DeNA・中畑監督と東海大四・西嶋投手を結んでみる

 それが自分の生き方なので、としか言いようがないが、茫然と野球を眺めている。  今日もまた、ニューヨーク・ヤンキースのジョー・ジラルディ監督が、ベンチを出てトコトコ小走りに審判の元へ向かう。「チャレンジ」を要求するのである。メジャーリーグが今季から取り入れたビデオ判定のシステム。

第275回 “ジーター以降”のヤンキースを憂う

「余計なことを考えず、頭にあるのはヒットを打つことだけ。ただ、打てる球が来たらスイングする。僕のアプローチはキャリアを通じていつも同じで、投手によって変えたりはしないんだ。ただ……もしかしたら変えるべきときもあったのかもしれないけどね(笑)」  9月上旬、今季限りでの引退を発表しているデレク・ジーターに、ある日本人投手の攻略法について訊いたときのこと。そんな答えを返してくれたジーターの爽やかな表情が忘れられない。

断言しよう 今季、香川は爆発する

 元阪神タイガースの八木裕さん、亀山つとむさんが絶句したのを覚えている。 「こら、すごいわ」  お二人を驚嘆させたのは、ドルトムントの本拠地、ベストファーレンのゴール裏だった。そこだけで2万7000人を収容すると言われている巨大なスタンドは、確かに、甲子園のアルプスでさえかすんでしまうほどの迫力がある。

第175回 またもや勝負弱さを露呈した石井慧 〜8.23両国、ミルコ×石井戦を観た後で〜

 石井慧は、ステップアップする上で大切な一戦に勝つことができなかった。  8月23日、両国国技館での『INOKI GENOME FIGHT2』でミルコ・クロコップに額をヒジで切られてTKO負け、昨年大晦日に藤田和之を下して獲得したIGFチャンピオンシップを失ったのだ。

第211回「贈り物」 〜第94回天皇杯3回戦〜

 今から約15年前のこと……。1999年11月28日(日)、当時、四国リーグに参戦していたアマチュアチームの愛媛FCは、同年のJ2リーグにおいて優勝を成し遂げ、J1昇格を果たしていた川崎フロンターレと「第79回天皇杯 全日本サッカー選手権大会」で1回戦を戦った過去がある。

第93回 柴崎に狙ってほしい代表レギュラー

 J1も後半戦に入り、優勝争い、残留争いが過熱しつつあります。その中で上位は団子状態です。1位の浦和レッズから4位・川崎フロンターレまでの勝ち点差はわずか2。例年同様、今季も最終節まで決着がもつれ込む可能性も充分あり得ます。上位チームで、私が注目するのは鹿島アントラーズです。W杯中断期間前の第14節から8戦負けなし。現在、4連勝中です。鹿島の好調の要因、それは若手の台頭にあると私は見ています。

第47回 選手強化、パラリンピック選手が本当に必要としているもの

 6年後に迫った東京オリンピック・パラリンピックに向けて、さまざまな取り組みが行なわれる中、パラリンピック選手の強化について、一般社団法人日本パラリンピアンズ協会が動き出しました。パラリンピック全競技の選手・強化関係者から意見を募り、まとめたものを公表したのです。テーマは「障害者スポーツのハイパフォーマンス選手の強化について」。7月30日から日本パラリンピアンズ協会のウェブサイト( http://www.paralympians.jp/ ) で公開されています。

変化を“拒む”欧州で変化し続けるサッカー

 ミラノ在住の知人に言われたことがある。 「この国では、家庭の食卓に出される食事が、数百年前とほとんど変わってないんですよ」  確かに、イタリア人が最も愛する食事は“マンマのパスタ”だというのはよく聞く話である。魚から肉へ、米からパンへと時代によって食生活を大きく変えてきた日本人とは、なるほど、ずいぶんと違う。

第115回 カムバックの和田&藤川への高まる期待

 海の向こうでは、トミー・ジョン手術を受けた2人のピッチャーが、メジャー復帰を果たしています。同じカブスのチームメイトである和田毅と藤川球児です。私自身、手術の経験があるだけに、苦しいリハビリを乗り越えてカムバックし、結果を残している2人の姿には感慨深いものがあります。

第155回「しまなみ海道サイクリングの人気を探る」

 日本の中だけではそこまで価値を見出されないが、海外から絶賛されると国内でも、というケースは意外に多い。日本人がシャイで自信を持てないのか、足元にあるいいものに気が付かないのか。芸術、音楽の世界はもちろん、工業製品からコンビニの便利さ、治安の良さなどなど……。国内にいると当たり前と思っていることが、海外から見ると「Cool!」となるわけだ。つい先日も、海外から絶賛を受けて急激に人が増えているというところに行ってきた。それは「西瀬戸自動車道」、通称「しまなみ海道」。ここは建設当初、「こんなにお金をかけてどうするんだ」と非難の声が多かった場所だが、今では国内外から沢山の人を呼び寄せている。

