後、ベンチ入りさえできない日々が続いていた。デビューが近づいたのは第12節のジュビロ磐田戦。ヴィトール・ジュニオール、横山知伸のMF2人が出場停止になった影響で初のベンチ入りメンバーに選ばれる。しかし、この試合では出番が訪れることはなかった。

登里享平(川崎フロンターレ/香川西高出身)第1回「快速ドリブラーの原点」

 期待の若手が初スタメンで輝きを放った。  2011年3月5日、等々力競技場、Jリーグ開幕戦。21歳の登里享平はリーグ戦初の先発出場を果たし、ゴールを奪った。今季は一気に出番を増やし、リーグ戦19試合の出場で2得点。川崎では主に左サイドハーフとしてプレーし、ロンドン五輪を目指すU-22日本代表にも名を連ねている。フロンターレが誇る快速レフティーだ。

第209回 ドミニカで磨きをかけた新たな武器 〜五十嵐亮太インタヴュー〜

 メッツの一員として2年間を過ごした五十嵐亮太のメジャーキャリアは、決して順風満帆なものではなかった。合計79試合に登板して5.74という通算防御率は、入団当初の期待を考えれば決して満足できるものではあるまい。  ただ、それでも今シーズン終了直前の6試合では無失点。メッツとの契約期間も最後の最後にきて、五十嵐は何かを掴んだように見えたのも確かである。  長いシーズンを終え、他の多くの選手たちが休養に入った10月下旬、五十嵐はウィンターリーグへの参戦を決意してドミニカ共和国に渡った。

第31回 ゴルフ界は新しい世界へ

 ゴルフ界に新しいスターが台頭しつつある。日本では彗星のごとく現れた石川遼に刺激され、同世代のライバルたちがしのぎを削り始めた。その筆頭が松山英樹だろう。まだアマチュアではあるが、4月のマスターズでは初出場ながら、4日間をアンダーパーでまとめ、最高成績を収めたアマチュア選手に贈られる「ローアマチュア」に輝いた。先日開催された三井住友VISA太平洋マスターズでは最終日に2打差を逆転し、史上3人目のアマチュア優勝を成し遂げた。

細田雄一(グリーンタワー・稲毛インター/徳島県三好市出身)第4回「ロンドンはラン勝負!」

 世界選手権シリーズ横浜大会で日本人過去最高の10位、日本選手権の初優勝。今シーズンは細田にとって自他ともに認める「最も充実した1年」だった。山根の下でプロとして心身ともに鍛えてきた成果がようやく実を結びつつある。

細田雄一(グリーンタワー・稲毛インター/徳島県三好市出身)第3回「真のプロへのトランジッション」

 トライアスロンはスイム、バイク、ランの3種目をこなす競技と思われがちだが、実はもうひとつ隠れた“種目”がある。それがトランジッションだ。スイムからバイク、バイクからランへの移行をいかに素早くスムーズに行うか。1秒を争うレースにおいてトランジッションの巧拙は順位を左右する。バイクシューズをあらかじめペダルにくっつけておくのはもちろん、シューズの紐をゴム製にして着脱しやすくするなどトップ選手はさまざなま工夫を重ねている。

第208回 次の相手はメイウェザーか、マルケスか 〜パッキャオ、大苦戦後に向かう場所〜

 11月12日の土曜日も深夜に近づいた頃、MGMグランドガーデンの記者会見場に登場した両陣営の表情と態度がすべてを物語っていた。  判定への不満をまくしたてながらも、「自身のパフォーマンスには納得している」と、どこか満足げだったファン・マヌエル・マルケス。試合終了から2時間後に会見場に現れ、3つの質問に答えただけで慌ただしく去っていったマニー・パッキャオ。両者の表情を見る限り、どちらが勝者なのか分からなかった。

第122回「猫ひろしの挑戦は売名行為か?」

 16日、インドネシアのパレンバンで開催された東南アジア競技大会。日本人には縁遠い、普段ならまず報道されない大会だ。しかし、今年はワイドショーにまで登場した。きっと今回初めてこの大会名を聞いた人も多いだろう。その理由はもちろんマラソン種目に出場する「猫ひろし」。オリンピック出場の為に、国籍をカンボジアに変えての出場だ。カンボジアの今季国内記録である2時間31分58秒を目指したが、その記録を上回ることはできなかった。それでも2時間37分39秒の自己記録更新。今大会での代表内定はならなかったが、ライバル選手の今後の結果次第では代表入りの可能性を残し、わずかに望みをつないでいる。

細田雄一(グリーンタワー・稲毛インター/徳島県三好市出身)第2回「原点はオーストラリア」

「(ランの先頭で飛び出した世界選手権シリーズ)横浜大会がそうだったように細田には思い切りの良さがある。少々のことには動じないタフさ、ワイルドさ。これは従来の日本人選手にはない強みです」  細田を指導する稲毛インターナショナルトライスロンクラブの山根英紀コーチはこう評する。山根は日本男子トライアスロン界の草分け的存在で、指導者になってからは庭田清美、福井英郎、中西真知子ら多くのトライアスリートを育てた。女子でロンドン五輪代表に内定した上田藍も彼が指導を行っている。

