第163回「半分以上の半分 ~ホノルルハーフマラソン・ハパルアの魅力~」

「ハパルア」という言葉をご存じだろうか? 知らなくても決して珍しくはない。意味はハワイ語で「半分」。この言葉が日本で認知され始めたのは昨年あたりからで、「ハパルア」というランニングイベントが浸透してきたからである。

第90回 日本人初のMLS採用 〜中村武彦Vol.5〜

 語学を自分の身体に叩き込む最短かつ最良の方法は、母国語を遮断して、その言語の中に窒息するほど、どっぷりと浸かって生活することである。  その意味で、中村武彦が選んだマサチューセッツ州立大学アムハースト校アイゼンバーグビジネススクールは、最適の環境だった。

第289回 “世紀の一戦”を制するのはどちらか 〜メイウェザー対パッキャオ展開、勝敗予想〜

 史上空前のメガファイトまであと1カ月――。5月2日にラスベガスで行なわれるフロイド・メイウェザー対マニー・パッキャオ戦へのカウントダウンが始まり、アメリカでもボクシングの枠を越えた報道合戦が続いている。  PPVの購買数は史上最高を記録することが濃厚、両者のファイトマネーは揃って1億ドル突破が有力、そして定価1500〜10000ドルのチケットはブローカー間で異常な高値が付けられ……すでに破天荒なエピソードが次々と生まれ、興行的な意味では間違いなく歴史に刻まれる一戦となるだろう。

「綺想」の系譜――黒田博樹と高橋純平

 黒田博樹(広島)の復帰後、公式戦初登板は3月29日の東京ヤクルト戦だった。  7回を5安打無失点で切り抜け、今季初勝利をあげた。試合後のヒーローインタビューでとびだした、 「広島のマウンドは最高でした」  という言葉も、名言居士のこの人らしいセリフだった。

第218回「覚悟」 〜2015シーズン開幕直前のサポーターによる活動〜

 J2リーグ2015シーズン開幕を目前に控えた、2月28日(土)、愛媛FCサポーターが松山市コミュニティセンター企画展示ホールに集結した!  この日、「愛媛FCサポーター大決起集会」が行われたのである。この決起集会は、闘いに向けて気持ちを高め、サポーター同士の団結心を確かめ合い、万全の準備の下、来る新シーズンへ臨んで行こうという趣旨の集まりだ。

第54回 変化する、パラスポーツ競技団体を取り巻く環境

 日本サッカー協会(JFA)は今年1月15日、7種目の障がい者サッカーの競技団体(日本ブラインドサッカー協会、日本脳性麻痺7人制サッカー協会、日本ろう者サッカー協会、日本知的障がい者サッカー連盟、日本電動車椅子サッカー協会、日本アンプティサッカー協会、ソーシャルフットボール協会)へのサポートについて発表しました。  4年前にスポーツ基本法が施行、昨年度から障がい者スポーツの管轄が厚生労働者から文部科学省へと移行、そして2020年東京オリンピック・パラリンピック開催の決定。このような社会の流れの中で、「誰でもサッカーを」というJFAのグラスルーツの理念と、障害者スポーツへの支援が一致し、実現したものです。

第100回 “オレ流”みせたハリルホジッチ新監督

“オレ流”を就任から間もない期間で出そうとしている。そんな印象を受けました。日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ新監督のことです。  初采配となった27日のチュニジア戦ではMF長谷部誠、DF吉田麻也といった芯の部分を残しつつ、代表初出場のMF藤春廣輝やFW川又堅碁らフレッシュな選手をスタメンで使いました。久々に代表に戻ってきたFW永井謙佑を起用するなど、前へのスピードを重視するスタイルがうかがえました。

“J2の名将”石崎監督、殻を破れるか

 先週末のJリーグでは、J2から昇格してきた松本と山形が初勝利を挙げ、これで昇格組は3節までにすべて白星を手にしたことになった。  昨年、3冠を達成したのはJ2から昇格してきたばかりのG大阪だったが、まっさきに降格が決まったのも、昇格してきた徳島だった。1部と2部との間に存在する格差が、他の国よりも複雑かつ微妙になっているのがJリーグの現状だ。

第122回 優勝はセが広島、パはオリックス

 いよいよ27日から143試合のペナントレースがスタートします。スバリ、今季の順位予想を発表しましょう。セ・リーグが1位から広島、阪神、東京ヤクルト、巨人、横浜DeNA、中日の順。パ・リーグはオリックスが優勝。以下、福岡ソフトバンク、千葉ロッテ、北海道日本ハム、埼玉西武、東北楽天です。

第288回 日本バスケ界期待の星・渡邊雄太の現在、未来

「このサイズで、これだけの動きができる日本人選手がいるのか……」  今季の米大学バスケットボールシーズン開幕直後、渡邊雄太を初めて観たとき、そのプレーの質に少なからず驚かされることになった。身長203cmという長身ながら、スムーズに左右に動き、シュート力、スキルまで備えている。そんなジャパニーズには、これまでほとんどお目にかかったことがなかったのだ。

第162回「『カテナイ』を変える! ~日本マラソン界の勝負~」

 中継を見始めた時に、今日は最後まで見なければならないような気がした。いつもなら、途中でほかの仕事に流されることもあるのに、結局最後まで目を離せなかった。放送終了後、慌てて次の用事に向かった。  3月8日の名古屋ウィメンズマラソン。前田彩里選手は、実業団ランナーとしてのマラソンデビュー戦となった。彼女は15?の給水ポイントでの転倒後もペースを変えることなく、30?地点でのユニスジェプキルイ・キルワ選手のペースアップにも耐えた。最後まで力強い足取りで、2時間22分48秒の好タイムでゴールしたのは記憶に新しい。この記録は日本歴代8位だが、それよりも感心したるのが、日本女子として8年ぶりに2時間23分を切ったということ。世界が当たり前のように2時間20分台を連発している中で、日本人選手は8年も前から記録が停滞してしまっていたのだ。

大きな1勝

 香港は雨季にさしかかり、湿度が高くなってきました。15日のサウスチャイナ戦は湿度90%以上。練習中も試合中も、こまめな水分補給が欠かせません。 そんなサウスチャイナ戦は1-0の勝利。望んでいた勝ちにつながるゴールを決め […]

第89回 視界が開けた大学院での学び 〜中村武彦Vol.4〜

 2002年の2月――。  中村武彦はマサチューセッツ州立大学アマースト校アイゼンバーグビジネススクール、スポーツマネジメントの大学院入試を受けていた。その面接の中で、将来について聞かれた。 「大学院を卒業した後、将来はどうしたいか?」  予想された質問だった。中村は躊躇なく「メジャーリーグサッカーで働きたいです」と即答した。

第287回 NBA、大混戦のシーズンを制するのは?

 NBAの2014-15シーズンも終盤を迎え、プレーオフに向けてシード順が気になる季節に差しかかっている。  例年、この時期には強力な本命、対抗馬が浮上しているのが通常だが、今季は特に群雄割拠のウェスタン・カンファレンスには複数の優勝候補が存在すると評判高い。そんな中で、今回は筆者が独断で優勝の可能性がある4チームを選出してみた。“4強”の戦力と不安材料を検証し、大混戦の争いを抜け出すポイントを探っていきたい。

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