灼熱のカタールの“代わり”は日本でいいのか

 スポニチが比較的大きく取り上げていた一方、ほとんど無視した新聞もあった。どれほど重要性、信憑性のある発言なのか、社によって判断がわかれたのだろう。FIFAのブラッター会長がカタールでのW杯開催について極めて異例のコメントをしたという“事件”である。

開幕戦ゴール

 9月1日、シチズンとのアウェー戦で、いよいよシーズンが開幕しました。新しいメンバーで練習を始めて約2カ月、チームとしても僕自身も不安なく、この日を迎え、どんなゲームができるかとても楽しみにしていました。 ところが、実際 […]

第251回 ヤンキース、“ミラクルラン”は実現するか

「それにしてもヤンキースはよくこの位置にいるなぁ……」  2013年も9月を迎える頃、そんな声がメディアの間からよく聞かれるようになった。9月5日からの大事なレッドソックスとの4連戦を迎えた時点で、ワイルドカード圏内まで2.5ゲーム差。ここまでの波瀾万丈の道のりを思い返してみれば、現時点でプレーオフ進出が不可能ではない位置にいることは、確かに軽いミラクルにも思えてくる。

プロ野球、ある夜の出来事

 すごいものを見た。時は8月31日、場所は阪神甲子園球場。この日、広島対阪神戦が行なわれていたのだが、折からの悪天候で、1度中断した。いったんは再開できたのだが、6回にさしかかって、甲子園は猛烈な豪雨に襲われた。いわゆるゲリラ豪雨といっていいと思うが、あっという間に内野はプールのようになった。

守備陣への「信頼」はザック監督の危機感

 おや、と思った。 「国内、海外も平等に扱いたいと思っている。海外に移籍すれば代表に入れるわけではない。それぞれのクラブ、リーグで活躍することが(代表入りへの)一番の近道と考えてほしい」  8月29日、グアテマラ戦、ガーナ戦に臨む日本代表メンバーを発表する際、ザッケローニ監督はそう言ったという。至極もっともな言葉なのだが、これまでの選手選考の傾向を考えると、ほとんど自己否定ともとれる発言である。

第163回 WBA王者・亀田興毅、WBC王者・山中慎介、WBO王者・亀田和毅……バンタム級王座統一戦を望む

 9月3日、亀田大毅(亀田)が、ロドリゴ・ゲレロ(メキシコ)に判定勝利を収め、IBF世界スーパーフライ級王座を獲得した。  決して誉められた内容ではなかったし、レベルの高い闘いでもなかった。互いに減量に苦しんだのだろう。そのためにスタミナを気にして前半は打ち合おうとはせず、後半に勝負を持ち込もうとしていた。結局は決定打を欠きあう。「勇気」が感じられない試合だった。

第199回「成長」 〜愛媛FCレディース&ユースチームの試合〜

 8月21日(水)、愛媛FCがアウェイでJ2リーグ公式戦(対コンサドーレ札幌)を戦うこの日、愛媛県総合運動園球技場では、愛媛FCレディースが参戦するプレナスチャレンジリーグ2013の公式戦(第3節)が行われた。4月21日に宮城県サッカー場にて開催が予定されていたリーグ戦の第3節が雪の影響のため中止となり、代替試合となったのである。

日本も短くなってきた変化のサイクル

 今年の夏はいったい何度「観測史上初」という言葉を見たり聞いたりしただろう。とてつもない暑さ。破壊的な豪雨。いままでにはなかったことも、起こり続ければ日常になる。いまはどこかに引っかかっている違和感も、あと何年かすると感じなくなっているのかもしれない。

第35回 ブロードバンドでノーマライゼーション社会の実現へ

 先月、3日間に渡ってネパールで行なわれたアジアパシフィック情報通信会議に参加してきました。会議では南アジアの情報通信における政策やサービスについての意見交換が行なわれました。今回、会議に参加したのは開催国であるネパールのほか、ブータン、バングラデシュなど約10カ国。今やITはビジネスや公共の場のみならず一般の人々の生活の一部となっていますが、南アジア、特に地方や山間部の情報通信環境はまだまだ発展途上です。そこで国の発展にITがどのように役立てるのか、について議論が行なわれました。

第103回 将来ある高校球児たちを守れ!