舞の海秀平(大相撲解説者)<前編>「知られざる力士たちの酒豪伝説」

: 大相撲では1年納めの九州場所が13日に初日を迎えます。今年の相撲界は八百長騒動で激動の1年でした。本場所が中止になったり、中継がなくなったりと舞の海さんも大変だったでしょう? : 今回の不祥事でだいぶ仕事が減りましたね(苦笑)。名古屋場所から本場所が再開して、ようやく元のペースに戻りつつあるところです。

細田雄一(グリーンタワー・稲毛インター/徳島県三好市出身)第1回「金メダルへの1.7キロ」

 初秋の横浜を世界のトップで疾走した。9月19日、ITU(国際トライアスロン連合)世界選手権シリーズ横浜大会。バイクからのトランジッションを終え、残すは10キロのラン。シドニー五輪の金メダリストであるサイモン・ウィットフィールド(カナダ)、五輪前哨戦となる8月のロンドン大会で2位に入ったアレクサンドル・ブルカンコフ(ロシア)ら居並ぶ世界の強豪を押さえ、細田雄一は1位に躍り出た。

第207回 ワールドシリーズのアドバンテージを球宴で決めるな

 レンジャーズ対カージナルスの対戦となった今季のワールドシリーズは、素晴らしい内容で全米を湧かせる激闘となった。  実力伯仲の2チームが連日のように接戦を展開し、決着は9年ぶりに最終第7戦に持ち越し。第6戦で2度も「あと1死で敗退」の瀬戸際から這い上がったカージナルスが、最後は球史に残る大逆転劇を完遂させて頂点に立った。  追い詰められれば追い詰められるほど、逆に研ぎすまされたカージナルスの選手たちのスピリットは見事としか言いようがない。その“ミラクル・ラン”は歴史に刻まれ、永遠に語り継がれていくことだろう。

山田和司(日本ユニシス実業団バドミントン部/愛媛県新居浜市出身)最終回「忘れられない1点の重み」

 山田和司には生涯、忘れられない試合がある。いや、忘れてはならない試合がある。大学4年時の全日本総合選手権、シングルス準々決勝だ。対戦相手は現在、日本ユニシスの先輩である池田雄一。3回戦で当時、日本代表だったシード選手を山田が破ったことで、この試合の勝者に日本代表の座が与えられるのではないか、とささやかれていた。そして1セット目から接戦となったこの試合、勝敗を分けたのは、2セット目で山田が取り損ねた1点だった。

山田和司(日本ユニシス実業団バドミントン部/愛媛県新居浜市出身)第4回「インカレ優勝の舞台裏」

 高校卒業後、山田和司は日本体育大学に進学した。練習環境やチームの雰囲気など、いくつか同大を選んだ理由はあったが、なかでも大きな割合を占めたのが、最大のライバルであった遠藤大由(ひろゆき)の存在だった。 「日体大は体育館が広くて、バドミントンのコートがたくさんあるので、1年生でも十分に練習することができるんです。それに、教員免許が取得できることも魅力の一つでした。でも、やっぱり遠藤が行くということが僕にとっては大きかったんです。遠藤は高校からずっと僕にとっては一番のライバル。その遠藤と同じ環境で切磋琢磨していきたかったんんです」  遠藤へのライバル心が山田の成長の原動力となっていた。

第206回 ドネア、パッキャオ、“スーパーシックス”の行方 〜世界ボクシング2011年ラスト3カ月の見どころ〜

【ドネア、NYC初見参でアピールなるか】  軽量級の新しいスーパースター候補ノニト・ドネア(WBC、WBO世界バンタム級王者)が、今週末、ニューヨークに初登場する。  10月22日にマディソンスクウェア・ガーデン・シアター(MSG)にて、こちらも2階級制覇王者のオマール・ナルバエスと対戦。メガケーブルTV局「HBO」で生中継される興行のメインだけに、必然的に大きな注目を集めることは間違いない。

第121回「走る“芸術品”マホガニーバイク」

「200万円ですか?」と、さすがの僕も聞き直してしまった。  場所は自転車の展示会、仕事を終えて何気なく会場を歩いていると、目に留まった木製のバイク。マホガニーバイクだ。カーボンやチタンがスポーツバイクの中心というご時世で、木目の綺麗なバイクは明らかに他とは違った魅力を醸し出していた。思わずじっくりと見て、触って……何気なく聞いた値段の答えがそれだったのだ。もちろん高級車であることは理解できるし、100万円前後のバイクはどこのメーカーにでもある。しかし、200万円とは〜。数々のバイクを見てきた私も正直想像できなかった価格だった。

山田和司(日本ユニシス実業団バドミントン部/愛媛県新居浜市出身)第3回「ケガの功名で全国制覇達成!」

 15歳で故郷を離れ、それまで縁もゆかりもなかった埼玉県の小松原高校に進学した山田和司は、そこで“ライバル”と出会った。現在も日本ユニシスでチームメイトである遠藤大由(ひろゆき)だ。技巧派の山田に対し、遠藤は力で押す、いわゆる直球勝負のプレーヤー。全く異なるプレースタイルの2人は、シングルスでは“最大のライバル”として切磋琢磨し、ダブルスでは“最高のパートナー”として息の合ったプレーを見せ、全国へと駆け上がって行った。

Back to TOP TOP