第274回 トンネルの向こうに光は見えたか 〜ニューヨーク・メッツの近未来〜

「ブルペンでの状態は良かった。90マイル台前半から中盤くらいまではラクに投げられるように感じたよ。まだやるべきことは残っているけど、少しでも早く復帰したいという気持ちに変わりはない」  8月14日、ESPNラジオのインタヴューに応えたマット・ハービーのそんな言葉を聴いて、来季への希望を膨らませたメッツファンは多かったはずだ。

第82回 日本リーグ最後の得点王

 トニーニョこと、アントニオ・ベネディッド・ダ・シウバトニーニョはJリーグ草創期を華やかに彩った外国人選手の1人だった。  トニーニョは1965年、サンパウロ州のカンピーナスで生まれた。頭角を現したのは、同州のジャウーにある、キンゼ・デ・ジャウーというクラブの下部組織だった。  サッカーに多少詳しい人ならば、このクラブに聞き覚えがあることだろう。そう、三浦知良が所属していたクラブである。

米国に学べ スタジアムの快適性と先進性

 世界1位の経済大国における5番目のスポーツと、3位の国における2番目のスポーツ。観客動員で世界9位の国と12位の国。大差はないように見える。あるはずがないようにも思える。けれども、両者の間には途方もないほどの差が生まれ、いまなおその格差は開きつつある。米国と日本のサッカー環境について、である。

第174回 ジム移籍断念……亀田3兄弟が選ぶべき道

「亀田興毅が窮地に立たされた」と報じられている。  前回のコラムで「亀田興毅が、日本で試合を行えない状況を打破すべく、UNITED BOXING GYMへの移籍を決断した」との内容を書いた。これにより、日本人初の4階級制覇を賭けての、WBA世界スーパーフライ級王者・河野公平(ワタナベ)への挑戦が実現するかに思えた。だが、そうはならないようだ。

第210回「配布」 〜ホームゲーム開催に向けた告知活動〜

 7月15日(火)の夕方、J2第23節・愛媛FC対コンサドーレ札幌(7月26日)の開催を告知するポスターを、松山市の中央商店街である大街道や銀天街に貼ってまわる活動を行った。  今回、愛媛FC事務局では、J2第23節のホームゲーム開催に向けて、札幌に所属する小野伸二選手の顔写真や、当日、イベントのためニンジニアスタジアムへやってくる仮面ライダー鎧武(ガイム)の姿などが大きくプリントされたスペシャルポスターやチラシを大量に作成した。その宣材アイテムを多くの方に見ていただき、スタジアムへ足を運んでもらうため、10日間に渡り、告知活動を精力的に行ったのである。

第273回 ボクシング界2大スター、次期防衛戦の背景を探る

 9月13日 ラスベガス/MGMグランドガーデン・アリーナ  WBA・WBC世界ウェルター級、スーパーウェルター級王者 (アメリカ/46戦全勝(26KO)) vs.  元WBA世界スーパーライト級、ウェルター級王者 (アルゼンチン/35勝(31KO)4敗) 「再戦も良いじゃないか。ファンが望む試合をこなしていきたいんだ。みんながメイウェザー対マイダナの第2戦を観たいなら、それをお届けするまでさ」  ニューヨークで行なわれたキックオフ会見の際、無敗の5階級制覇王者、メイウェザーはそう語っていた。

Jから失われた「サッカーは興行」という哲学

 メッシが出現する以前の「世界最高のスター」と言えば、多くの人が彼の名前をあげたはずである。  ロナウジーニョ。  母国ブラジルに戻ってプレーしていた彼がアトレチコ・ミネイロを退団するというニュースを聞いた。年齢からして引退なのかと思ったが、「彼は42歳までプレーする」という代理人のコメントも紹介されていた。

吉田(東海大相模)のスライダー、和田(カブス)のストレート

 1年前、彼のことをどう書いたのだったかな。気になって当欄のバックナンバーを調べてみた。 <ストレートは144〜145キロ。スライダーが鋭い。(中略)2年後にドラフトにかかっても不思議はない>  彼とは東海大相模の右腕・吉田凌である。1年生だった昨夏は、神奈川県大会準決勝の横浜戦で先発。好投したが6回に横浜打線につかまり涙をのんだ。2年生になって迎えた今夏、東海大相模は再び準決勝で横浜と対戦し、リベンジを果たす。吉田は、向上との決勝戦に先発して8回2/3をゼロ封、3安打、20奪三振のド派手な快投を見せた。今夏の甲子園(全国高校野球選手権大会)の主役のひとりに躍り出たと言っていい。

Back to TOP TOP