 今年の高校野球も多くの熱戦が繰り広げられ、非常に盛り上がりましたね。準々決勝は全4試合が1点差ゲーム、そのうち2試合が延長戦でした。そして前橋育英(群馬)と延岡学園(宮崎)との決勝も1点差の接戦と、見応えがありました。高校野球の魅力を再認識した方も少なくなかったでしょう。私も十分に楽しませてもらいました。しかし、その一方で高校野球の問題点を改めて感じた大会でもありました。それは指導者のピッチャー、とりわけエースに対する依存度の高さです。

マレーシア選手の意外な高給……Jに漂う危機感

 リーガの開幕を1週間後に控えた8月10日、バルセロナはクアラルンプールでマレーシア代表と親善試合を行った。試合直前になってバルサ側からのクレームにより会場が変更になるという信じられないような“事件”があったものの、バルサ、マレーシア、どちらのファンにとってもまずまず満足のいく試合だったのではないか。結果はバルサの3−1だったが、マレーシアも一度は同点に追いつくゴールを奪っていたからである。

第250回 フィリピンの英雄が迎える“危険な復帰戦” 〜マニー・パッキャオvs.ブランドン・リオス展望〜

 昨年12月8日、場所はラスベガスのMGMグランドガーデン。マニー・パッキャオがファン・マヌエル・マルケスから浴びた右カウンターは、近年のボクシング界で最も衝撃的なKOパンチとして記憶されていくことになるだろう。  マルケスがパッキャオをキャンバスに送り込んだ6ラウンドの一撃で、さまざまなものが失われた。1999年以降は1度もKO負けがなかったパッキャオの不倒記録、フロイド・メイウェザーとのメガファイトが近未来に実現する可能性、そして、フィリピンの英雄がまとっていた不可侵のオーラ……。半ばフィクションじみた快進撃を続けていた現代の怪物ボクサーはついに轟沈し、私たちボクシングファンも現実の世界に引き戻されることになった。

第143回「人ごみでロードレースを!」

「ロードレース」はなぜ「ロードレース」と言うのか? それはもちろん「ロード=道」で行うからである。普段、一般市民が行きかう道を、その日だけは自転車やランナーがコースとして使うのだ。一方、本来の道ではない公園や、港などのクローズド・スペースで開催されているレースは、本当の意味での「ロードレース」ではないのかもしれない。

ユースのマナー向上 あとは起爆剤待ち

 先週末、日本クラブユース選手権の準決勝、決勝があったので、ちょっとのぞきに行ってきた。エスパルスのFW北川、ガンバのMF井手口、サンフレッチェのMF野口、そして優勝したマリノスのDF福田、尾身、MF早坂、田崎……名前を挙げていったらキリがないぐらい、楽しみな選手がたくさんいた。

第71回 里内猛が描く日本の未来図Vol.10 〜ジーコ、オシム、関塚を支えたフィジコ〜

 2010年、里内が大宮アルディージャからの契約延長を断って、ロンドン五輪代表のフィジカルコーチを引き受けた最大の理由は、06年ドイツW杯にあった。  02年にジーコが代表監督に就任してからの日本代表は、中国で行われたアジアカップ(04年)で優勝。05年には世界で最初にW杯出場を決め、コンフェデレーションズカップにも出場した。コンフェデ杯ではメキシコとブラジルに敗れたものの、ギリシアに勝ち、本大会へ期待を持たせた。中田英寿、小野伸二、稲本潤一、そして中村俊輔――中盤に関しては史上最高といってもいい、才能ある選手を揃えていた。

第198回「指定」 〜愛媛FCレディース、第13節&第15節〜

 6月30日(日)、プレナスチャレンジリーグ2013の第13節となる愛媛FCレディース対セレッソ大阪堺レディースの一戦が、愛媛県総合運動公園球技場にて行われた。第12節終了時点で3連敗中の愛媛FCレディース。このホームゲームで、浮上のきっかけをつかみたいところである。

第249回 “敗者なき戦い”の後で 〜オマー・フィゲロアvs.荒川仁人〜

「ニヒト・アラカワは地球上で最も勇敢な男かもしれない!」  オマー・フィゲロア対荒川仁人戦を中継した「Showtime」の実況担当は、激闘の興奮から試合中に思わずそうまくし立てた。  アナウンサーがときにオーバーに語り過ぎるのは、どの国でも同じ。しかし、7月27日に行なわれたWBC世界ライト級暫定王座決定戦を目の当たりにしたファンは、誇大表現にもそれほど違和感は抱かなかったかもしれない。

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